ボーカル入門
ボーカルをもっと楽しむWebマガジン
search
一気に発声が楽になる「逆らわない話」
最終更新:

一気に発声が楽になる「逆らわない話」

一気に、声を出すのが楽になる、お話しです。

歌でお悩みがある方は、ぜひ一読を!

不思議に思いませんか?

ボーカリスト

http://o-dan.net/ja/

ボイストレーニングを続けていると、すんなり声が変わってくれない……という状態になるケースが多々あります。

練習しても練習しても、変わらない。

いつの間にかボイトレ歴〇〇年とかになって「大丈夫!始めた時よりは、良くなっている気がします……」とか。

でも「あと何年やれば、理想の声が出るようになるんだー!!」って、思いませんか?

人生は、待ってくれない。

時の流れは、早いんですよ!

歌で、その成果を出す日が遠い……そんな不安にかられる時もあると思います。

そこで、こんな「気づき」を。

プロシンガーや身の回りにいる歌の上手い人、高い声が楽に出る人、そういった発声で苦労していない人は、たくさんいますよね。

その人たちは、全員ボイトレをしたのか?

いえ、ボイストレーニングをしていない人でも、余裕で高音を出せる人もいます。

そこに疑問を持つべき!なのです。

そもそも、そんな数年もかけてゲットしなければならないような、ハイレベルなものではないんじゃないか、ということ。

だって、発声を学ばなくても、強い声や高い声を出せる人は、たくさんいるのですから。

じゃあ、なぜ、発声で苦労する人と、しない人がいるのか。

【答え】

そして、それは、努力とか、苦労して直すではなく、やるべきことは「逆らうのを辞める」だけ。

逆らうって何?

その逆らっているというのは、発声をする時に自然に行われる人間の機能に逆らっているということ。

逆の力で、引っ張り合っているということ。

例えて言いますと「膝を曲げようとしているけど、伸ばそうとする力も同時に入れている状態」

これでは、膝が曲がるわけがないですよね。

膝を伸ばす力をいれたまま、何年も曲げる練習をしても……。

なので、逆らっている力=膝を伸ばす力、を辞めれば簡単!ということなのです。

発声でも、同様のことが起こっているとしたら、声がなかなか変わらない理由に納得がいくのと、発声を学ばなくても上手に声が出る人の存在がいるのも理解できます。(=逆らわずに、自然体である)

そして、それに気づけは数年という時間はかからないことも分かると思います。

いかがでしたでしょうか?

発声の機能は、誰しもに備わっているのです。

ただ、使い方が分からないだけで「逆らう」という、真逆のアクションを起こしている場合があります。

トレーニングをして鍛える前に、まずは「辞める」ということが重要な過程になることもあります。

この記事を筆者のサイトで読む

ライタープロフィール

KAN

仙台のボイストレーナー

KAN

東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。

喉の構造を、科学的視点から専門研究。

喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。

現在は、宮城県仙台で指導しています。

LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。

実際に、あなたの声を聞かせて頂き、アドバイスいたします。

また、出張レッスンも対応しておりますので、ご依頼頂ければ、あなたの街にもお伺いいたします。

ぜひ、あなたの夢を応援させてください。

その他、質問、お問合せも、お気軽にお寄せ下さい。

ウェブサイト:https://www.loosevoice.com

ブログ:http://loosevoice.hatenablog.com

Twitter:loosevoice

このライター・クリエイターへメッセージを送る

記事一覧