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バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ
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バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ

大人になった今でも、いつかバイオリンを優雅に弾きこなしてみたい……そんな風に思われている方は多いのではないでしょうか。

一念発起してバイオリンを購入、さあ実際に弾いてみようとなった際に練習用の選曲はとても重要です。

おもしろみを感じられなかったら楽器練習は続きませんし、かといって難しすぎてもすぐに諦めてしまうかもしれません。

そこで今回の記事では、バイオリン初心者さんの練習にぴったりな曲をまとめてみました!

クラシックの名曲はもちろん、ポピュラー音楽からバイオリン演奏に好まれている人気曲なども含めてピックアップ。

人気曲ばかりですし、初心者向けにアレンジされた楽譜も多く発売されているから安心ですよ。

もくじ

バイオリン初心者におすすめの練習曲まとめ

パッヘルベルのカノン

『パッヘルベルのカノン』は、バイオリン初心者におすすめの練習曲です。

この楽曲はヨハン・パッヘルベルが作曲し、優雅なメロディーが特徴。

初心者向けにアレンジされた楽譜も多く、カノン形式は独特の調和を楽しみながら演奏の技術を高めることができます。

1968年、ジャン=フランソワ・パイヤール指揮の演奏で広く知られるようになり、今や多くの演奏家によって愛されています。

美しい旋律は、バイオリンの奏でる響きを堪能できるため、練習のやる気を持続させるのに役立つこと間違いありません。

RAG MUSIC 編集部

G線上のアリアJ.S.Bach

穏やかで心に響くバッハの『G線上のアリア』は、バイオリン初心者さんにとっても親しみやすい選曲です。

美しい旋律は、弾いていて心が落ち着くと同時に、表現力豊かな演奏への感覚も磨かれます。

左手は比較的シンプルなため、初心者さんでも音を出しやすく、右手のリズムに集中することができるでしょう。

楽譜も初心者向けに簡略化されているバージョンが多く、演奏しながら徐々に技術向上を図ることが可能です。

『G線上のアリア』でバイオリンという楽器の魅力を引き出し、演奏する喜びを実感するのに最適な楽曲といえます。

RAG MUSIC 編集部

メヌエット第3番J.S.Bach

バッハの『メヌエット第3番』は、『ノートブック・フォア・アンナ・マガダレーナ』に収録されている初心者にも優しいクラシック音楽の一つです。

この曲は、ゆったりとしたリズムと落ち着いたメロディーで知られています。

メヌエットは3拍子の舞曲で、穏やかな雰囲気を持ち、初めてのバイオリン演奏の練習に最適で、短いフレーズから考えているので、楽譜の基礎を身につけるのに適しています。

この曲を通してクラシック音楽の魅力を感じられるでしょう。

また、細かい表現やリズムの感覚を養うのに適しているので、頑張って弾いてみましょう!

My Heart Will Go OnJames Horner

バイオリンを始めたばかりの皆さんに手に取っていただきたいのが、ジェームズ・ホーナーさんによる『My Heart Will Go On』です。

この名曲は多くの人々に愛され、心に響く旋律は演奏する喜びを倍増させます。

シンプルながらも感動的なメロディは、初めてバイオリンを手にした方でも取り組みやすく、練習を重ねるうちに確実に上達を実感できることでしょう。

美しい曲がバイオリン演奏の魅力を引き出し、音楽の素晴らしさを再発見するきっかけになるはずです。

RAG MUSIC 編集部

タイスの瞑想曲Jules Massenet

優雅で心に響く旋律が特徴の『タイスの瞑想曲』は、多くのバイオリン愛好家に選ばれています。

この曲は、情感豊かなメロディが特長で、聴く人の心に静かに語りかけるような力を持っています。

初心者でも触れることができるようアレンジされた楽譜も手に入るため、自らの手でこの名曲を奏でる喜びを感じることができるでしょう。

バイオリンの練習においては、単に技術を磨くだけでなく、演奏する楽曲に心を込めることも大切です。

『タイスの瞑想曲』はその両方を兼ね備え、初心者の方々の演奏練習にオススメの選曲の一つです。

RAG MUSIC 編集部

愛の挨拶Edward Elgar

バイオリンを始めたばかりの方に適した練習曲として、エルガーの『愛の挨拶』は格別です。

この作品は、心温まる旋律が特徴で、聴く人の心に深く響きます。

初心者でも取り組みやすい構造となっており、幾多のアレンジ版も入手可能です。

ただし、左手の動きには注意が必要。

細やかなオクターブの使用が演奏の美しさを引き立てる一方で、ミスタッチがないよう練習には集中が求められます。

正確なポジショニングと丁寧な指の動きで、この曲の奏でる美しいハーモニーを堪能しましょう。

親しまれているメロディーなので、モチベーションを保ちながら上達を重ねることができるでしょう。

RAG MUSIC 編集部