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弾き語り初心者が押さえておきたい3つのポイント
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弾き語り初心者が押さえておきたい3つのポイント

楽器を使って、自分で伴奏しながら自分で歌うこと。

それが「弾き語り」です。弾き語りができるようになると歌うことがもっと楽しくなります。

今回はこれから弾き語りをはじめたい方にとってはじめに確認しておきたいことを紹介したいと思います。

楽器を弾きながら歌う

弾き語り

http://o-dan.net/ja/

楽器をやったことがない人は、通常カラオケを使って歌うことが多いと思います。

カラオケは、安定した伴奏をしてくれるメリットがある反面、歌う側に合わせた伴奏はしてくれないというデメリットも。(機械ですから、当然です)

もし、自分で伴奏することができれば、同じフレーズを何回もくり返し練習したり、自分の歌うタイミングに合わせて、演奏テンポを落としたり、自由度が増します。

つまり、歌に合わせた伴奏をつけることができる!

弾き語りは、難しそうに思いますが、最低限の準備さえ整えば、すぐにできるようになります。

1. 楽器を選びのポイント

スタンダートな「ピアノ」か「ギター」がオススメ!

一般的なイメージとしては、ピアノ(鍵盤系)かギターが思い浮かぶと思います。

プロのアーティストも、おおよそ、どちらかで弾き語りをしています。実際、どっちを選んだらいいか迷っている人に、アドバイスいたしましょう。

ピアノ(鍵盤系)※鍵盤系とは、キーボートやシンセサイザー、ハーモニカなども含む。

鍵盤系を選ぶメリットは、鍵盤を叩けば音が出るということです。

誰が弾いても、奇麗な音が出るので、「(例えば、トランペットのように)音を出すまでの苦労」はありません。

ピアノに似合う曲調としては、バラード系、おしゃれ系など、わりと、しっとり聞かせるような歌が似合います。

男性がピアノを弾けると、プラスギャップが得られるかもしれません。

デメリットは、例えば、キーボードの場合、手持ち移動が重くて大変です。

小さい鍵盤でしたら、そうでもありませんが、一人では持てないくらい、大きい鍵盤になると車移動が必要になります。

自宅用なのか外で使う用なのか、考えて、購入するとよいでしょう。

ギター

ギターのメリットは「気軽さ」です。

音楽理論に詳しくない人でも、始められる気軽さがあります。

エレキギター、アコースティックギターと、種類にもバリエーションがあります。

基本、重量はそんなにないので、肩に担いで持ち運びが可能。

アコースティックであれば、電源も不要なので、旅行先や野外での演奏もすぐできます!

ピアノと違って大変なのは、奇麗な音が出るまで、少々、練習が必要なことです。

ギターは、指できちんと弦を押さえないと奇麗な音がでません。

特に女性は、手が小さいので、指が届かなかったりするので、大変かもしれません。

その場合は、小さ目のギターを選ぶとよいでしょう!

2. 楽器を買ってまず練習すること

http://o-dan.net/ja/

和音を鳴らしてみましょう

楽器を購入したら、まず、和音(コード)を鳴らす練習をしていきましょう。

「簡単な弾き語りをしたい」目的の場合、理論や音階練習は、弾いていく過程で必要と感じた時に、都度、学んでいくのがよいと思います。

「和音=コード」※例えば、C(シー)の和音は、「ド・ミ・ソ」になります。

他にもたくさんのコードがあります。

このコードを覚えるコツとしては、「指の形」で覚える!

「ド・ミ・ソ」のように、構成する音も、もし、頭に入れられたらべストですが、大変だと思ったら、まずは、指の形で覚えていきましょう。

その指の形を確認するために、1冊、コードネームの参考本を買っておくと便利です。

すべてのコードを覚えなければいけないわけではなく、まずは、練習したい曲に必要なものだけを、マスターしていきましょう!

3. 4拍子の「拍のあたま」に和音を入れる

伴奏をテンポキープに使うようにする

練習曲に、必要なコードが鳴らせるようになったら、その和音を、4拍子の拍のはじめに「ジャーン」と鳴らしてみます。

そうすると、それがテンポキープの役割をしてくれます。

始めは、ゆっくり、テンポを自分で設定して歌ってみましょう!(カラオケじゃないので、テンポは、あなた次第!)

毎日、少しずつ練習をして、慣れてきたら、徐々に原曲通りのテンポにしていきます。

歌うことと、演奏することを同時に行うことに、はじめは、戸惑いがあるかもしれませんが、慣れてくるとその気持ちよさを、感じることができるようになります。

自分なりに、自由に弾き語りができるようしていきましょう!

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ライタープロフィール

KAN

仙台のボイストレーナー

KAN

東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。

喉の構造を、科学的視点から専門研究。

喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。

現在は、宮城県仙台で指導しています。

LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。

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また、出張レッスンも対応しておりますので、ご依頼頂ければ、あなたの街にもお伺いいたします。

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