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バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ

大人になった今でも、いつかバイオリンを優雅に弾きこなしてみたい……そんな風に思われている方は多いのではないでしょうか。

一念発起してバイオリンを購入、さあ実際に弾いてみようとなった際に練習用の選曲はとても重要です。

おもしろみを感じられなかったら楽器練習は続きませんし、かといって難しすぎてもすぐに諦めてしまうかもしれません。

そこで今回の記事では、バイオリン初心者さんの練習にぴったりな曲をまとめてみました!

クラシックの名曲はもちろん、ポピュラー音楽からバイオリン演奏に好まれている人気曲なども含めてピックアップ。

人気曲ばかりですし、初心者向けにアレンジされた楽譜も多く発売されているから安心ですよ。

バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ

金婚式マリ

マリの現在に残る唯一のガヴォット風の小品です。

もとは管弦楽曲やピアノ独奏曲でしたが、美しい旋律からヴァイオリンとピアノのための室内楽として編曲されて広く親しまれています。

日本でもっとも早い録音として、1934年に14歳の諏訪根自子のSPレコードがあります。

カントリーダンスCarl Maria von Weber

聴いているだけで踊り出したくなってしまうような、とても楽しく朗らかな曲です。

曲全体が短めなので、ラストまで弾ききるということに取り組みやすいです。

多くのスタッカートが取り入れられていて、その中での強弱の練習になります。

アマリリスフランス民謡

「NHKみんなのうた」でも紹介され、小学校の教科書にも載っています。

リコーダーで演奏した人も多いのでは。

フランス国王ルイ13世が作ったとされています。

アマリリスはユリのような形をした大きなヒガンバナ科の花です。

メヌエット ト長調ペツォールト

バッハが「アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帖」にのせた、「バッハの2つのト調のメヌエット」として知られてきましたが、音楽学者によって、近年ペツォールト作であると修正されました。

2つのメヌエットのうち1曲目は編曲された「ラヴァーズ・コンチェルト」としても有名です。

メヌエット 第3番J.S.Bach

バッハの有名なメヌエット。

拍ごとのアタックの重視が重要となってきます。

しっかりと舞踏音楽のノリを意識しながら弾きましょう。

テンポ自体はゆっくりめなので自分のペースで弾いてOKです。

後半の雰囲気が変わるとことは弾き甲斐あります。