レコーディングQ&A「レコーディングお悩み一刀両断」
レコーディングQ&A「レコーディングお悩み一刀両断」 | スタジオラグ

「レコーディングお悩み一刀両断」Take.6

【Q1】セルフレコーディングをする際のお薦めのマイクを教えて下さい。
レコーディングに関する身近な疑問をプロのエンジニアが丁寧に解説!これからレコーディングをお考えのあなたの疑問も、レコーディング経験はあるけど今まで聞くことのできなかったあなたの疑問も一気に解決です!

Q&A

セルフレコーディングをする際のお薦めのマイクを教えて下さい。

まずマイクの種類についてご説明します。
マイクは大きく分けると、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があります。それぞれ構造が違うので、もちろん音の特性も大きく異なります。

ダイナミックマイクは音質的には中域が強調される傾向にあります。
大きい音量の入力に強く、ドラムのスネア、ハイハット、シンバルの録音やギターのアンプ録りなどにもよく使われます。またダイナミックマイクは非常に丈夫です。スタジオの中に常備してたり、ライブハウスなどではボーカルマイクに主に使用されているSHUREの「SM58」などと言ったマイクが定番となっております。

他にもギターアンプやスネアなど録音の定番にはSHUREの「SM57」や、タムなど録音の定番SENNHEISER MD421、キックなどの録音の定番にはAUDIO TECHNICA ATM25、AKG D112 などがございます。

コンデンサーマイクはマイクケーブルを介してファンタム電源と呼ばれる電源を供給する必要があるマイクです。実際のレコーディングの現場でもよく使われます。音質的にはコンデンサーマイクは感度が良く広範囲の音を拾うことができます。ドラムの空間の音をキャッチするアンビエンス用としてや、アコースティックギターやボーカルなどの音の強弱が大きく、細かい表現をとらえたいパートに特に向いています。

ただし、コンデンサーマイクは湿気や振動に弱く取り扱いが難しくなっております。
価格も大変高価なマイクが多いのも特徴です。

定番としては、ボーカル録音などの定番NEUMANN U87や、アンビエンスマイクとしても定番のAKG C414B、C451などがございます。どのパートがどの特性に向いてるかは実際マイクを立ててみて、録音したり、立て方を変えたりして試されると面白いと思います。

セルフレコーディングと言うことなのでマイクをご自分でお持ちの方も多いと思いますが、スタジオラグではマイクレンタルもして頂けます。スタジオ内には「SM58」が3本常備してあります。「SM58」を追加でレンタルされたい場合はスタッフまでお気軽にお申し付け下さいませ。(無料)

スタジオラグ西院店では他にも定番のコンデンサーマイク等、ご予算に応じて選んで頂ける豊富な種類のマイクのレンタル(有料)が可能です。是非一度お試し下さい。(スタジオラグ西院店:中尾欣也)

※マイクのレンタルは事前にご予約が必要となっております。
※レンタルできるマイクの種類は楽器・機材レンタルページにてご確認下さい。
※レンタル料はご利用される時間に応じた料金になりますので、スタッフまでご確認下さい。
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