【速報】ザ・西院フェス2017「吉田省念バンド」ライブレポート
京都で行われている街フェス「ザ・西院フェス」の春日幼稚園会場より、速報レポート。
一体どのようなライブが展開されているのか!?
隅々までレポートします!
もくじ
ザ・西院フェス2017「吉田省念バンド」ライブレポート
会場の空気をどんどん変えていく
片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティの次に登場したのは吉田省念バンド。
先程までの盛り上がりによる興奮も冷めやらぬ中、自分たちのペースでライブを始めた彼ら。
「霊魂の涙」ではアコギを手にしながらもエフェクターを駆使して、不思議な空間を演出しながら演奏を終え、その余韻の中2曲目「月と太陽」が始まった。
シンセのキラキラとしたサウンドが観客の体をゆらゆらと動かす。
ここは完全に彼らの空気感が充満する会場に変わっていった。
多彩なサウンドが会場を包み込む
1曲目から2曲目のつなぎで印象的だったギターサウンドや、キラキラとしたシンセのサウンドなどは先程言及したが、終始さまざまな音色で観客を楽しませてくれた。
ドラムはマレットで柔らかなシンバルサウンドやふくよかな太鼓の音、ロッドを駆使して軽やかなスネアサウンドを聴かせてくれた。
4曲目の「小さな恋の物語」では透明感のある最高に気持いいサウンドを奏でていたかと思えば時折ハイゲインな鋭いサウンドが姿を現したりなど、聴く者をまったくあきさせない。
そして「LUNA」ではどこからともなく聴こえてくる不思議なサウンド……彼らのライブをより印象的にしていた。
雨が降って悔しいけどうれしい
彼らの演奏中、外は小雨が降っていた。
そこでボーカルギターの吉田省念は「僕らが西院フェスに出るといつも雨が降る……」「でも印象に残るという意味では少しうれしい」と語った。
今回も雨の中のライブで我々の印象に残るライブをしてくれた彼らがここで演奏したのは「夏がくる」。
最高に爽やかでノスタルジックな1曲、今日の空模様にもよく合う曲だった。
今日だけのライブを届けてくれた
最後の曲として演奏されたのは「いつでっか」。
楽曲の中盤ではピアノ、ギター、ベース、ドラムと、それぞれのソロパートが設けられ、さながらセッションのよう。
多彩なサウンドもそうだが、個々の高い演奏技術が大変魅力的なライブであった。
……と、ここでライブは終わりかと思いきや、時間が残ったからということで急遽もう1曲、「ツバメノチッタ」を演奏することに。
最後まで爽やかで気持ちいい音楽に包み込まれる時間だった。
ライブ終わりに一言!
ザ・西院フェス、春日幼稚園ステージでのライブを終えて一言いただきました✨夕暮れの中での雰囲気ばっちりのライブ、最高でした😊🎶吉田省念バンドより。ライブレポートはのちほど!お楽しみに⭐️#吉田省念バンド#saifes#西院フェス#京都pic.twitter.com/Mu11fHFJD8
— RAG Music@楽曲リクエスト募集中! (@studiorag) August 5, 2017
吉田省念バンドプロフィール
https://www.youtube.com/watch?v=558xCVa_z50
https://www.youtube.com/watch?v=xL0BIGncmac
ザ・西院フェス
2022/11/5(土) ザ・西院フェス
京都の西院周辺でおこなわれている無料(チップ制)の音楽フェス、西院フェス。
2017年からは春、夏、秋に分けての開催となりました。
ライブハウスだけでなく、カフェや神社など西院の街中が会場となり、街全体に音楽があふれる2日間になるでしょう。
名称 | ザ・西院フェス |
日程 | 2022/11/5(土) |
場所 | 京都府 京都市 西院春日神社 |
SNS |
ライタープロフィール
音楽フェスマスター・編集長
羽根佳祐
RAG MUSIC編集長で音楽フェス担当。
大学1回生のとき、初めて行った音楽フェスで「こんなに自由でこんなに楽しい場所があるんだ」とその魅力に取り憑かれました。
すてきな音楽フェスの情報をお届けし、音楽フェスファンを増やすべく、日々発信中。
Twitter:k_tatatyn_lp