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ボーカル仲間が欲しい!歌の技術を一緒に高め合える友達を作る為の3つのポイント
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ボーカル仲間が欲しい!歌の技術を一緒に高め合える友達を作る為の3つのポイント

一人で歌の練習をしているとモチベーションの維持が大変だと感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな時に一緒に練習できる仲間が居ると練習も頑張れますよね。

今回はそんな練習仲間を選ぶ方法を3つのポイントに絞ってご紹介します。

1人で歌の練習をしていても続かない

歌の技術を高めあえる友達を作るには、やる気があり、歌唱レベルが近く、考え方が前向きな人を選ぶと良いでしょう。

「歌の練習を週3回しよう!」と決めても、誰にも自分の歌声を披露することがなかったり、評価してくれる相手がいなければ、だんだんとモチベーションが落ちてきて、「今日は練習しなくてもいいか・・・」となってくることがあります。

練習をしなくては歌は上達しませんが、練習をしたいという気持ちを持ち続けるには、友達やライバルを作るのが効果的です。

歌の友達やライバルを作る場合には、次の3つのポイントを意識して選ぶと成長しやすくなります。

  1. やる気のある人を選ぶ
  2. 自分より少し上のレベルの人を選ぶ
  3. ポジティブな人を選ぶ

では、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

 1. やる気のある人を選ぶ

歌の技術を一緒に高め合える友達を作るポイントのひとつとして、やる気のある人を選ぶことで、互いのモチベーションを維持していくことができます。

歌に限らず、何か新しいことをはじめるときに、友達と一緒にはじめて、モチベーションを高め合う人がいます。

人と一緒に行動することでのメリットは、「こんなに練習がつらいけど、頑張っているのは自分1人ではないんだ」という気持ちを持つことで孤独感を減らすことができ、「相手が頑張っているのだから自分も頑張ろう」という、自分のやる気が下がっているときに、相手のやる気をうけて自分のやる気が出るという点などから、全体的にモチベーションの維持がしやすくなる、というのがあります。

しかし、デメリットとして、相手がやめてしまうと、自分もやめてしまう、というのもあります。

そもそも誰かと一緒に何かをしようと考える人は、誰かと一緒でなければ続かない、と自覚している人が大半です。

特に誘った側の人は、一緒に行動できる相手がいないと、「自分はなかなか継続ができないタイプだ」と思っている人が多いでしょう。

このように、「相手がいるから継続ができる」という状態になってしまうと、相手がやめたときに、自分も続かなくなることがありますので、相手がいなくなっても続けられるような部分も強化しておくと良いでしょう。

たとえばカラオケで、採点の点数などを全国で争ったり、会員登録をすることで、知らない人に自分の歌声を聴かせたりする機能が利用できたりします。

このような機能を使えば、自分の友達が歌の練習をやめてしまっても、ネットの向こうにいる人たちに向けて、「成長した姿を見せたい!」と思えて、歌うことのモチベーションの維持がしやすくなります。

採点でのランキング争いなども、「もっと高い点数を出してみたい!」などの気持ちから、歌の練習を楽しく続けることができるひとつの要素として、取り入れてみるのも良いでしょう。

近くにいる友達だけではなく、ネットの向こうにいる人たちにも、自分のモチベーションの維持をするために、情報を伝え合うのも楽しいですね。

 2. 自分より少し上のレベルの人を選ぶ

歌の技術を一緒に高め合える友達を作るポイントのひとつとして、自分より少し上のレベルの人を選ぶと、成長する上での適切な関係を築きやすくなります。

歌の練習友達を作るときに、相手の歌唱力は、かなり重要になってきます。

ライバルや友達は誰でも良いのではなく、お互いの能力をうまく向上し合える相手がベストです。

相手の歌唱力が自分よりも高すぎる場合は、あまりにも差を実感しすぎて、「そんな領域には私はいけない!」と諦めてしまう可能性が高くなってしまいます。

しかも、相手からは自分の歌の欠点などのアドバイスがもらえても、相手のほうが圧倒的に歌がうまいと、こちらからは相手にアドバイスがしにくくなります。

お互いがいろいろと意見を言い合えないと、お互いに成長するのは難しくなってきます。

相手が自分よりも歌唱力が低い場合は、「そんなにまだ頑張らなくてもいいかなー」と自分より相手が下にいることに満足してしまって、油断が生まれ、向上心が衰えていくことがあります。

ですから、何かを一緒にする相手は、自分よりも少し上のレベルの人にすると良いのです。

相手が自分よりも少し上のレベルだと、自分が頑張れば追い越せるかもしれないという希望があるので、頑張ろうという気持ちも強くなります。

相手の方がレベルが少し上であれば、レベルが自分よりも下の人の場合よりも尊敬もできます。

アドバイスを言い合うときも、能力のレベルが近ければ、お互いに相手の顔色を伺いながら言うことがないので、素直なアドバイスをお互いぶつけ合うことができます。

このように、成長し合える友達を作る場合は、最初から上下関係が激しい相手は選ばない方が良いでしょう。

相手の方が自分より偉いと、「相手の機嫌を損ねないようにしないと」と思ってしまい、自分は相手に何も言えなくなりますし、相手が自分よりも下の場合は、「こうしたら良くなるよ」などのアドバイスを相手にされても、「私よりもへたなのに何を言ってるんだか」と、せっかくのアドバイスを聞く気が起きなくなることもあるからです。

ずっと一緒にいるうちに、差ができてくることもあるかもしれませんが、そういう差が出てくればくるほど、「自分は何を怠けているんだ!」とやる気が出てくるものです。

人に追い抜かれそうになっているのに、やる気が起きない場合は、もっと自分に自信が持てるようになるために、1人でできる簡単なノルマなどを自分で作って、それを1人で毎日コツコツと達成できるようにすると良いでしょう。

自分に自信がなさすぎる人は、失敗を恐れたり、それにより行動をセーブしすぎる傾向があります。

自信は行動しなければつきませんので、小さなことからで良いので、目標を達成するという成功体験を積んでいくと良いでしょう。

自分に自信が持てない人は、歌を歌うのが恥ずかしい! 羞恥心と劣等感を捨てる方法の記事も読んでみてください。

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