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【音楽葬】故人を偲ぶお葬式・告別式のBGM
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【音楽葬】故人を偲ぶお葬式・告別式のBGM

最近では「音楽葬」という言葉も聞かれるようになり、お葬式で故人を偲んで音楽を流すことも増えたように思います。

生前の感謝の気持ちや愛情を伝える手段として、音楽に思いを託す方が増えているんですね。

そこでこの記事では、故人を偲ぶ曲、葬儀のBGMとしてオススメな曲をいくつか紹介していきます。

故人への思いをつづった楽曲のほか、お葬式の厳かな雰囲気を壊さないクラシックや落ち着いた雰囲気のJ-POPからも選曲しましたので、ぜひ参考にしてください。

【音楽葬】故人を偲ぶお葬式・告別式のBGM

ひこうき雲松任谷由実

1973年11月にシングル『きっと言える』のB面曲、そして約2週間後に発売されたアルバムの表題曲として発表された松任谷由実さんの楽曲です。

40年後の2013年には、宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』の主題歌として起用され、再度注目を浴びることに。

筋ジストロフィーを患い短い生涯を閉じた小学生の同級生をモチーフに作られたという『ひこうき雲』。

「空にあこがれてあの子はかけていった」という歌詞からは、病気に苦しんだ友への「すべての痛みから解放され幸せに暮らしてほしい」という思いが感じられます。

ゆり

逢いたくていまMISIA

心が震える歌声で幅広い層のファンを持つMISIAさん。

この曲『逢いたくていま』は、大沢たかおさんが主演して大ヒットしたドラマ『JIN-仁-』の主題歌になっていたことでも知られているナンバーです。

タイトルにもあるように、会いたくても会えない相手へ向けた内容の歌詞、大切な人を亡くされた方、亡くなってもうずいぶんと時間はたつけれども会いたくて仕方ないという気持ち、そんな気持ちにグッと寄り添ってくれる涙なしでは聴けない1曲です。

うたたね

レクイエムWolfgang Amadeus Mozart

この曲は、匿名の使者を通じて作曲を依頼され書いたものであり、モーツァルトは亡くなる直前まで作曲に取り掛かっていました。

しばらく病床にあったモーツァルトは、多くの未完部分を残したまま35歳の若さで世を去ってしまいました。

レクイエムとは、本来はカトリック教会で執り行われる儀式「死者のためのミサ」で演奏されることを目的に書かれた典礼用の声楽曲です。

歌詞はラテン語による典礼文が使われ、聖書に基づいた言葉や聖句そのものから成っています。

神への賛美や、神と一体となることだけでなく、聖書にある「最後の審判」の描写と、その裁きから死者が救われ永遠の安息を求める祈りが歌われています。

HATSUMI

いつも何度でも木村弓

映画『千と千尋の神隠し』の主題歌であり、同映画の挿入歌『いのちの歌』とともに大ヒットした木村弓さんの1作目のシングルです。

温かい歌声とハープの優しい音色が、映画の不思議な世界観をより引き立てていましたよね。

死は、この世のすべてのものに平等に訪れるもの。

「体がこの世から消えてしまっても、あなたとの輝く思い出は忘れないよ」大切な方の旅立ちをただ悲しむのではなく、残してくれた思い出に対する感謝を伝えられるそんな一曲です。

角のないふんわりとした音色も、新たなステージに進む故人をやさしく送り出すのにピッタリといえるのではないでしょうか。

ゆり

始まりの詩、あなたへ岩崎宏美

岩崎宏美さんの62枚目のシングル。

2008年公開の映画『能登の花嫁』の主題歌に起用された楽曲です。

作詞と作曲は、シンガーソングライターの大江千里さんが担当しています。

あなたへの心からの感謝を歌った1曲。

「どちらかが先に旅立つことになっても、ずっと忘れないよ」言葉では表現しきれないほどのありがとうの気持ちと、会えなくなってもずっと思い続けたいという素直な思いは、きっと先に旅立ってしまった大切な方にも伝わることでしょう。

ゆり

別れの曲Frederic Chopin

優美な旋律から始まる曲で、冒頭の旋律は誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

本来の名は『練習曲作品10第3番ホ長調』ですが、日本では『別れの曲』というタイトルで有名ですよね。

この曲名の由来は、ショパンを描いた1930年代のドイツ映画『別れの曲』でこの曲が使われたことです。

この映画の影響もさることながら、日本では映画やテレビ番組でくりかえしこの曲が別れの場面に使われてきたために別れの曲としてのイメージが浸透しています。

HATSUMI

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