【速報】Re:Festival 2017「ARSKN(アルソコニ)」ライブレポート
橿原神宮でおこなわれる奈良県初の野外ロックフェスティバルRe:Festival(アール・イー・フェスティバル)。
主催するのは奈良県出身の3ピースロックバンドRe view(リビュー)。
音楽で地元に恩返しをしたいと始められたこのフェスのARSKNのライブレポートをお届けします!
会場に鳴り響く轟音
Beastie BoysのSabotageのカバーから始まったARSKNのライブ。
サウンドチェックの時にパラついた雨が心配でしたが、ライブが始まるとピタリと止みました。
Sabotageでは共演者が登場し、いきなりのコラボライブ。
普段から同じようにライブハウスで演奏しているバンド同士の絆を垣間見ました。
続けてBBAとHEYT。
サウンドチェックの最後にPAさんに「ギターの音、怒られるくらい上げといてください」と言っていたボーカルギターの中島良波(りょうな)。
会場には攻撃的でハイゲインなギターサウンドがこれでもかと響き渡り、迫力のステージングが繰り広げられました。
客席に訴えかけるかのようなライブ
4曲目に演奏されたのは2017年6月にリリースとなったミニアルバムの表題曲TOUSOU。
脱力感のあるイントロから始まるこの曲。
自分の中の不安や不満を絞り出すように、1つ1つの言葉を客席に訴えかけるかのように投げ込む姿が印象的でした。
そのままギアアップして流れ込むようにMyndが始まりました。
「俺は間違ってない」と反骨精神むき出しの歌詞を繰り返します。
心なしか今までのサウンドよりも攻撃力を増し、テンポよく曲が進行していきます。
曲の途中で一度締めたかと思えば、ベースのハウリングが会場を包み込み、メンバーが息を合わせてオールイン。
あまりの迫力に圧倒されてしまいました。
再びカバーで仲間が登場!!
ここで「せっかくやから祭りらしく、奈良で1番祭りを体現している男を紹介します」と言って奈良ネバーランドのブッキングスタッフで今回のRe:Festivalの実行委員も務める奥田レオナが登場。
聴きなじみのあるギターリフから始まったのは、Rage Against the MachineのSleep Now In the Fire。
自身もDROP CLOCKでボーカルとして活動しているレオナの切れ味するどいシャウトが会場に響きました。
今までの脱力感を含みつつ轟音の楽曲の雰囲気とは打って変わり、体を揺らしてノリたくなるような雰囲気。
ステージ上を駆け巡りながらどんどん会場の空気を変えていき、最後にはステージの骨組みに登り叫ぶレオナ。
会場の注目を一手に集めます。
ボーカルギターの中島良波が冒頭で「今日は野外やからせっかくやからええ感じでやろ」と言っていたように野外フェスらしい光景が広がり、橿原神宮でもこんな景色が見れたことに、奈良県出身の音楽好きとして感動が抑えられませんでした。
ライブ終わりに一言!
オーディエンスを巻き込んだARSKNの熱いライブ!最高でした!#ARSKN#ReFestival2017#アールイーフェスティバル#ReFestival #奈良https://t.co/mLDatxdq9Gpic.twitter.com/mr6jEOWzER
— RAG Music@楽曲リクエスト募集中! (@studiorag) October 7, 2017
ARSKNプロフィール
1970/4/26(金) Re:Festival(アールイー・フェスティバル)
奈良県出身の3ピースロックバンド、Re viewの主催する野外ロックフェスです。
奈良で育ったRe viewが地元に音楽で恩返しをしたいという思いで開催されるフェス。
野外ロックフェスがほとんどない奈良県で2017年からスタートする新たなロックフェスです。
奈良県内の音楽ファンだけでなく関西の音楽好きは必見のイベントです。
名称 | Re:Festival |
日程 | 1970/4/26(金) |
場所 | 奈良県 橿原市 畝傍町 橿原神宮森林遊苑 |
SNS |
ライタープロフィール
音楽フェスマスター・編集長
羽根佳祐
RAG MUSIC編集長で音楽フェス担当。
大学1回生のとき、初めて行った音楽フェスで「こんなに自由でこんなに楽しい場所があるんだ」とその魅力に取り憑かれました。
すてきな音楽フェスの情報をお届けし、音楽フェスファンを増やすべく、日々発信中。
Twitter:k_tatatyn_lp