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洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで
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洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで

ロックは男性のもの、などという言葉は遠い昔のものと感じるくらいに、エネルギッシュなガールズ・バンドが活躍していますよね。

今回は、バンド女子憧れの洋楽ガールズ・バンドをロックからポップス、メタルにパンクなどジャンル問わず幅広くリサーチ!

まだ女性だけのバンドが珍しかった時代の伝説的なバンドから、注目の若手までを厳選してご紹介します。

きっとあなたのお気に入りのガールズ・バンドが見つかるはず。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

もくじ

洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで

DeathNervosa

ブラジル出身のスラッシュメタルバンド、ネルヴォサ。

2010年に結成、2012年にデモを発表するやいなや、オーストリアのナパーム・レコードと契約を果たし、瞬く間にヨーロッパを中心に人気を博しました。

全員が女性ということで注目を浴びていましたが、その本格的な演奏であっという間にスラッシュメタルは男性のものというイメージを塗り替えました。

ガールズバンドという枠をこえ、世界中のメタルマニアだけでなく音楽ファンから注目を集めています。

メンバーチェンジをし、新体制となった彼女たちの今後の活躍から目が離せません!

角口七月

Chili TownHinds

スペインはマドリード発、現代ガールズロック・バンドの中でも最も勢いのある存在の1つがハインズです。

2013年にメンバーが結成したデュオを前身として、翌年には現在の4人が揃って「HINDS」として本格的に始動、2016年にはデビュー・アルバムとなる『リーヴ・ミー・アローン』をリリースしています。

ここ日本においても、来日公演がソールドアウトするなど早くから注目を集めていましたね。

デビュー曲『Bamboo』を聴けば分かるように、若さあふれる手作り感覚なローファイ・サウンドの中にもきらりと光るメロディ・センスを持ち合わせ、過酷なツアーを経てバンドとしての実力も飛躍的に向上。

今後のさらなる躍進に大きな期待が寄せられる、若手注目のバンドです。

KOH-1

Rebel GirlBikini Kill

1990年代に登場したガールズバンドの中で、いわゆる「ライオット・ガール」と呼ばれた一派の代表的な存在がビキニ・キルです。

ソングライティングの要にしてボーカルを務めるキャスリーン・ハンナさんを中心として、パンク・ハードコアといったサウンドからの影響を感じさせる激しいサウンド、ラディカルな思想の歌詞を武器に世に躍り出ました。

ハンナさんは、後にル・ティグラといったグループで活動、2019年にはツアーのためにビキニ・キルを再結成させています。

彼女たちが提示したスタイルがシーンに与えた影響は大きく、後のガールズバンドたちのインスピレーションの源として語られる、伝説的なバンドです。

KOH-1

Rock Me Like The DevilCRUCIFIED BARBARA

こちらは1998年、スウェーデン・ストックホルムで結成のガールズメタルバンド、クルシファイド・バーバラです。

ハードロックやメタルなどの要素がクロスオーバーする、唯一無二のガールズバンドです。

ハスキーで攻撃的なボーカルがバンドの金看板で、美しいルックスからは想像がつかないくらい、そのサウンドは低く重く、また演奏スタイルもハードなことから女性版モーターヘッドと称されるほど。

聴かせるメロディーの曲もあり、表情の豊かな音楽を展開しているので、いろいろと聴いてみてください!

角口七月

Take It OffThe Donnas

90年代が生んだ最高のガールズバンドの1つといえば、ザ・ドナスの名前を挙げられる方も多くいるのでは?

同じ学校に通っていた4人で1993年に結成され、1997年には高校生にしてセルフタイトルのアルバムでデビュー。

来日公演も果たすなど、早くから注目を集めていたガールズバンドです。

全員が「ドナス」姓を名乗るというラモーンズ的なスタイルらしい荒々しいパンク・サウンドを鳴らした彼女たちでしたが、演奏能力の向上と共にLAメタル的なサウンドへと移行、ノリノリでグラマラスなハードロック・バンドとして商業的にも成功を収めるまでにいたりました。

ジャケットからして大人の女性へと変貌した感のある、出世作にして名盤『Spend the Night』をまずは聴いてみてください!

KOH-1

June GloomThe Like

2000年代のオシャレなガールズバンド、と言えばザ・ライクでしょう。

アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス出身で、音楽一家に育ったメンバーで結成されています。

このバンドの特徴として、初期はオルタナティブ・ロックを基調とした荒々しいギターの音色のサウンドを鳴らしていたのですが、後に音楽スタイルを変化させていることが挙げられます。

セカンド・アルバム『Release Me』を聴けばわかるように、60年代のポップスや英国音楽からの影響を感じさせる、オシャレでレトロなサウンドへと生まれ変わっているのです。

この時期のザ・ライクの方が有名かもしれませんね。

初期の彼女たちも魅力的ですから、ぜひどちらもチェックしてみてください!

KOH-1

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