録音するだけじゃない!レコーディングスタジオ徹底活用術
最後に自分の音を録音したのはいつですか?
あなたが普段聞いている音はどこで録音されたものですか?
レコーディングスタジオの新しい使い方の提案をいくつかします。
レコーディングスタジオは「音の台所」
「いつでもどこでもアーティストの音源を聞きたい」
「自分達の音楽を届けたい」
そんな願いから、たくさんの音源が毎日のようにレコーディングされています。
まさにレコーディングスタジオは「音の台所」です。
昔に比べて身近にレコーディングスタジオがある状況になってきました。
ミュージシャンが四苦八苦している場所でもありますが、それと引き換えに生み出されたときの喜びは何ものにも代え難いものとなります。
音源作成だけじゃない!レコーディングスタジオの新しい使い方
プリプロ
プリプロダクション=レコーディングのリハーサルです。
楽曲の構成・アレンジ、楽器の音作りの仕方、マイクやプリアンプなどの機材のチョイスなど実際にレコーディングをする前の確認をする作業のことです。
レコーディングスタジオで録音する機会を増やす事で、音源の完成度をさらに底上げをします。
一度録音された音を持ち帰って客観的に聞いてみたり、さらに曲を考えなおしたりができるのもメリットでしょう。
プロのミュージシャンの中では当たり前かのように行われている作業ですが、レコーディングスタジオが身近になった現代ではインディーズバンドで行う機会も多くなっています。
音楽制作においては、本格的なレコーディングを行う前に、楽曲の方向性の確認をするために大まかな曲構成やアレンジ、keyなどの簡易的なレコーディングを行うことを意味する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/プリプロダクション
生放送、生中継ライブ
インターネットを経由しての動画配信や生ラジオのことです。
手元の機材でも可能ですが、様々な工夫で収音した「音が最高状態」で届けるのがベストです。
エンジニアスタッフ常駐しているハイクオリティな音響機材の環境の中で、音のバランス、音質を最大に意識して配信することができます。
レコーディングスタジオは「生配信のライブを良い音の状態で届けたい」そんな思いを実現してくれます。
ライブハウスはその場にいるお客さんに大きい音でステージのパフォーマンスを見せる場所ですが、全国の音楽ファンに間近の臨場感あるサウンドを届けるのには、レコーディングスタジオを使用するのをオススメします。
公開レコーディング
録音することで起こる奇跡=レコーディングマジック
通常レコーディングは、録音作業の場であり、公開するような場所ではありませんが、そこで起こる名場面を共感する場所にしてみるのはどうでしょうか。
これもプロのミュージシャンの中では、ファンサービスの一環で行われることは珍しくありませんが、コンテンツの一部としてもっと身近になってもおもしろいと思います。
音を届けるミュージシャンの本当の実力は、ここで発揮されるのかもしれません。
PV製作、映画撮影
レコーディングスタジオには、たくさんの楽器、機材、ブースがあります。
そして音を録音する場所には音楽の力を引き出してくれる空気が宿っています。
それをリアルな映像作品に仕上げてみてはどうでしょうか。
撮影にも力が入りますね。
最後に
音の届け方にも、たくさんの方法があります。
レコーディングをもっと身近に。
音楽を聞いている人の状況を想像しながら、自分達の音を届ける機会をどんどん増やしていきませんか?
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kin_kinya