【楽器と一緒に持っておきたい】音楽活動で役に立つアイテム・ツール6選
ミュージシャンのみなさま、音楽活動で役に立つツールがたくさんあるってご存じですか?
今回は僕の秘密道具とも言えるさまざまなツールを動画と合わせて紹介していきます!
ツールの重要性
自分の練習成果などをライブでお客様に見せる時、100%から120%の力を発揮したいですよね?
しかしリハーサルでうまくできていた事は100%ライブで再現できるわけではありません。
特に当日の楽器の状態や音作りの設定などリハーサルとライブでは大きく環境が変わってくると思います。
今回紹介するツールはすべて、さまざまな場面で皆さまをサポートしてくれると思います!
https://www.youtube.com/watch?v=PtA9MZwJN58&feature=youtu.be
1. 懐中電灯
ライブのステージはとても暗く視界が悪いと思われます。
アンプのノブやエフェクターが置かれている足元は特に視界が悪く、細かい設定などが難しいです。
PA卓があるステージ裏もライトがとても少なくフェーダーやパンが見えづらい状態です。
こちらジェントス(GENTOS)の懐中電灯は、超小型なのにとても明るく単三電池1本で動く優れものです!
見た目もすごいプロフェッショナルで持っているだけで周りから注目されます!
とても明るいのでエフェクターが配置されている足元や見えづらいアンプの設定などを行う際は、ぜひとも1本所持しておきたい物です。
2. セッティング・セーバー・ペン
リハーサルで自分の納得いく良い音が作れたのに誤ってエフェクターやアンプのノブをいじってしまい後悔したことはありませんか?
Stage Trixのセッティング・セーバー・ペンがあれば自分の設定を目印としてキープしておくことができます!
水性ペンですのでエフェクターやアンプに汚れ後を残さず奇麗に拭き取ることもできる万能アイテムです!
PA卓ではフェーダーの目印としても使用できますし、さまざまな場面での需要があると思います。
インクはとても明るいネオングリーンカラーを使用していますので見えやすく、先ほど紹介した懐中電灯の光を当てれば反射してマーキングした位置がさらに見えやすくなります!
3. ビデオカメラ
リハーサルとはただ集まって曲合わせるのではなく記録してメンバー全員で確認、予習、そしてより良い物へ改善させるための時間です。
最近はSONYやZOOMから出てます小型のアクションカメラ(アクションカム)がとても優秀でリハーサルの映像や音源を記録するにはとても役に立つアイテムです!
カメラの操作はとても簡単で僕もさまざまなリハーサル現場で使用しています。
実際にカメラを使用したリハーサル動画
現在SONYのHDR-MV1はスタジオのレンタル機材の定番ともなってきていますので購入できない方も一度はスタジオでレンタルしてみて使ってみることをおすすめします!
専用アプリのダウンロードが必要ですが、SONYのカメラは撮影した動画をカメラから出されるWi-Fiを経由してスマートフォン、タブレット端末などに送ることもできます。
これで動画をメンバー全員に渡すこともできます。
動画はただ見返すだけではなく編集してYouTubeなどにアップロードして練習風景をファンの方にお見せしたり、バンドのプロモーションとして活用できます!
4. マルチセットアップツール
ライブ当日になるとまれに楽器に思わぬハプニングが起こります。
そこで持参しておきたいのがこちらのマルチ・セットアップ・ツールです。
Ibanezのマルチセットアップツールは、ギターやベースの急なメンテナンス時に使用できる超万能工具キットです。
サイズの違うドライバーや1.5mm~3mmまでの六角レンチ、弦高を確認するための定規、ネックの反りを直すときに使う専用レンチなどポケットツールにしては優秀な工具がたくさんついています。
しかしこれだけでは100%のメンテナンスを行うことはできませんので楽器に大きなトラブルがあった場合は専門のリペアマンなどに見てもらうことや日々の楽器メンテナンスを怠らないようにしてください。
さまざまな楽器のメンテナンスについてはこちらの記事達を参考にしていただくとさらに分かりやすいと思います!
参考:音がグッと良くなる!楽器・エフェクターのメンテナンス【準備編】
参考:楽器の乾燥対策。エレキギターやアコースティックギターのメンテナンス
参考:バイオリンの正しい片付け方。日々のお手入れ・メンテナンスについて
5. 音楽用耳栓
音楽活動を続けていく上で最も重要なのは耳を保護することだと僕は思います。
音楽用耳栓はバンドマンの方に限らずライブを見に来たお客様にもぜひ着用してもらいたい超重要なアイテムです。
おすすめは、EarPeaceのHDです。
音楽用耳栓は音を完全に消すのではなく自分の聞こえる音の音量を下げるためのアイテムです。
大爆音での練習やライブは確かに気持ちが良いですが、難聴になってしまったらその後の活動が困難になったり好きな音楽やライブも満足に聴けなかったりと様々な障害が訪れます。
参考:意外と多い?耳の悩み。音楽と長く付き合うために大切な耳のケア
わずか2000円ちょっとの商品が、ご自身の音楽活動寿命を大幅に伸ばすキーアイテムとですのでこの機会にぜひご購入を検討してみてください。
6. 盗難防止ロック
あまりうれしくない事実ですが楽器やエフェクター、物販売上の盗難は非常に多く、さまざまな方達がTwitterなどで探索依頼を出しています。
盗んだ方が100%悪いですが盗難対策をおろそかにしていたご自身にも問題があると僕は思います。
被害を最小限に抑えるためには強力な施錠などを常に使用することをおすすめします。
ワイヤーロックはフレキシブルに形や角度を変更できてとてもおすすめです。
しかしロックをつけていても盗難が100%防げるわけではありません。
盗難の予防策、対処法につきましてはこちらの記事で詳しく取り上げられておりますので参考にしていろいろと工夫してみてください。
最後に
年々さまざまな業界からミュージシャンの活動をサポートする商品が多く販売されています。
今回僕の紹介したアイテムはごく一部で、人によってはとても意外な物が使われていたりします!
たまにはミュージシャン同士で自分の秘密道具の情報を交換するのも良いかもしれません!
ライタープロフィール
ギタリスト
Toshiki
Toshiki Shibata(シバタ トシキ)1993年生まれ。
兵庫県出身。
イギリス、マンチェスターに在住。
14歳の頃ギターを始める。
Steve Vai、Joe Satrianiの楽曲からギターの持つ無限の可能性を知り本格的に音楽の道へ進む。
2013年より元ビートルズのポール・マッカートニーが後援者代表を務める英国リバプールの総合芸術大学LIPA(Liverpool Institute for Performing Arts)のファンデーション学科に入学。
音楽理論、テクニック、プロモーションスキルなど次世代アーティストに必要な基礎専門知識を1年学び卒業。
2016年1月YouTubeチャンネルを開設。
ギタリストに向けて音楽理論の動画などを定期的に配信中。
2016年10月よりイングランド北西部の町、マンチェスターに設立された音楽大学BIMM Institute(British and Irish Modern Music Institute)に入学。
現在はBIMM Instituteの「プロフェッショナル・ミュージシャンシップ」と称された学科でギターテクニックや音楽理論などに限らず、スタジオミュージシャン、プロダクションスキル、ビジネス・スキルなど。
アーティスト活動に役立つ幅広い分野を勉強中。
ウェブサイト:https://www.youtube.com/watch?v=2OfBY-uiSV0
Twitter:Toshiki_S
Facebook:toshiki.shibata.1
Instagram:https://www.instagram.com/toshiki_s_guitar/
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC1gemnkRUPsCijpN0p7Msdg