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【ボーカリストのための】フレーズの語尾処理のコツ

今回は、フレーズの終わりを自然に、かつ、うまく処理するコツをお伝えいたします!

「ビブラートをかけたいけど、うまくかけられない」という人は、まずはこの方法から実践してみてください。

フレーズの語尾処理がうまい人は、歌がうまく聞こえる

ボーカル

http://o-dan.net/ja/

フレーズの終わりを奇麗に処理できる人は、「歌がうまい」という印象を持たれます。

語尾というものは、聞いている人にとって、目立ちますし印象にも残りやすい。

フレーズの終わりを「切る」や「伸ばす」、そして加えて「強弱」もつけることができます。

練習(準備)

弱い声(ささやき声)⇔ 強い声(芯のある声)の行き来

ロングトーンで「ア~」と伸ばしながら、声に強弱をつけます。

弱い声と強い声を自由に行き来できるように練習しましょう。

声の「強弱」の付け方は、声の「大小」で考えるのではなく、声質=「芯のある声と芯の無い声」と認識して、実践するのがコツです!

ここでポイント!

「芯の無い声を出すときは、芯のある声を出している時の2倍のエネルギーを声に入れるつもりで出す」こと。

なぜ、2倍のエネルギーを込める必要があるのかといいますと、芯の無い声は、必然的に声が小さくなるので、同じエネルギーでは、聞いている人には「弱い、届かない」というような印象になってしまうからです。

ですので、芯のある声と同等の印象を与えるためには、2倍のエネルギーを入れる必要があります

芯の無い声の方が楽?と思ってしまいがちですが、実は逆でエネルギーを倍使うんですよ!

実践

実際、フレーズで使ってみましょう。

好きな曲のフレーズを使って、ロングトーンで、声をフェードアウト(芯のある声→芯の無い声に変化し、ボリュームを絞っていく)していってみましょう。

声を伸ばし切った最後は、唇の周りに、あたたかい息が「もわ~っと」感じるようにして、終われたらいい状態です。(=息が残っていて、余裕がある証拠)

ポイントは、2つ!

  1. 芯のある声から芯の無い声に変えるタイミングを明確にすること。そして、急にではなく、徐々に声を変化させていくこと
  2. 「練習」でも行ったように、芯の無い声になっていくときに、声に込めるエネルギーやテンションを落とさないこと

オーディオのボリュームを絞るように、ゆっくりと声を変化させていきます。

この声の変化(芯のある声→無い声)の説明については、いろいろな伝達方法がありますが、言葉(文字)で説明する方法としては以下のような表現になります。

  • 芯のある声 → 芯の無い声
  • 力強い声 → ささやき声
  • 声帯をしっかり閉じた声 → 声帯の閉じ具合を少し緩めた声

あなたがしっくりくるイメージや方法で、練習してみてください。

そして、必ず録音して、チェックをしてみましょう。

「芯の無い声が弱すぎた」というケースがあったりしますので、その場合は微調整が必要です。

聞き心地の良いフレーズの終わりを獲得して、歌がうまく聞こえるように、練習を重ねていってくださいね。

ぜひ、参考にしてみてください。

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プロフィール

仙台のボイストレーナー

KAN

東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。

喉の構造を、科学的視点から専門研究。

喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。

現在は、宮城県仙台で指導しています。

LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。

実際に、あなたの声を聴かせて頂き、アドバイスいたします。

また、出張レッスンも対応しておりますので、ご依頼頂ければ、あなたの街にもお伺いいたします。

ぜひ、あなたの夢を応援させてください。

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