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歴史に名を残すテクノの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
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歴史に名を残すテクノの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

1980年、デトロイトでブラックミュージックを由来とするハウスミュージックから派生したテクノ。

その後アンダーグラウンドのシーンを盛り上げ、人気は世界中へと飛び火し、今では巨大なテクノフェスティバルなども世界中で見かけることができます。

テクノ・ポップと混同されがちですが、この記事ではより純粋なルーツを辿りました。

数ある名盤の中から、思い出深いアルバムをピックアップ。

根強い人気を誇る良策を織り交ぜてリストアップしています。

テクノ初心者の方はぜひチェックしてみてくださいね。

もくじ

歴史に名を残すテクノの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

Deep SpaceModel 500

ベテランのテクノアーティストModel500の作品で『Deep Space』です。

テクノ界の重鎮の1人というだけあり、音の一つ一つ凝りに凝った加工に脱帽です。

心地よい横揺れ系の曲から縦揺れ系の曲まで、緩急のついた作品です。

とくに金属的な高音のシンセサウンドが素晴らしいなと思いました。

すべて聴き終わった後は、満足感があります。

伊藤祐太

The Fat Of The LandThe Prodigy

プロディジーファンからカニと呼ばれている名盤。

見たまんまですね。

余談ですが、2019年にTikTokでこのジャケットをもろパクリしたビジュアライザーの曲が流行しました。

レイヴカルチャーに影響を受け、ビッグビート旋風を世界に巻き起こし、その後のエレクトロの流行などにも影響を与えた存在。

日本ではテクノ四天王と呼ばれ崇拝されていた時期もありました。

いわゆるイギリス方面のテクノです。

AzimuthKenny Larkin

アメリカのテクノのメッカ、デトロイトで生まれたケニー・ラーキンの渾身の一作『Azimuth』。

ハイテンションなセンセサウンドにハンマーを打ち付けたかのような打撃的なキックが刻まれているのが特徴的で、1音1音のメリハリがとても強く、アッパーな仕上がりです。

その中で鳴っている揺れるパッドの音もまた気持ちいいですね。

伊藤祐太

Sleeping MadnessKen Ishii

東洋のテクノゴットの異名で世界中に知れ渡っているケン・イシイ。

こちらの『Sleeping Madness』は1999年にリリースされたアルバムで今でも語り継がれる名盤とされています。

シンプルでストレスなく聴けるシンセサウンドはアルバム全体にちりばめられていますが、レイトやレゾナンス的な音の変化が施されていることで、飽きることはありません。

パーカッションやベースに生楽器の音が使われているのも面白いと思います。

伊藤祐太

BCDBasic Channel

テクノといえばドイツ。

そのドイツで1993年に結成されたレーベルBasic Channel。

Basic Channelからリリースされた『BCD』は、ドイツらしい硬質さとミステリアスさ、深いベースとリバーブの残響からわきあがる独特な浮遊感。

完璧に洗礼されたテクノミュージックです。

シンプルで音数が少ないメロディーでも踊れる孤高のダブテクノ、ぜひ聴いてみてください。

伊藤祐太

Interstellar FugitivesUnderground Resistance

アメリカ出身のテクノグループUnderground Resistanceのミックス『Interstellar Fugitives』。

1989年からデトロイトテクノを軸に活動を続けているテクノ界の大御所です。

どこまでもダークでシリアスな雰囲気ですが、即興ぽい生々しさやベースや民族楽器の生の音もちりばめられているので、次の展開がどうなるのかわからず、引き込まれてしまいます。

伊藤祐太

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