誰もが悩む「歌の練習場所」問題……近所迷惑にならず自宅で歌を練習する方法
歌うときは周りに気兼ねなく歌いたいものです。
カラオケボックスであれば大声で歌うことができますが、自宅では近所に自分の声が聞こえてしまわないかと心配になります。
近所に歌声が響かないように静かに歌の練習をする。
自宅でこっそり歌の練習をしたいときに役立つ方法をまとめてみます。
もくじ
声の大きさを知る「騒音計アプリ」
どれぐらいの音圧レベルであればうるさいのか、自宅で歌の練習をするなら音の大きさも知っておいたほうが良いです。
一般的に人の会話の大きさは60デシベルと言われます。
70デシベルで大声、80デシベルで怒鳴り声というような音圧レベル。
距離が遠くなるほど音圧は減衰します。
自分の普段の歌声の大きさはどれぐらいでしょうか?
歌の練習するときの目安として音圧を測ってみてはいかがでしょうか。
タオルを口に当てることで消音効果
声を発した際、音は空気を振動させて伝わります。
タオルを口に当てると声が吸収され消音効果があります。
ただ呼吸がしづらくなります。
ブレスの際に変なクセがつかないように意識する必要はあります。
タオルを口に当てるだけなので、お金もかからず誰でもできるのでおすすめです。
メロディーに合わせてハミング練習
口を開けて声を出すのではなく、ハミングで歌の練習をします。
ハミングであれば口を開けて発声するよりもはるかにボリュームを抑えられます。
ハミングは声を外に飛ばすのではなく、体の中で声を振動させる感覚。鼻腔共鳴を強め響きのある発声の練習にもなります。
ハミングで歌の音程を正確に合わせられるように練習します。
リップロール・タングトリル
唇をぶるぶる震わせる「リップロール」
巻き舌が「タングトリル」
リップロール・タングトリルは歌うときの息のコントロールに役立ちます。
練習のポイントは一定の息の量を維持する。
少ない息で長く続けること。
1分間を目標にやってみると良いと思います。
カラオケなど歌う前にリップロールとタングトリルをやっておくと、喉が開いて声の通りが良くなります。
うるさくない程度に練習しましょう。
参考:世界のトップシンガーもボイトレに取り入れる「リップロール」とは?
ピアノの音に合わせる、音を正確に取る練習
この無料のピアノのアプリを入れておくと便利です。
ピアノの音を耳で聞いて、正確に音を合わせて発声する練習。
自分の発声音域、地声や裏声の切り替わるポイントも知っておくと選曲する際にも役立ちます。
息の量をコントロールして大きな声で発声せず、正確に音に合わせることに集中します。
ボイトレ本で発声の基礎を学ぶ
ボイトレ本を一冊持っておくならコレが一番オススメ。
歌の練習はただやみくもに歌えばうまくなるわけではない。
正しい方法を知っておくことが歌を上達させる一番の近道。
腹式呼吸・ミックスボイス・ビブラートなど……歌を歌う上での基礎をボイトレ本で学んでおく。
基礎はホントに大事ですからね。
理論を学んで実践をくり返すことで上達のスピードが速まります。
歌の上達には「座学+実践」が最も効率の良い方法。
1人deカラオケDX 防音マイク
カラオケで練習する時間もなくてどうしても自宅でカラオケがしたい……という人におすすめな防音マイク。
マイクの性能はイマイチですが、防音性能は良いです。
声が外に漏れないか心配……という人は持っておいても良いと思います。
叫びの壺(つぼ)
ちょっと値段は高めですが、叫びたいほどの衝動に駆られる瞬間がある人は持っておいてもイイと思います。
自宅でもできる歌の練習!歌の上達には毎日の積み重ねが大切
声は普段使っていないといざという時には発声が難しいです。歌の練習は毎日していくことが大切です。
やっぱり歌って面白いですねー。
歌にはその人の生き方や人生がなんとなくにじみ出てくる感じがあります。
歌ってけっこう人柄が出るもんです。
ぜひ毎日コツコツ練習してみてください。
コツコツ練習している人は歌にも必ずその傾向が表れます。
つまり歌は継続することで必ず上達するものです。
どんな分野でもそうですが、コツコツと少しずつでも毎日積み重ねてきた人は強いです。
もし歌う場所に困ったら、自宅でも静かにできる練習方法ですので参考にしてみてくださいねー。
ではでは!
参考:高い声が出ない…初心者が高い声を出すためにやった練習法
ライタープロフィール
ブロガー
まりも
30代これからの生き方を考える。
歳を重ねるごとに味のある素敵な大人のおじさんを目指すよ!
ブログ:http://marimo-life.hatenadiary.jp
Twitter:mightymind11