ペットについて歌った洋楽まとめ
ペットについての歌、と言われて邦楽であればすぐに何曲か思い浮かべられそうですが、洋楽に限定されるとさらりと口にできる方は相当洋楽に詳しい方に限られそうです。
タイトルや歌詞に「DOG」や「CAT」といった単語があっても、実際には何らかのメタファーであることが多かったりもするのですよね。
今回の記事では、ペットを基本とした動物について歌った洋楽をリサーチ、時代やジャンルを問わずまとめてみました。
このようなテーマの記事はあまり見当たりませんし、興味深い内容となっていますからぜひご覧ください!
もくじ
- ペットについて歌った洋楽まとめ
- sammyChloe Moriondo
- Old ShepElvis Presley
- The Dog SongNellie McKay
- KittyThe Presidents of the United States of America
- How Much Is That Doggie In The WindowPatti Page
- Cats and DogsGorilla Biscuits
- I Love My DogCat Stevens
- My Dog And MeJohn Hiatt & The Goners
- Man Of The HourNorah Jones
- DelilahQueen
- The Puppy SongHarry Nilsson
- BluePeter, Paul & Mary
- Sometimes I Don’t MindThe Suicide Machines
- Martha My DearThe Beatles
- I Love My DogSublime
- Like My DogBilly Currington
- ShannonHenry Gross
- BenMichael Jackson
- I’m Gonna Buy Me a DogThe Monkees
- Me And You And A Dog Named BooLobo
- Dog’s Rule The NightPorno for Pyros
- Cats Van BagsAtmosphere
- Conversation With A DogSting
- Old KingNeil Young
- Me And My ArrowHarry Nilsson
- Dogs of L.A.Liz Phair
- Dogs On LeadsACCEPT
- Cats without clawsDonna Summer
- Dogs on the RunTom Petty & The Heartbreakers
- Rockin’ RobinBobby Day
- Dogs Of WarMotörhead
- Dogs OutDMX
- DOGS IN THE MIDWINTERJethro Tull
- Window (The Bird in the Sky)Petula Clark
- Who Let The Dogs OutBaha Men
- Dogs Can Grow Beards All OverThe Devil Wears Prada
- Old BlueThe Byrds
- Cats in a BowlDinosaur Jr.
ペットについて歌った洋楽まとめ
sammyChloe Moriondo
たとえ英語の歌詞が分からずとも、この曲の温かいメロディを聴けばタイトルの「サミー」に対して深い愛情を捧げているのだろうなと誰もが理解できるのではないでしょうか。
2002年生まれ、ミシガン州はデトロイト出身の若手SSWとして注目を集めているクロエ・モリオンドさんが、2022年の3月に発表したこちらの『sammy』はクロエさんの愛犬サミーに対する楽曲です。
シンプルなギターを軸としたアンサンブル、心に響くクロエさんの優しげな歌声とメロディ、所々聴こえる嬉しそうな笑い声など、冒頭で述べたようにサミーへの溢れんばかりの愛情が感じられますよね。
実はこの楽曲が収録されているEP作品『puppy luv』は、フローレンス・アンド・ザ・マシーンの『Dog Days Are Over』のカバーも含めた「犬」をテーマとした楽曲を集めた作品集なのです。
『sammy』とともに、合わせてチェックしてみてください!
(KOH-1)
Old ShepElvis Presley
ペットに向けた歌声がやさしい『Old Shep』。
伝説のロックンローラー、エルヴィス・プレスリーさんが1958年にリリースした楽曲です。
幼い頃から一緒に過ごしてきたジャーマンシェパードのシェップと過ごした日々を歌っています。
そして、シェップが年老いた時に直面する主人公の悲しみに共感必須な1曲です。
この楽曲を書いたのはレッド・フォーリーさんと、アーサー・ウィルズさんという作曲家、作詞家たちですが、シェップへの思いがひしひしと伝わってくるようなエルヴィスさんの歌声がこの曲をより感動的なものにさせますね。
そんなエルヴィス・プレスリーさんの生涯にスポットライトを当てた映画『エルヴィス』も公開されています!
気になる方はぜひ劇場に足を運んでみましょう!
(宵待ジェーン)
The Dog SongNellie McKay
ジャジーな楽曲にハスキーな歌声が魅力的な『The Dog Song』。
ニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターのネリー・マッケイさんが2004年にリリースしました。
この曲が収録されたデビューアルバム『Get Away From Me』はノラ・ジョーンズさんのデビューアルバム『Come Away With Me』のタイトルをもじったものだそうです。
『The dog song』は、荒れた生活をひとりさみしく送っていた主人公が、シェルターで1匹の犬と運命の出会いを果たし、人生を楽しめるようになった歌です。
生活に変化をおこしたいとき、そんな運命の出会いを期待したくなる1曲です。
(宵待ジェーン)
KittyThe Presidents of the United States of America
「猫をなでたい!」そんな素直な思いをグランジなサウンドに乗せて叫んだ『Kitty』。
グランジの聖地、シアトル出身のバンド、プレジデンツ・オブ・ユナイテッド・ステイツ・アメリカが1995年にリリースした楽曲です。
外から、家に入りたそうにしている猫を招き入れるところからこの曲は始まります。
初めは猫も嬉しそうになでられたり、主人公の足にまとわりついてきたりしていたのですが、突然ひょうへんし、引っかかれる主人公の心情を歌っています。
「君はもうお外で過ごしなさい!」と怒りながら猫を外に出す主人公に、思わずクスッとしてしまう1曲です!
(宵待ジェーン)
How Much Is That Doggie In The WindowPatti Page
レトロなストリングスの音色に乗せて楽しげな歌声が印象的な『How Much Is The Doggie In The Window?』。
1952年に歌手のパティ・ペイジさんがリリースしました。
この曲は、ペットショップに立ち寄った女性が、お気に入りの犬に出会い、「うちで飼えたらな」と妄想する心情を歌っています。
ペットを飼いたくても飼えないという人は共感してしまうでしょう。
この曲を歌っているパティ・ペイジさんはのちに、ペット産業や、それに伴って増えたパピーミルでの動物虐待に反対する声をあげています。
今よりももっと動物たちを大切にしたくなる1曲です。
(宵待ジェーン)
Cats and DogsGorilla Biscuits
パンクロッカーだって動物が大好きです。
爽快なバンドサウンドが印象的な『Cats and Dogs』。
80年代後半から90年代にかけて特に活躍していたニューヨークのハードコアパンクバンド、ゴリラビスケッツが1989年にリリースした楽曲です。
この曲では見た目がかわいいペットたちだけをアクセサリーのようにかわいがる人たちを批判した1曲です。
「どんな生き物でも同等に大事にされるべきだ!」という動物たちに対する強い愛情を歌っています。
パンクをあまり聴かない方にとっては意外かもしれませんが、彼らの曲の中には、平和や、愛情といったあたたかい思いがこもっている曲の方が多いのです。
これを機にハードコアパンクの世界に足を踏み入れてみては?
(宵待ジェーン)