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洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで
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洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで

ロックは男性のもの、などという言葉は遠い昔のものと感じるくらいに、エネルギッシュなガールズ・バンドが活躍していますよね。

今回は、バンド女子憧れの洋楽ガールズ・バンドをロックからポップス、メタルにパンクなどジャンル問わず幅広くリサーチ!

まだ女性だけのバンドが珍しかった時代の伝説的なバンドから、注目の若手までを厳選してご紹介します。

きっとあなたのお気に入りのガールズ・バンドが見つかるはず。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

もくじ

洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで

No One Little GirlThe Raincoats

イギリスが生んだ伝説的なポストパンク・バンドにして、その特異な個性が後のアーティストたちに多大なるインスピレーションを与えたガールズバンドです。

1979年に発表されたセルフタイトルのデビュー・アルバムは、2020年代の今も大きな影響力を持つ老舗レーベル、ラフ・トレード・レコード最初期のカタログの中でも重要な1枚として認識されています。

1984年に一度解散していますが、1994年に復活を遂げ、マイペースな活動を続けながら2010年には奇跡的に初来日公演も実現しました。

そんな彼女たちのファンを公言するミュージシャンは多く、かのカート・コバーンさんの愛するバンドとしても有名ですよね。

ストレートなポップ・サウンドを期待してはいけませんが、彼女たちにしか成しえない個性と味わいは、一度はまったら抜け出せない魅力がありますよ。

KOH-1

Rock Me Like The DevilCRUCIFIED BARBARA

こちらは1998年、スウェーデン・ストックホルムで結成のガールズメタルバンド、クルシファイド・バーバラです。

ハードロックやメタルなどの要素がクロスオーバーする、唯一無二のガールズバンドです。

ハスキーで攻撃的なボーカルがバンドの金看板で、美しいルックスからは想像がつかないくらい、そのサウンドは低く重く、また演奏スタイルもハードなことから女性版モーターヘッドと称されるほど。

聴かせるメロディーの曲もあり、表情の豊かな音楽を展開しているので、いろいろと聴いてみてください!

角口七月

Take It OffThe Donnas

90年代が生んだ最高のガールズバンドの1つといえば、ザ・ドナスの名前を挙げられる方も多くいるのでは?

同じ学校に通っていた4人で1993年に結成され、1997年には高校生にしてセルフタイトルのアルバムでデビュー。

来日公演も果たすなど、早くから注目を集めていたガールズバンドです。

全員が「ドナス」姓を名乗るというラモーンズ的なスタイルらしい荒々しいパンク・サウンドを鳴らした彼女たちでしたが、演奏能力の向上と共にLAメタル的なサウンドへと移行、ノリノリでグラマラスなハードロック・バンドとして商業的にも成功を収めるまでにいたりました。

ジャケットからして大人の女性へと変貌した感のある、出世作にして名盤『Spend the Night』をまずは聴いてみてください!

KOH-1

I Want You to Want MeKSM

KSMは2006年にアメリカ・カリフォルニアにて結成の5人組ガールズロックバンドです。

同じくアメリカのロックバンドCheap Trickの『I Want You to Want Me』をカバーしたことで話題となりました。

デビュー当時全員が10代という若さだったにもかかわらず、ツインギターの厚みのあるサウンドと、パワフルさのなかにマドンナさんのような女性らしいキュートさが光るボーカルのシェルビー・コブラさんの声がバンドのカラーを鮮明にしています!

角口七月

DeathNervosa

ブラジル出身のスラッシュメタルバンド、ネルヴォサ。

2010年に結成、2012年にデモを発表するやいなや、オーストリアのナパーム・レコードと契約を果たし、瞬く間にヨーロッパを中心に人気を博しました。

全員が女性ということで注目を浴びていましたが、その本格的な演奏であっという間にスラッシュメタルは男性のものというイメージを塗り替えました。

ガールズバンドという枠をこえ、世界中のメタルマニアだけでなく音楽ファンから注目を集めています。

メンバーチェンジをし、新体制となった彼女たちの今後の活躍から目が離せません!

角口七月