「曲の進行を間違えてしまった!」ドラマーが教えるステージ上のハプニング解決法!
ドラマーはステージ上のさまざまなハプニングも把握して、その状況を「いかに被害を減らして、お客さん側に分からないようにするか」結構、重要なポジションだったりします。
シチュエーション別に、自らの経験から、ステージで起こった「大事件」の回避法を提案していきたいと思います!
恐怖!ボーカルさんがうっかり違う展開で歌ってしまった!
ボーカルさんが、2回繰り返す所を1回にしちゃったり、違う展開を歌い始めちゃった場合ですね。
これらハプニングに関しては、事前に話し合っておくのが良いと思います。
バンドの曲調によってもケースバイケース。
しかも違う展開で歌い始めちゃった時は、少し頭を使うしかないです(後で書きます!)
ちなみに私は、歌が繰り返しを忘れちゃった場合は、2小節経過しても気づかなかったら、極力にボーカルに合わせちゃってます。
で、その空気を感じ取った「弦楽器部隊」が知らない顔で合わせてくれています。
しかし、2小節以内でボーカルが気づいて戻ってきてくれたら、そのまま知らない顔で通常通りに進めていってます。
もちろん、当日のテンションの関係で「うっかり間違えちゃった」って例も多いのですが、比較的スタジオでの練習時にも同じ場面に遭遇する事も。
そのため、もしもスタジオで2回位同じ場所で間違えてしまったら「もしも、ライブでも1回になっちゃったらどうするか」っていうのを話し合って、対策案を決めておくと、意外にあわてずにすみます。
しかもボーカルさんもちゃんと気にしてくれます!
ちなみに、歌が違う展開に行ってしまった時は?
今まで経験した中で、早めにエンディングに向かっちゃった場合が多いです。
これも「どの展開部分に行ったか」によって対策案が変わっていきます(笑)。
エンディングに向かっちゃった場合は、もうその流れに乗って「曲終了ー!」にするのが一番被害が少ないですが……
エンディングじゃない、真ん中に戻っちゃったとかになった場合は
「大惨事」の予感が訪れてきます。
ひゃーーーーーー。
……なんとか回避したい……
曲が止まってしまう事を!
個人的にどおおおしても、曲が途中で止まってしまう事と
その後に来る客席から聞こえる「ヒューーーーッ!」って歓声みたいのが苦手で、ホントそれだけは避けたい。
パート全員がごっちゃりと迷走してしまった時は、もう……ドラムが立て直すしかない!
とにかく、この時は「テレパシーは存在する!」と信じて、アイコンタクトを試みるのみ。
みんなで同じフレーズを弾き続けちゃったりしてると、おのずとメンバーの視線はドラムに。
よし……よし!!!行くぞ!!!
ここで、エンディングへ向かう合図のロールや目立つフィルインをかまします。
きっと、ここでみんなの気持ちが一つになって、無事、終曲。
そして、ここからが大事。
そこから絶対に気持ちは切り替えて、次の曲に向かってくださいね!
ライブ中のハプニングを引きずると、それ以降の曲におのずと影響が出てきますから、もうミスった人も、そのライブ中は忘れてください。
……ライブが終わってから、「あの部分ってさーー」と分析すればいいんです。
一度間違うと、その夜は落ち込むかもですが、次から間違えないように対策すればオッケーですよ!
ドラムが曲を間違えたエピソード!
ちなみに自分事ですが、1回だけの部分を2回繰り返してしまい(しかもコーラス歌っちゃってもう迷走)
ステージの中音もなんかゴッチャリしてて、頼りの弦楽器の部分も聞こえない……ってハプニングがあり(笑)。
客席は「そういう曲だと思ってた」そうです。
そこで、自分が考えた対策は「フィルイン入れて『ここは1回の場所だよ』と自分とメンバーに合図する」でした!
おかげさまで、それ以降のハプニングはまったくないです。
ステージ上のハプニング解決法まとめ!
完璧にライブが進行するのが理想的ですが、どうじてもトラブル・ハプニングは
避けられないですよね。
「ドラムに合わせるか・歌に合わせるか」など、メンバー同士であらかじめ話しておくと、後で笑い話になる事も多いです。
ステージングと同様、ミーティング内容にしていただく事をおすすめします!
ライタープロフィール
ドラマー
AMI
高校1年生からドラムを叩いている主婦ドラマー。
ウェブサイト:http://achilles4desire.wixsite.com/official-web-site
ブログ:http://drummers.hatenadiary.jp
Twitter:xami_suke0909x
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