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モーリス・ラヴェルの名曲。人気のクラシック音楽
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モーリス・ラヴェルの名曲。人気のクラシック音楽

「ボレロ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」などの名曲で知られるフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルの曲の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。

「管弦楽の魔術師」と呼ばれた作曲家による素晴らしき名曲の数々をお楽しみください。

もくじ

モーリス・ラヴェルの名曲。人気のクラシック音楽

組曲「鏡」第3曲「洋上の小舟」Maurice Ravel

モーフランツ・リストやクロード・ドビュッシーの影響を受けつつ、ピアノの可能性を新たな高みへと引き上げましたモーリス・ラヴェル。

組曲『鏡』は1905年に作曲された作品で、第3曲『洋上の小舟』は画家のポール・ソルドにささげられました。

水面を滑るような流れるメロディと波の動きを模倣した動的なアルペジオによって、広大な海の情景と小舟の静かな進行が音楽的に描き出されているこの作品は、まさにフランス印象派の華やかな美しさと透明感をたたえた1曲!

ラヴェルの色彩感豊かなオーケストレーションと繊細なテクスチャーをご堪能ください。

RAG MUSIC 編集部

組曲「鏡」第4曲「道化師の朝の歌」Maurice Ravel

印象主義音楽の代表的存在であるモーリス・ラヴェルの音楽は、工芸的な緻密さと形式の完璧さで知られています。

『組曲「鏡」第4曲「道化師の朝の歌」』は、1905年に完成したピアノ組曲の一部で、後にラヴェル自身によってオーケストラ版も発表されています。

この曲は、スペイン音楽の影響を受けたリズムや楽器の使い方が特徴的。

演奏会やコンクールでもたびたび取り上げられる人気作品で、ラヴェルの革新的な音楽性に触れたい方にオススメです。

RAG MUSIC 編集部

バレエ音楽「マ・メール・ロワ」より「5. 妖精の園」Maurice Ravel

フランスを代表する作曲家モーリス・ラヴェルは、幼年期の記憶や想像力をかきたてる童話の世界を音楽で表現することに長けていました。

特に1908年から1910年にかけて作曲されたピアノ連弾組曲『マ・メール・ロワ』は、シャルル・ペローの『マザー・グースの物語』などを題材とした、ラヴェルならではの繊細で色彩豊かな作品です。

第5曲『妖精の園』は、組曲の終曲を飾るにふさわしい美しい旋律が印象的。

バイオリンの官能的な音色が物語のクライマックスを思わせ、聴く者を童話の世界へといざないます。

『眠れる森の美女』のワンシーンのようにも感じられるこの曲は、フィナーレにふさわしい華やかで幻想的な輝きを放つ本作は、ラヴェルの作品を初めて聴く方にもおすすめの1曲です。

RAG MUSIC 編集部

組曲「マ・メール・ロワ」第1曲「眠れる森の美女のパヴァーヌ」Maurice Ravel

イギリスで古くから伝えられてきた童話『マザー・グース』を題材として作曲された、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルの『マ・メール・ロワ』。

オリジナルはピアノ連弾ですが、これをベースとした管弦楽曲やバレエ音楽も広く親しまれています。

組曲の幕開けを飾る第1曲『眠れる森の美女のパヴァーヌ』は、童話『眠れる森の美女』を題材としており、夢の中を漂っているような不思議な気持ちにさせられる1曲です。

淡い雰囲気を出せるよう、やわらかく角のない音で演奏しましょう。

ゆり

亡き女王のためのパヴァーヌMaurice Ravel

ピアノ作品の名作を聞かれると、多くの方は『亡き女王のためのパヴァーヌ』をイメージするのではないでしょうか?

本作は前衛的な音楽性で現代音楽に多大な影響をもたらした作曲家、モーリス・ラヴェルの名作です。

モーリス・ラヴェルは生前、この楽曲に対する評価を明言してこなかったのですが、晩年になってからはこの楽曲に対する特別な思いを述べています。

そういった背景を知ることで、より一層感動できるので、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

独創性にあふれた作風で多くのアーティストに影響を与えた作曲家、モーリス・ラヴェル。

日本でも多くのファンがいる作曲家ですね。

そんなラヴェルの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調』。

ト長調4拍子でロンド形式を取る本作は、ゆったりとしたリズムとエキゾチックな雰囲気を持った主題が特徴の作品です。

美しい旋律といえばこの作品の名前を挙げる方も多いのではないでしょうか?

Ryo

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