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おすすめの定番ワウペダル。よくわかる種類と特徴

ギタリストがよく車のアクセルペダルのように足元で操作している機材。

あれは、ワウペダルというエフェクターで、音楽的にも歴史的にもギターとは切っても切れない深い関係にあります。

今回はさまざまなワウペダルの中でも特にオススメの機種をいくつかご紹介しますので、まだ使ったことない、という人はぜひチェックしてみてください。

ワウペダルって?

ワウペダルは、名前の通り「ワウワウ」という音響効果を出すためのペダルタイプのエフェクターのことです。

こんな音です!(一度は聞いたことがある音だと思います)

この効果は「強調される音の高さ(周波数帯)を演奏とともに変える」ことで生み出されるわけです。

音の高さは、音楽では五線譜上の音符の位置で表されますが、音響の世界では、音の高さは周波数で表されます。

音は、普通、ある速さで空気が振動する現象ですが、その振動の速さ(1秒間に振動する回数)を数値で表したものが周波数[Hz](ヘルツ)です。

数値が小さい(=振動がゆっくり)と低い音、数値が大きい(=振動が速い)と高い音で、ヒトの耳で聴くことができるのは、一般には 20Hz~20kHzと言われています。

http://acoutis.jimdo.com/acoustics/音の高さは周波数で表すことができます/

この音の高さを、ペダルでコントロールすることでスムーズかつ「ワウワウ」という音になって、不思議な効果を出すことができます。

基本的には、ペダルを踏み込むと高い周波数帯域をブースト(強調)され、戻すとカットされこもった音になります。

その歴史はエフェクターの中でも古く、もともとはギター用のエフェクターではなかったようです。

ジャズトランペッターが演奏中にミュートの開閉によって音質のコントロールをしている様を鍵盤演奏者が気に入り、元々キーボード用に開発されたワウペダルがギター演奏にも流用されてきたことで、現在のように普及した。

ワウは元々Jazz発祥のエフェクターである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ワウペダル

よく出てくる用語「トゥルーバイパス」ってなに?

トゥルーバイパスというのは、エフェクト効果がOFFのときに「回路を通さない」状態を作り出すバイパス方式のことです。

初期のワウペダルに多いのですが、エフェクトOFF時にもギターの信号が内部の回路を流れるため、そのエフェクターを通った信号が音やせしてしまう原因になります。

トゥルーバイパス仕様であればエフェクトOFF時の音痩せを回避できるということです。

これは実際に弾いてみると体感できますので、楽器屋さんなどで試奏してみて比べてみましょう。

たくさんのエフェクターを繋いで使用する際など特に「トゥルーバイパス仕様」がおすすめです。

オススメのワウペダルの種類と特徴

VOX(ボックス)|V847-A

1960年代に前身のモデルV846として登場以来、プロミュージシャンにとって定番の機種となりました。

後継機種のV847-Aは電源アダプター対応となり、高品位バッファ回路を内蔵し、より実用性が高くなりました。

VOX|V846-HW

名機V846の復刻タイプのワウペダルです。

プリント基板を一切使用しない、タレットボードハンドワイヤード配線を採用。

オリジナルのV846では搭載されていなかったトゥルーバイパス回路を採用し現代版に生まれ変わっています。

VOX|V845

こちらは、銀パネルだったのを黒ちりめん塗装に変更したモデル。

本体重量が900gと、他のワウペダルと比べて約半分程度の重さになっています。

V847より若干効きが派手なのが特徴です。

電源アダプター対応。

JIM DUNLOP(ジムダンロップ)|GCB95

別名「クライベイビー」の愛称で、歴代のギタリストに愛用された定番中の定番モデルです。

ロックギタリストなら歪みエフェクターとの相性も抜群です。

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JIM DUNLOP|CBM95 Crybaby Mini Wah

こちらはボディーがより小さくなり、エフェクトボードにもマッチングしやすいタイプです。

一般的あワウペダルのたった4分の1という重さで、持ち運びもストレスになりません。

さらに内部スイッチで3種類の音色を選べます。

FULLTONE(フルトーン)|CLYDE WAH STANDARD Black

厳選されたパーツを使用し、耐久性にも優れ、一切の妥協をしないこだわり抜かれたワウペダルです。

音痩せが少なく、ほぼ原音のギターサウンドを保ちながらワウ効果を生み出すことができます。

FULLTONE|CLYDE WAH DELUXE Black

こちらは3種類のモード切替、10段階の可変ゲインコントロールをくわえたモデル。

従来モデルにくらべてさらに幅広く活用できます。

IBANEZ(アイバニーズ)|WD7

見た目に特徴がありますが、こちらは2種類のベダルモードを切り替えられます。

FOOT SW.モード:フットスイッチのON・OFFによって、好きなペダルの角度でエフェクトのON・OFFがおこなえます。
AUTO SW.モード:ペダルを踏み始めると自動的にエフェクトONになり、足を離せば自動的にOFFになります。

音色も自由自在に調節可能!

光学方式ペダルなので、安定した動作が可能です。

IBANEZ|WH10V2

レンジ切り替え方式を採用したワウペダルで、可変幅が広いのが特徴です。

ギターだけではなく、ベースにも使用ができます。

重量も790gと軽いです。

KATANASOUND(カタナサウンド)|Soul Baby

ハンドメイドの高品質なワウペダルです。

一台一台、手作りで製作されているため、多少の個体差は避けられませんが、上質を追求したサウンドは特筆にあたいします。

最後に

ワウペダルは聞くだけでは、なかなか好みの音色を探しだすことが難しいと思いますので、実際にプレイして「どんな効き具合か」を弾き比べてみてください

少しでも参考になれば幸いでございます!

プロフィール

スタジオラグへおこしやす編集長・ギタリスト

中尾きんや

地元京都です。

バンド活動、PA音響やレコーディングエンジニア、スタジオ店長などを経て、現在は「スタジオラグへおこしやす」の編集長を担当しながら、(株)ラグインターナショナルミュージックの執行役員として日々奮闘中。

最近またスタジオラグ伏見店の店長も兼任しております。

今までは関西を中心に音楽業界にどっぷりな毎日を送っていました。

そこでは楽しさもありつつ、時には苦悩もあり、正直日々試行錯誤な20代でした。

現在は30代半ばですが、若いスタッフとともにここで音楽情報を発信しています。

執筆してくれているのは、現役バンドマンにミュージシャン、全国の音楽講師のみなさん、音楽関係のお仕事されている方やスタジオスタッフに、普段は音楽を専門としない人までさまざまです。

音楽活動のヒント、そして音楽初心者の方へ向けて発信し、多くの世代に読んでいただけるメディアを目指します!

人気音楽雑誌YOUNG GUITARでも執筆経験あり。

趣味はギターと料理とネットサーフィンとか。

好きな音楽は「ギターがかっこいい曲」です。

将来の夢はプライベートスタジオを創ること。

Twitter:kin_kinya

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