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【DTM初心者のための】Studio One 3(スタジオワン)の使い方。インストール編

DTMを始める方にとって、どのDAWソフトを使って始めるかは悩みどころではないでしょうか。

Cubase」「ProTools」「Logic」「Sonar」など、いろいろとありますが「Studio One」というソフトをご紹介したいと思います。

今回は、まずインストールする状態のところから解説していきたいと思います。

音を鳴らしてみよう

見た目の話はさておき、とりあえず音を鳴らしてみたいと思います。

画面右端の「インストゥルメント」をクリック、その中から、「Presence」というものがあるので、クリックしてつかんで、真ん中の広い空間に放り込んでください。

トラックウィンドウ

すると、こんな感じになります。

インストゥルメント

まず、真ん中の広い空間に、1行なにやら出来上がりました。
これを「トラック」と呼びます。

「Presenceという楽器のための楽譜を書きこんていくところ」と思ってください。

それとともに、別のウインドウ「Presenceの編集ウインドウ」も立ち上がったかと思います。

これはPresenceの音色を編集するための画面です。

このままではPresenceは何の音も出してくれないので「音色を選択」と書いてあるところをクリックして、楽器を選択してみましょう。

なんでもよいのですが、とりあえずピアノを選択してみましょう。

音色を選択

上の画面上で青くなってる「GrandPiano」を選択してみてください。

これで、Presenceはピアノとして音を鳴らすことができるようになりました。

では、実際に音を鳴らして確認してみましょう。

画面下あたりに表示されているピアノの鍵盤を、適当にクリックしてみてください。

ピアノの音が鳴りましたね!

曲を書いてみよう

では、曲を書いてみましょう。

Presenceの画面は、一旦どこかによけておくか、右上の×ボタンで消してしまってください。

イベント作成

上の画面のように、ペンのようなマーク・編集ツールをクリックして、トラックの任意の部分を範囲選択すると、そこに「イベント」と呼ばれる領域が作られます。

別のDAWを使っている方は「クリップ」や「リージョン」など別の名称で呼ばれているかと思いますが、StudioOneでは「イベント」と呼んでいます。

StudioOneでは、このイベントの中に楽譜を書きこんでいく、という作業をおこなうことになります。

一旦、矢印マークを選び直して、先ほど作った「イベント」をダブルクリックしてください。

すると、下のほうに編集画面が出てきます。

イベント編集

ここに実際の音程、音の長さを書きこんでいけばいいというわけです。

編集画面にて、おきたい音の高さと位置を決めて、Ctrl + クリックすると、そこに音が置けます。

このとき置けた青い線のことを「ノート」と言います。

ノートの端っこをつまんでドラッグしたりすると長さが変えられますし、真ん中あたりをつまんでドラッグすると移動もできます。

ノート編集

書きたい音が書けたら、再生してみましょう。

画面下側にある再生ボタンを押してみてください。

どうでしょう。

音が鳴りましたか?

まとめ

今回は、Studio Oneのインストールから起動、ごく簡単な操作方法までをご紹介しました。

Studio Oneには無償版と有償版があります。

無償版で物足りなくなったら、有償版に切り替えてみてくださいね。

また、操作の基本としては、イベントを作成し、そのイベントにノートを書きこんでいく、という流れになります。

ひとまずそこまで知っておけば、音を並べていくことはできるかな、と思います。

まだまだいろいろな機能がありますし、知っておくと便利な操作方法もありますので、随時、順を追ってご紹介したいと思います。


ライタープロフィール

でんすけ

ボイストレーナー

でんすけ

大阪で活動するボイストレーナー。

プロの卵たちを育成中です。

ボイトレに関するブログも更新中ですので、当「スタジオラグへおいでやす」の記事と併せてぜひご覧ください。

また、最近DTMも始めて少しずつ曲を作るようになりました。

練習で作ったインストっぽい曲をSoundCloudに載せていったりしているので、ご興味持っていただけると幸いです。

SoundCloud:

https://soundcloud.com/densuke_osaka

ウェブサイト:http://dn-voice.info

Twitter:densuke_snail

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