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Zildjianの小音量シンバル「Zildjian L80 Low Volume Cymbals」の音量はどれぐらい?
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Zildjianの小音量シンバル「Zildjian L80 Low Volume Cymbals」の音量はどれぐらい?

自宅でドラムセットなんて、うるさくてとてもとても….なんて諦めてはいないでしょうか?

今回は消音で叩くことができるシンバルの紹介です!

Zildjian(ジルジャン)の小音量シンバルが凄い!

Zildjianが、とあるシンバルの発売を開始しました。

それがこちら。

シンバル

「Zildjian L80 Low Volume Cymbals」!!

この商品の特徴が、その消音性。

自宅でドラムを練習したい人にうってつけの、音量の出にくい作りになっています。

形状などは普通のシンバルなので、電子ドラムとは違って、しっかりとしたシンバルの打感で練習をすることができます。

どれくらいの音量なのか、実際に解析してみる

音量の比較動画。左下にある、騒音の度合いを表す数値に注目。

0:13~の、普通のドラムセットの値がだいたい100db前後

自動車の警笛や、地下鉄の高架下(ガード下)と同じくらいの騒音です。

対して0:21~の、 小音量シンバルの値がだいたい80db前後

電車の車内、ピアノと同じくらい。

こりゃすごい。

ちなみに電子ドラムのうるささが、だいたい60~70db程度。

ということは、小音量シンバルは「電子ドラムよりちょっと大きめ」ですね。

環境にもよりますが、壁や床に工夫すれば、ご近所さんが気にもかけないレベルになります。

こちらはシライミュージックのシライさんが紹介している動画。

4:50~音量比較のデモ演奏が始まります。

耳で聞いて音量比較するなら、公式動画よりこっちの方が分かりやすいです。

商品詳細

全部で7種類あります。

セットで買える商品が3種類、単品が4種類。

ハイハットはセットでしか買えません。

ライド、スプラッシュは単品でしか買えません。

何から買えばいいのかわからない……という方へ

もしも「買う順番教えろ!」と言う方がいれば……僕はこうします。

という話。

①最低限のものが全てそろう →「13″ハイハット/14″クラッシュ/18″クラッシュライド」セット。

Zildjian L80 Low Volume 348 BOX Set NAZLLV348 [13” HiHats/14” Crash/18” Crash Ride set]

②新しい音色が欲しい→10″スプラッシュ

Zildjian L80 LOW VOLUME Splash 10″[NAZLLV8010S]

ライドにこだわる→20″ライド

Zildjian L80 LOW VOLUME Ride 20″[NAZLLV8020R]

クラッシュ増やしたい→16″クラッシュ

Zildjian L80 LOW VOLUME Crash 16″[NAZLLV8016C]

とりあえず 13″、14″、18″ の3点セットを買っておけば、あとは個々のこだわる部分によって、別の単品ものを買えばいいんです。

僕ならスプラッシュ買いますね。音がかわいくて好きです。

ちなみに 14″、16″、18″ のセットをおすすめしないのは「新しいクラッシュ買おう!」と思ったとき、14″のクラッシュを単品で買えないから。

16″のクラッシュが2枚あったてしょうがないですからね。

まとめ・おまけ動画

Zildjianの小音量シンバルはすごく高性能。

ちょっと工夫すれば、思いっきり叩いても近所に聞こえない。

何買うか迷ったら、とりあえず13″、14″、18″の3点セット買えばいい。

今回はこの辺でおしまい。

ありそうでなかったシンバルの紹介でした。

おまけ

デモ演奏+プロドラマーによる解説


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ライタープロフィール

pump9015

ドラマー

pump9015

へっぽこドラマー。

CD不況を嘆く。

中学生の頃、初めてドラムを叩く。

興奮して眠れなくなった。

ドラマーとしての自分の知識をここにまとめておきたいのと、始めたばかりの方に少しでも参考になって貰えればと。

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