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【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
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【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲

ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。

とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで多くの分野で聴くことのできるものです。

実際に多くのポピュラーミュージックのヒット曲などでも、サックスの音色が重要な役割を果たしている楽曲は多く存在しています。

今回の記事では、最新の洋楽から誰もが知っているJ-POPの名曲に映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだバラエティ豊かなラインアップの名曲たちをお届けします。

「この楽曲のこのフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?

ぜひお楽しみください!

もくじ

【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲

Just the Two of Us (feat. Bill Withers)Grover Washington Jr.

サックスが光る作品として最も有名なのは、恐らく『Just the Two of Us(feat. Bill Withers)』ではないでしょうか?

本作はジャズフュージョン界における最も偉大なサックス奏者であるグローヴァー・ワシントン・ジュニアさんが、ビル・ウィザースさんをフィーチャーした作品です。

ジャズフュージョンとR&Bをミックスしたような軽快なメロディーは、ボーカルの良さもサックスの良さも引き出しています。

Ryo

色彩のブルースEGO-WRAPPIN’

昭和歌謡のエッセンスを取り入れた独特のジャズサウンドで人気を集めるバンド、EGO-WRAPPIN’。

退廃的な雰囲気をただよわせた楽曲はコアなファンが非常に多く、カラオケなどでも頻繁に歌われています。

そんな彼女たちの作品のなかでも、特にサックスの魅力が感じられる作品としてオススメしたいのが、こちらの『色彩のブルース』。

冒頭のサックスパートから一気に世界観へと引き込む本作は、ボーカルはもちろんのこと、サックスだけでも十分な聴きごたえがあります。

Ryo

Smooth OperatorSade

サックスの豊かな響きはただジャズのクラブだけに響くものではありません。

Sadeさんの『Smooth Operator』は、サックスがシルキーな彩りを加えるパーフェクトな例です。

80年代に飛び込んで来た彼女のスタイルは、新しくセンセーショナルな風を音楽シーンにもたらしました。

サックスのメロディはこの楽曲に洗練されたテイストとドラマティックな空気を注入し、曲の心地よいリズムと見事に調和しています。

「Smooth Operator」はその風格で、街の喧騒を忘れさせるユニークな魅力を持つ1曲です。

モダンな音楽の中で、サックスが奏でる魔法のような妙味をぜひ感じてください。

RAG MUSIC 編集部

I Love You More Than You’ll Ever KnowDonny Hathaway

サックスの音色は心を揺さぶる存在です。

その中でも、ダニー・ハサウェイさんの『I Love You More Than You’ll Ever Know』は特にサックスの魅力があふれた作品です。

本作はサックスが繊細かつ力強い表情を作っており、メロディにさらなる深みを加えています。

ジャズとサックスの相性はもちろんのこと、本作のようなソウルとサックスの組み合わせは、聴く者の魂を震わせる力を持っていますね。

RAG MUSIC 編集部

スローバラードRCサクセション

サクソフォーンの音色はさまざまなジャンルでその魅力を放っていますが、RCサクセションの『スローバラード』は、特にサックスの優美な響きが際立つ1曲です。

静かなバラードの中に、絞り出すような歌声とともにつむがれるサックスのメロディは、リスナーの心に深い哀愁を呼び起こします。

1976年のリリースから時を超え、多くのアーティストにカバーされた本作は、ロックバンドらしからぬ繊細さを持った名曲と言えるでしょう。

涼しげでありながら、どこか熱を秘めたサックスの音色は、今なお多くの音楽ファンを魅了してやみません。

RAG MUSIC 編集部

Englishman In New YorkSting

サックスの柔らかな響きが心地よいスティングさんの『Englishman In New York』。

ジャズやポップスで活躍するこの管楽器の魅力が詰まった1曲です。

イギリス人のハスキーボイスが特徴的なアーティストによる、ソプラノサックスの優美なメロディーが際立っています。

ロックバンド、ザ・ポリスからの独立後も斬新な音楽を追求するスティングさんが、イギリスの俳優クエンティン・クリスプさんの人生をテーマに作り上げたこの楽曲。

クエンティンさんの孤独と希望が込められた歌詞とサックスの哀愁が、リスナーの心に刻まれます。

音楽の持つ包容力を再確認できる作品と言えるでしょう。

RAG MUSIC 編集部

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