【楽器店で働きたい!】仕事内容や心構え、あると便利なスキルや面接対策について教えちゃいます!
今回は「楽器屋で働きたい」とお考えの方に向け、楽器店で働くのに必要なことをまとめました。
もくじ
楽器屋ってどんなところ?
楽器屋のイメージを思い浮かべてみて下さい。
たくさんのたくさんのギター・ベース・ドラム・ピアノなどの楽器が展示してあったり、音が鳴ってたり…をイメージされる方が多いと思います。
そうです「楽器を販売しているところ」ですね。
町の小さい楽器屋から全国チェーンの楽器屋、特定のメーカーを取り扱っているなどお店によって様々です。
ただ楽器を売っているからと言って、楽器店内で楽器自体の製造をしているわけではありません。
多くの楽器は、日本国内の楽器工房はもちろんですが海外で生産された楽器も多いのです。
世界中から取り寄せた多種多様なメーカーの楽器や音楽機材が、実際店頭に並び一つの箇所に集まっていることは、楽器屋の最大の魅力ではないでしょうか。
音楽に年齢制限はない
楽器を奏でている人、これから奏でようとしている人は、必ずしもプロミュージシャンだけではありません。
楽器店では、学生さんから社会人、お子様からご年配の方まで様々な形態や年齢層の方が購入されます。
そして楽器を始めるきっかけは様々だと思います。
「趣味で始めたい」「好きなミュージシャンに憧れて」
「プロミュージシャンになりたい」…など人それぞれです。
一つ共通しているのはシンプルに「音楽を奏でる目的」だと言うことです。
音楽を奏でる上では必要な道具すべてが楽器です。
楽器は1種類だけではない
打楽器、弦楽器、管楽器、電子楽器…など、一言で楽器って言っても様々な種類の楽器あります。
音が鳴ればなんでも楽器になりますし、楽器の種類は現代でも増え続けていますので、世界中の楽器の種類はもはや数えきれない数に至っているのではないしょうか。
そして楽器本体だけではなくアクセサリーや小物などもあります。
その多数の種類の中から、楽器店にご来店される方の多くは、弾き比べてみたり、機能を比べてみたり、組み合わせてみたり、自分の予算に合った商品を探したりするわけです。
楽器の魅力・面白さをたくさんの人に広げる
手足を動かしたり、お客さんと一緒のリズムで盛り上がったり…楽器を奏でている人は皆、真剣な顔をしてたり笑顔だったりします。
そして現代では音楽(楽器の音)を聞かない日ってほとんどないのではないでしょうか。
世界中たくさんのメーカーや種類の楽器がある中で、そして様々な音楽を始めるきっかけや目的の中で、その人に合った楽器を探したり魅力を伝えるのには「人の力」は必要不可欠です。
それが楽器屋さんの最大の使命かと思います。
そして好きな楽器に囲まれてそのお仕事できるのは楽器屋店員にとっては最大のメリットではないでしょうか。
楽器屋で働こう!仕事はなにをするの?
楽器の販売・接客対応
好きな楽器に囲まれて楽しそうだったり・楽なイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことは限りません。
楽器を求めて店にご来店やお問い合わせされる方にとって「いかに親切に対応するか」が重要になります。
これがメイン業務で、時には忙しい時もあります。
楽器メンテナンス
楽器店によっては修理・メンテナンスを行っているところもあります。
これは専門的な技術や知識が必要とされる場面です。
ただそのほとんどは、楽器を製造されている元で行うことが多く、楽器店ではそれの代行・仲介業務がメインとなるでしょう。
ウェブを使った販促・サポート
現代では、インターネットでの購入も盛んです。
日本国内はもちろん、世界中からのお問い合わせの窓口になります。
そして楽器は音を奏でるものですが、実際手にとるまでのきっかけとなるウェブを使った説明やアピールは必須です。
楽器の仕入れ・展示
様々な種類がある楽器の中から、仕入れる作業です。
実はこれがメインと言っていいぐらい重要な業務で、ただやみくもに仕入れれば良いというわけではありません。
時期、季節、新製品が発売されるタイミング、ご来店されるお客様に合わせた商品、様々な条件が組み合わさる中で、仕入れ予算をチェックし、需要に合わせた適正な価格を提示します。
メーカーさんとの交渉したり、実際楽器を触って目利きしなければいけません。
そして様々な情報を熟知している必要があります。
あと限られたスペースで商品をたくさん展示することになると思いますので、ご来店された方がご覧になりやすいように商品を設置することが大切です。
あると便利なスキル
楽器が演奏できる
「楽器が好き」という気持ちはもちろんですが、楽器をチェックしたり、音を出したりする場面で演奏できるのは必要です。
ただ演奏自体のクオリティなどは問われません。
コミュニケーションスキル
ご来店されたり、お問い合わせがあったり、お客様とは会話する機会が多くなりますので、必要となります。
例えば「オススメは?」言われてその人に合った楽器を紹介する場面もありますし、お客様の求めていることを聞き出す場面もあります。
その他にメーカーさんとの交渉やスタッフ間での連携などの場面も多いです。
幅広い楽器の知識
自分が好きな特定の楽器だけではなく、様々な種類の楽器や知識が必要な場面が多いです。
そしてお客様にはスピーディーに応対しなければなりません。
決してすべて覚える必要はないですが、働いている中で調べたり一つ一つ覚えていければベストです。
パソコン操作
お問い合わせのメールを返信したり、展示用POPを作成したり、WEBを制作したり、在庫を管理したり、…必要最低限なレベルのパソコン操作は必要です。