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バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ

大人になった今でも、いつかバイオリンを優雅に弾きこなしてみたい……そんな風に思われている方は多いのではないでしょうか。

一念発起してバイオリンを購入、さあ実際に弾いてみようとなった際に練習用の選曲はとても重要です。

おもしろみを感じられなかったら楽器練習は続きませんし、かといって難しすぎてもすぐに諦めてしまうかもしれません。

そこで今回の記事では、バイオリン初心者さんの練習にぴったりな曲をまとめてみました!

クラシックの名曲はもちろん、ポピュラー音楽からバイオリン演奏に好まれている人気曲なども含めてピックアップ。

人気曲ばかりですし、初心者向けにアレンジされた楽譜も多く発売されているから安心ですよ。

バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ

ブーレHändel

原曲はオーボエ・ソナタ(ヘ長調、HWV 363a)で、フルート・ソナタにも編曲されたものもあります。

この第4曲はピアノ、ヴァイオリンなどさまざまな楽器で演奏されています。

ブーレはフランスやスペインに伝わる舞曲でヘンデルやバッハのチェンバロ曲が有名です。

メヌエットLudwig van Beethoven

ベートーヴェンが1795年に作曲した「6つのメヌエット」の中の第2番ト長調。

もとは管弦楽のための曲でしたが、今はピアノ編曲のものしか残っていません。

「ト調のメヌエット」はヴァイオリン小品としても知られていて3度下の和声をつけるものもあります。

合唱「ユダスマカベウス」よりGeorge Frideric Handel

クラシック経験者は皆知っているとも言ってよいほどに有名なメロディーですね。

バイオリンの楽器の特性や音色を発揮することにぴったりなゆったりとした曲調です。

弾いて慣れてきたら、長く伸ばす音にビブラートをかけて練習するのも良いです。

エトピリカ葉加瀬太郎

誰もが葉加瀬太郎さんのように気持ちよさそうに弾いてみたいですよね。

「エトピリカ」のテーマの部分はハイポジションで弾けば音色もいいでしょうが、そうでなくても、気持ちを込めて弾いたらいい雰囲気が出せるのではないでしょうか。

ドイツ舞曲カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ

三拍子のワルツ調な舞踏曲で、多くのスキルは必要とされない易しい曲です。

ピアノの伴奏が付くとより楽しく演奏できます。

ポジション移動やゆったりとしたビブラートの練習にうってつけです。

長さも短めなので、通して何度も練習してみましょう。