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俵積み唄。歌い継がれる故郷のこころ
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俵積み唄。歌い継がれる故郷のこころ

全国大会も開催されている俵積み。

実は俵積みにも楽曲があるのをご存知でしょうか?

今回はあまり知られていない俵積みのことを歌った楽曲を集めました。

日本の歌を知っておくいい機会になると思うのでぜひ聴いてみてください。

もくじ

俵積み唄。歌い継がれる故郷のこころ

十日町小唄

新潟県の風土を彩る民謡として、『十日町小唄』は昭和4年に誕生しました。

中山晋平さんが作曲し、永井白湄さんの作詞によるこの楽曲は、なんとあの明石ちぢみのコマーシャルソングでした!

昭和の初期から愛され続ける本作は、リズムとメロディの優美さで十日町市の魅力を歌い上げ、昭和35年には新民謡部門で第一位に輝くほどの人気を博しました。

津軽三味線や尺八などの伝統楽器が織り成す音色は、新潟の自然豊かな情景を思い起こさせます。

新潟への愛と郷土の誇りを感じさせる本作は、民謡が好きな方はもちろん、日本の文化にふれたいリスナーにもオススメですよ!

RAG MUSIC 編集部

南部俵積み唄全国大会小坂源藏

南部俵づみ唄全国大会が、三戸町民体育館で開かれ、高校生以上の一般の部は岩手県二戸市の小坂源藏さんが評価されたみたいです。

できる限りのこの大会へ出場された方の動画も観れます。

男性や女性と幅広く歌われているみたいですね。

ひえつき節ふたごっこ姉妹

宮崎県の民謡で、稗をつく時に唄われた作業用の唄です。

途中で入るのんびりした合いの手が、作業者同士息が合った掛け合いを行っていることを感じさせます。

繰り返し聞いていると自分も一緒に合いの手をつい口ずさんでしまうような唄です。

木曽節江利チエミ

途中に入る合いの手がテンポよく、心地よい唄です。

夏でも気温がさほど上がらず、時に寒いことすらある長野の地で人々が活気を持って生活している様子がよく思い浮かびます。

夏に都会程の気温は上がらない高地長野でも、しっかりと夏や祭りを楽しんで盛り上がっていこうという人々の高揚した気持ちを感じさせます。

いちもんめのいすけさんフェアリー・ニート女性アカペラ

テンポがよくて軽快に進んでいく、明るい曲です。

匁(もんめ)や斗(と)など、今どきには聞きなれない数字の単位がたくさん出てきます。

昔の寺子屋で勉強する子供たちは手毬をつきながらこの唄を唄って、単位について身に付けたのでしょうか。

そういうことを考えると聴いている側まで気持ちがはずむ唄です。

北海鱈つり唄梅津智英

鱈の豊漁を願った、北海道か東北地方の民謡だと思います。

三味線の音色が気持ち良く、この梅津智英氏は民謡大会で優勝する腕前なので聴いていて気持ちが良いです。

ここまで声量があると、それだけで実力があると分かります。

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