カホンの種類と選び方。これから始める基礎知識
ストリートやライブハウスでよく目にするようになった「カホン」という楽器。
見た目はただの箱にしか見えませんが、出てくる音はドラムにそっくり。
持ち運びも手軽で、手ですぐに叩けて音を出すのが簡単!
そんな魅力満載のカホンについて、種類と選び方や知っておくと便利なことをご紹介します!
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カホンの種類について
ペルー式
楽器店で一番多く見かけるものがこちら。
楽器に座って叩くタイプです。
この記事でもこちらのカホンをメインに扱います。
キューバ式
ペルー式と違うのは、楽器を足にはさんで演奏することです。
楽器には座らずに椅子に座って叩きます。
また、打面の裏側に弦やスナッピーが入っていないものがほとんどで、木の音がします。
ベースカホン
一般的なカホン(ペルー式)よりも、サイズが大きくベース(低音)が良く鳴る設計になっています。
カホンのサイズ
これは特に基準はありません。
一般的な目安サイズとしてお考えください。
(幅)約30センチ(奥行)約30センチ(高さ)約50センチ
大体どのメーカーさんもこれくらいのサイズが多いです。
ただし、日本のカホンメーカーさんの場合ですと、高さが48センチ前後が多いです。
おそらく海外の平均身長と日本との身長差の関係だと思います。
筆者は身長170センチ前後ですが、カホンの高さが50センチだとほんの少し高い気がします。
やはり日本製のカホンの方がしっくりくるのかもしれません。
女性の方やお子さんでも叩きやすいようにDecora43というメーカーからは高さが46センチくらいのモデルも出ています。
カホンの高さを選ぶ基準は、カホンに座った時に足がかかとまでしっかりつくかで決めればいいと思います。
そうすれば斜めに傾けて演奏する時でも、しっかりと地面を掴むことができます。
値段による違い
これはカホンに限らず、販売されている商品全般に共通のことです。
ズバリいってしまうとカホンも値段に比例します。
ただし、値段が手頃でもすばらしいカホンもありますので、個人の好みかもしれません。
わたしの体験では値段が高いカホンのほうが鳴らしやすく音も気持ちが良いです。
こればかりはご自身の財布と相談しながら決めるしかありません。
最近ではさまざまなカホンメーカーが出てきているので、とても選びやすくなっています。
最初はウェブで目星を付け、店頭で音を聴いてから購入するのが1番安心だと思います。
「なんでもいいや」と思って、とりあえず安いカホンを購入すると、鳴らしにくく、木の振動なども感じにくいため演奏の仕方に変なクセが付く場合があります。
鳴らしにくいものは無理な力を加えて鳴らそうとするので、不自然な力の入り方になってしまうからです。
なるべくカホンを実際に叩いてから購入するのがいいでしょう。
カホンの選び方
初めて買うカホンはご自分の直感で決めて良いと思います。
憧れのミュージシャンが使っているから、という理由でも問題ありません。
できれば自分で叩いて音を聴くか、誰かに叩いてもらって選べるのがいいのですが、楽器屋さんに行ってもそこまで種類が豊富ではないのが現状です。
わたしの生まれ育った富山県では楽器屋が少なく、カホンは2〜3台ほどしかありませんでした。
そんなときはYouTubeを活用しましょう。
自分が気になったモデル、メーカー名を調べてその型番や名前で検索してみると意外にも見つかるものです。
わたしも最初はウェブで探して、YouTubeで音を聞いて、どこで販売しているのかを調べてから店頭に足を運びます。
できれば1種類に限定しないほうが選びやすいですね。
最後に
カホンを始めたい!
カホンを叩いてみたい!
と思い立ったが吉日です。
楽器のことをよく知らなくても楽器屋さんに足を運んでみるのをオススメします。
わたしも最初にカホンを買いに行った時は、それまで叩いたこともありませんでした。
それでも、いろんなカホンの音を聴き比べたかったので、気になったモデルはすべて店員さんに叩いてもらいました。
そのおかげで最初の1台目から気に入ったカホンを手にすることができました。
ぜひみなさんも楽器屋さんに足を運んで、実際にカホンの生の音を体感してみてください。
すぐにカホンのとりこになると思います。
楽しい音楽の世界で音を出して一緒に楽しみましょう!
ライタープロフィール
カホンアーティスト
zambo
zambo(ザンボ)1984年9月28日 てんびん座 生まれ ギターから音楽に入り、韓国でのライブ、サポートを経験。
ギターでは自分の表現ができない!
と感じ、カホンへ転向。
半年間みっちり練習をした後、アーティストサポート活動をスタート。
演奏だけに限らず、アーティストのレコーディングエンジニア、Webデザイン、マーケティング、ブランディング と幅広く手を出すも、途中で「なんか違う!」と思い、カホンも音楽も全部辞める。
自分自身と向き合い「何がやりたいか?」を考えていくうちに、やはりカホンだと分かる。
↑ 今ココ。
音楽を二度辞めたぼくが、なぜ三度目の音楽に戻ったのか。
詳細な内容は以下のブログで公開中。
『宇宙人ミツヒロの地球冒険記』
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