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ギタースクール連載コラム | 岡本博文「Guitar 虎の巻」

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第四回「コード」

今回は、すこしコードの話をします。活躍しているプロというのは、一つコードネームを聞いても、20~30のフォームを使い分けることができるのが普通です。実際、早弾きばかり腐心しているギタリストより、コードのバリエイションを研究しているギタリストの方が、ソロがうまくなるのももちろん、歳を重ねるごとに円熟味を増すのが常だと思います。作曲能力、歌手のサポート能力なども向上するでしょう。そして、システムを理解して、たくさん一度に覚えてしまうのが、一番手っ取り早いと思っています。

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譜例1

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ここでA7というコードを例にしてみましょう。A7を構成する音は、ラ、♯ド、ミ、ソのコードトーンの他、シ(9th)、♯ファ(13th)のテンションも入れると6音によって構成されます。

譜面 | スタジオラグ

譜例2

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コードというのは展開形があります。コードのトップノートはメロディーに聞こえる性質があるので、トップノートを変えた6つのバリエイションが存在するはずです。まず、2弦の上に6つ。

譜面 | スタジオラグ

譜例3

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そして、同様に1弦上に6つのトップノートの違うコードを並べてみました。

譜面 | スタジオラグ

譜例4

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これだけでも12個のバリエイションが出来ました。本来は、ここからさらにトップノートが同じでも、違ったコードフォームを創作していく必要があるのですが、ここはまず、コードソロに適応するように、比較的押さえやすいフォームに直してシリーズで覚えちゃいます。

譜面 | スタジオラグ

ただ、フォームを指で覚えるだけでなく、何度の音でこのコードが出来ているか、よく考えて理解するのが大切です。さらに同じトップノートで違うフォームを何種類か研究してみる価値は高いです。そういうバリエイションが多いほど、ギタリストは幸せになれる。慣れてくれば、初見の譜面をその場でソロギターに作り替える事だって可能になるのです。

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