World Ranking
素敵な洋楽ランキング
search

洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】

これまでに人気があった洋楽のヒップホップ楽曲をピックアップしました。

再生数の多かった曲を順番にランキング形式で紹介しています。

どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。

プレイリストも更新中です。

洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】

King KuntaKendrick Lamar

2020年代において自他ともに認める最高のラッパーであり、作品をリリースするたびに時代を動かすほどの衝撃を与え続ける天才、ケンドリック・ラマーさん。

2022年には5年ぶりのアルバムとなる2枚組の大作『Mr. Morale & The Big Steppers』をリリース、そのあふれんばかりの才能を改めて世に示したラマーさんですが、そんな当代きってのヒップホップ詩人の評価を決定付けたアルバムといえば、やはり2015年にリリースされたサード・アルバム『To Pimp A Butterfly』でしょう。

メジャー作品としては2枚目となる本作のすごさを短い文章で語るようなことは不可能ですが、アメリカはもちろん各国でチャート初登場1位といった商業的な成功、第58回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバムの受賞といった批評家筋の評価はもとより、収録曲の『Alight』が後の「ブラック・ライブズ・マター」運動におけるアンセムとなったことなども踏まえて、社会に与えた影響は非常に大きいのです。

今回の記事に沿った観点で本作を紹介するのであれば、このアルバムはロバート・グラスパーさんやテラス・マーティンさんといった新世代のジャズ・アーティストが参加しており、2010年代におけるジャズとヒップホップの新たな形を明確に提示してみせた作品なのですね。

名匠スパイク・リー監督のジャズをテーマとした映画『モ’・ベター・ブルース』にインスパイアされたというエピソードもありますから、深掘りしたい方はそちらの映画もぜひチェックしてみてください。

KOH-1

Slim’s ReturnMadlib

仮にあなたが重度のジャズ・ファンでかつトラックメイカーとして活動していたとして、ジャズの歴史における最重要レーベルの1つ「ブルーノート」が所有する音源を自由に使っていいですよと言われたら、喜びよりもそのプレッシャーに圧し潰されてしまうと考えたとしてもおかしくはないですよね。

そんな途方もないチャンスを実際に手にした上で、見事なアルバムを作り上げるという偉業を成し遂げたのがアメリカはカリフォルニア州出身のプロデューサー、マッドリブさん。

西海岸のアンダーグランドなヒップホップ界隈では知られた存在であったマッドリブさんは、さまざまな名義を使い分けてジャンルをまたいだ作品をリリースする多作家でもありますが、本稿で紹介する『Shades Of Blue』は2003年にブルーノートからリリースされ、ヒップホップ史に残る名盤として語り継がれている作品です。

本作でマッドリブさんの名前を覚えた、という方も多いかもしれません。

ジャケットからしてブルーノートの諸作品を意識したアートワークというのも素晴らしいのですが、往年のジャズ・カタログに対する敬意を感じさせながらも、ヒップホップ世代による独自のセンスで料理したサウンドはまさに唯一無二。

元ネタを知っている方であれば、この曲がこんな風に変化するのかといった驚きも楽しめますよね。

もともとマッドリブさんはジャズに対する深い愛情と膨大な知識を持ったアーティストであり、ジョン・ファディスさんという著名なジャズ・トランペッターを叔父に持つという出自の持ち主で身近にジャズが鳴っていたからこそ、ジャズとヒップホップの架け橋のような存在となり得たのだと言えましょう。

KOH-1

Againwun two

このジャンルではかなり初期から活躍しているワン・トゥーさん。

2014年の名盤『Penthouse』のリリース時にも、特にローファイというジャンルを意識していなかったとのこと。

そもそも2003年からこうした音楽を意欲的に制作していたワン・トゥーさんとしては、1990年代からA Tribe Called QuestやWu-Tang Clanなどのジャズを取り入れたヒップホップはずっと存在していたのに、近年特に注目されるようになったことが不思議に感じるそうです。

ざらついた音色で構成されたノスタルジックな音楽も、ただ使用した機材の性能が悪いためにそのようなサウンドになってしまっただけなのだとか。

このジャンルの礎となったワン・トゥーさんは特に気負うことなく、運転中や屋外でリラックスして聴ける音楽を届けてくれます。

増田文化

LimboDaddy Yankee

キャリアを通して、いくつものヒットソングを残してきた、レゲトンの代表的なアーティスト、ダディー・ヤンキーさん。

2000年代から現在にかけて第一線で活躍を続けており、ドン・オマールさんと並んで、キング・オブ・レゲトンの1人として知られています。

そんな彼の名曲のなかから、特にオススメしたい作品が、こちらの『Limbo』。

非常にアップテンポで、ボルテージの高い、ノリノリのレゲトンに仕上げられています。

ぜひチェックしてみてください。

Ryo

Shimmy Shimmy YaOl’ Dirty Bastard

ODB、ビッグ・ベイビー・ジーザス、ダート・マクガードといった複数の名前で知られているラッパー、オール・ダーティー・バスタードさん。

2004年にアレの過剰摂取でこの世を去ってしまいましたが、現在でも彼の残した楽曲は愛され続けています。

そんなオール・ダーティー・バスタードさんの名曲が、こちらの『Shimmy Shimmy Ya』。

王道のハードコア・ヒップホップにまとめられた作品で、バツグンの聴きごたえをほこります。

Ryo

Bow Bow Bow (F My Baby Mama) (Glo-Mix)Sexyy Red ft. Chief Keef

ヒップホップ界の新たな動きを象徴する『Bow Bow Bow(F My Baby Mama)(Glo-Mix)』は、2023年12月にリリースされカーディ・Bさんがインスタで踊るなど話題に。

セクシー・レッドさんが力強いフックを担当し、一方でチーフ・キーフさんはシカゴの色を前面に。

彼らの曲は露骨な歌詞にもかかわらず、音楽ファンからの熱い支持を受け、新たなトレンドを築いています。

特に女性リスナーから共感を呼び、オススメの1曲ですよ。

RAG MUSIC 編集部