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声の出し方が分からない。ボイトレで迷った時の簡単リセット法
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声の出し方が分からない。ボイトレで迷った時の簡単リセット法

もし「声の出し方が分からなくなった……」そうなってしまった時は、発声の認識を一度リセットしましょう。

今回は「ボイトレで迷った時の簡単リセット法」を、お伝えいたします。

声の出し方が分からない?

リラックス

http://o-dan.net/ja/

ボイストレーニングを長く続けていると、いろんな情報やトレーニング技術を獲得していく過程で、あれこれ考え過ぎてしまい、結局、何を意識して声を出せばよいか分からなくなってきた……と、迷ってしまう人がおります。

声は、目に見えないものであり、喉の中の構造も見えません。

故に、誤解や思い込みをしてしまいがちな分野でもあります。

その1 「声は、口から前に出るもの」

声は、口から前に出るもの」という事を、再度、意識し直してみましょう。

この意識が薄れている人は、まず、口をあまり大きく開かなくなります。

そして、目線が上を向いてしまったり、声を頭や喉の奥に当てる、というような意識が強くなります。

そうすると、喉に余計な力が入ってしまい、声が出しにくくなるという場合があります。

「声は口から前に出る」という意識を維持できている人は、他にどんなイメージを持っていても大丈夫です。

当たり前のことなのですが、声の出し方を長く学んでいる人が、陥りがちな落とし穴です。

その2 「基本、強い声を出す」

高い声を出したいという目標に向かって、高音発声の練習ばかりをする。

または、喉詰め発声が嫌だから、息混じりの優しい声だけを出して歌う。

これは一見、解決の出口に向かっているようで、実はあまり成長できない発声練習のパターンです。

発声は、基本(しゃべっている声より)強い声を出す練習を行う必要があります

その理由は結局のところ、のちに「強い高音を出したい!」という目標を持つからです。

声にパワーを求めない人はいいのですが、しかし、例え癒しボイス希望であっても強い声があってこそ活きる声ですよね。

強い声を出す練習をしていない人は、ぜひ、心がけてみてください。

特に、喉に余計な力が入って喉詰め発声になる人は、ココを避けてはいけませんよ!(重要)

その3 「声を作り過ぎない」

歌声は、聞きやすくするために、しゃべり声を少し整えたもの

と思っておくといいです。

だから、あまり声を作り過ぎないこと。

「声を作る」という意識よりも、「楽に出す」という事に意識をフォーカスしましょう。

「声が楽に出ている」は、聞いている人にプラスの印象を与えてくれます。

作り過ぎた声は、どこか嘘っぽいというか、不自然というか、そんな印象を与えてしまいます。

キーワードは、「しゃべり声を、少し、整えたもの」ですよ。

最後に

いかがでしたでしょうか?

歌声で「いろいろと迷ってしまった」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

あくまで、歌声は必然的なものなので、「自分って不自然なことしてるな~」と思ったら、一旦、それを止めてみましょう。

きっと、軌道修正できると思います!

LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。

実際に、あなたの声を聞いて、アドバイスさせていただきます。

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ぜひ、あなたの夢を応援させてください。

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ライタープロフィール

KAN

仙台のボイストレーナー

KAN

東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。

喉の構造を、科学的視点から専門研究。

喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。

現在は、宮城県仙台で指導しています。

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