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60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲

ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。

現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。

もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。

今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。

有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲

Gimme ShelterThe Rolling Stones

伝説のロックバンドであるローリング・ストーンズが、ベトナム戦争とアメリカ社会の混乱に影響を受けて制作した名曲、『Gimme Shelter』です。

1969年にリリースされたアルバム『Let It Bleed』のオープニングを飾るナンバーで、キース・リチャーズさんの寂し気なギターイントロが印象的です。

アメリカのソウル歌手であるメリー・クレイトンさんがゲストで参加し、ミック・ジャガーさんとともにリードボーカルを務めています。

1993年にはチャリティ・アルバムとして『Gimme Shelter』のカバーを集めたアルバムもリリースされていますので、ぜひ聴き比べてみてはいかがでしょうか?

濱田卓也

Good Times Bad TimesLed Zeppelin

1970年代を代表するハードロックバンドであるレッド・ツェッペリンは、1969年にリリースしたアルバム『レッド・ツェッペリン I』でデビューを飾りました。

その1曲目に収録されていた楽曲が、こちらの『Good Times Bad Times』。

ブルージーかつ革新的なハードロックサウンドを作り出すジミー・ペイジさんのギターや重厚でうねりのあるジョン・ボーナムさんのドラムなど、バンドの魅力がたっぷりと詰まった楽曲です。

濱田卓也

HushDeep Purple

『Hush』は日本でも人気のハードロック・バンドであるディープ・パープルの、1968年にリリースされたデビューアルバムのタイトル曲です。

シングルカットされると全米チャートでは第4位にランクインしました。

ビリー・ジョー・ロイヤルさんのカバーで、アルバムには『Hush』を含め数曲のカバー曲が収録されています。

『Hush』はまだハードロック路線に進む前のディープ・パープルを聴ける楽曲なので、『Burn』や『Highway Star』などと聴き比べても面白いと思います。

濱田卓也

Love StreetThe Doors

ボーカリストのジム・モリソンさん率いるドアーズが1968年にリリースしたシングル、『Love Street』。

同年リリースのアルバム『Waiting for the Sun』からシングルカットされました。

シングルとアルバムともにアメリカのビルボードチャートでは第1位を獲得しています。

ドアーズと言えばVOX・コンチネンタル・オルガンを使った独特のサウンドが印象的ですが、『Love Street』はアコースティックギターやピアノを使ったポップでメロディアスなサウンドに仕上げられています。

濱田卓也

Down On The CornerCreedence Clearwater Revival

ロックをベースにR&Bやブルースといったブラック・ミュージックのエッセンスを加えたジャンル、スワンプ・ロック。

そのスワンプ・ロックの代表的なバンドが、こちらのクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルです。

彼らの代表的な作品の1つとして知られている、こちらの『Down On The Corner』はソウルを全面に打ち出したサウンドが印象的です。

白人主義だった西海岸のバンドとしては、非常に異色のバンドですので、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

Train Kept On RollinYardbirds

イングランド出身のロックバンド、ヤードバーズ。

レッド・ツェッペリンの母体となったバンドで、1992年からは再結成を果たしています。

音楽性は非常に幅広く、ブルース・ロック、フォーク・ロック、サイケデリック・ロック、プログレッシヴ・ロックを得意としています。

そんな彼らの名曲が、こちらの『Train Kept On Rollin』。

ブルースの特色が非常に強い作品で、陽気なロックサウンドのなかに渋いブルースのエッセンスが感じられます。

Ryo