9月の童謡・子どものうた。秋がすきになる手遊びうた
過ごしやすい秋の気配を感じるようになりましたね。
秋といえばどんぐりやまつぼっくりを探したり、さつまいもやクリなど秋の味覚を楽しんだり、と子どもにとって楽しいことがたくさんある季節です。
この記事ではそんな秋を感じられる、9月の童謡や手遊びうたを紹介します。
秋の風景を感じるうた、おいしい食べもののうたなど、秋をたっぷり楽しめるうたを集めました。
「秋ってなあに?」という小さな子に、秋の魅力を伝えたいときにもぴったりですよ。
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9月の童謡・子どものうた。秋がすきになる手遊びうた
とんぼのめがね作詞:額賀誠志/作曲:平井康三郎
秋になったら歌いたくなりますね。
福島県広野村の医者だった額賀誠志さんが詩を書いて、それに作曲家の平井康三郎さんが曲をつけたのがこの童謡の成り立ちです。
輪っかを作ってとんぼの目にしてみたり、手を広げて飛んでいる様子を表現してみたり。
手遊び歌としてもいいですが、体全体を使って楽しめる歌でもあります。
親子でぜひ。
(荒木若干)
ポンポコたぬき作詞:村山寿子/作曲:一宮道子
さまざまなアニメで題材にされ、多くの子供に親しまれているたぬき。
そんなたぬきがお月見を楽しむ様子を歌っているのが『ポンポコたぬき』です。
こちらは作詞を村山寿子さんが、作曲を一宮道子さんが手掛けています。
曲中ではおなかをたたく擬音語で、たぬきたちが楽しんでいる様子を表現しています。
それに合わせてみんなでおなかをたたくマネをすれば、盛り上がること間違いなしでしょう。
また、キャッチーなフレーズが多いのもこの曲の魅力です。
(山本)
赤とんぼ作詞:三木露風/作曲:山田耕筰
三木露風さん作詞、山田耕筰さん作曲。
NHKによる「あなたが選ぶ日本のうた・ふるさとのうた」アンケートでは第1位を獲得した、日本を代表する童謡と言えます。
沈んでいく夕日とそれを背に飛ぶとんぼの姿が目に浮かびますね。
そんな様子を手を使って表現してみましょう。
ゆったりとした曲調なので、小さなお子さんでも合わせやすいはずです。
(荒木若干)
大きなくりの木の下で原曲:イギリス民謡
日本の秋の童謡として知らない人も少ないであろう、昔から長きにわたって歌い続けられた1曲。
歌詞もメロディもわかりやすく、親の世代からその上の世代まで、たくさんの世代で愛されてきたわらべ歌です。
歌詞の内容も親しみやすく、そして歌詞の内容も小さなお子さんでも想像しやすいのがこの曲のいいポイントかもしれません。
(村上真平)
うさぎのダンス作詞:野口雨情/作曲:中山晋平
9月のイベントの一つに、十五夜がありますよね。
お月様にいるうさぎに、思いをはせる子どもたちも多いのではないでしょうか。
そこで紹介したいのが『うさぎのダンス』です。
こちらは作詞を野口雨情さんが、作曲を中山晋平さんが手掛けた手遊び歌。
うさぎの動きを表現する歌詞と、軽快なリズムが魅力です。
とくにうさぎの足と耳の動きを表現する振り付けは、かわいらしい見た目なので、お友達と見せあいっこしても楽しそう!
十五夜にはこの曲で、盛り上がってみてくださいね。
(山本)
虫のこえ文部省唱歌
セミが鳴く暑い夏が終わる9月頃からは、今度は秋の虫の鳴き声が聞こえ始めます。
そんな様子を歌にしたのがこちらの『虫のこえ』です。
曲の中にはマツムシやスズムシといった秋の虫が登場し、それぞれの鳴き声が歌詞の中で表現されています。
セミとはまた違った鳴き声で、穏やかな季節の訪れを感じられます。
こんな鳴き声なのかとわかったら、実際に秋の夕方から夜にかけて耳をすませてみましょう。
曲と同じような鳴き声がきっと聞こえてくるはずです!
(SAKI)