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スペシャルインタビュー

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ハンサムケンヤ | スタジオラグ
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アーティストの作品ではあるけれど、自分の作品でもある

お人柄的にはどのような方だったんでしょう?
阪本:ものすごい気さくな方で、しかも全然隠さないっていうか…こっちが訊かなくても色々教えてくれるんですね。めちゃくちゃ良い人でしたよね。
ハンサム:こっちの要求をそのまま聞いてくれるというよりも、向こうも良い作品にしたいって。HOTODAさんからも“これは自分の作品なんだ”っていう想いがヒシヒシと伝わって来ましたね。
ポテト:一番最初に(HOTODAさんに)釘刺されました。「僕は気に入ったものしかやらないんだよ」って。
阪本:「自分が面白いと思った事だけをやりたい。アーティストの作品ではあるけれど、自分の作品でもあるから、良いと思えるものを残したい」と言ってました。
ハンサム:HOTODAさんにとってのコレクションでもあると。
ポテト:特徴的だったのが、“踊りながらMIX”してるんですよ。
ハンサム・阪本:そうそう。
ポテト:逆に言うと、自分がノレない作品はやらないと。
阪本:ずっと踊ってたね。
ポテト:…実を言うと4曲依頼してたんですけど、1曲は時間が無かったっていうこともあったんですけど、大きくは“自分がノレなかった”という理由で返却されちゃったんですよ。「違う方に頼んで下さい」って(笑)
へぇぇぇ!ちなみにその3曲のタイトルは?
ハンサム:『アイキャッチ』『アラハラ』『秋雨前線』です。
アルバムの3,6,10曲目ですね。いやいや、なんともレアなケースですよねぇ…
ポテト:そうですよね。夜、阪本さんが帰られた後、僕たちはお寿司屋さんに連れていってもらったんですよ。地元の方々が集まるお寿司屋さんに。ビールを頼んで、乾杯して。そしたら、まずイカの塩辛が出てきたんですよ。でも、ケンちゃんはアレルギーで食べられないんですよ(笑)
ああ、HPにも書いてありましたね、甲殻軟体類アレルギーでしたっけ?
ハンサム:そうなんですよ。なのに、雰囲気的に言いだせなくて食べちゃったんです。
ポテト:それに気付いた僕が、隙を狙ってイカとかタコを食べてあげて、その代わり彼はトロとか魚類は食べられるんで、それを渋々渡してあげました。結果、僕はイカとタコばっかり食べてました(笑)
一同:(笑)
ポテト:それで、HOTODAさんのご友人の方々がいらっしゃって、音楽会社の方が1人いたので紹介してもらったんですよ。「彼は京都でレーベルの社長の新井さんです。」って。「で、こちらは布袋寅泰さんの事務所の社長さんです」って、いやいやいや…(笑)
ハンサム:対等の紹介されてたよね。
いやいや、めちゃくちゃ面白い体験されてますね(笑)
ハンサム:熱海まで行って、寝て、寿司食って…
阪本:最高やね。ロケーションも最高やったしね。日帰りで行ったのは本当に間違いだったな。
ハンサム:最寄りの駅が無人駅でしたっけ?ホントに田舎の良い雰囲気で、そこで阪本さんと待ち合わせてたんですけど、その無人で自分も知らない土地に、いつも見慣れた阪本さんがポツンと待っている、これは感動的でしたね(笑)
ハンサムケンヤ | スタジオラグ
無人駅に阪本君がポツンと立ってる…シュールですね(笑)
阪本:あの日は確か朝まで仕事してて、寝てしまったらこれはヤバイなと思って早めに向かったんですよ。で、新幹線の中でふと「俺、何してるんやろな」って思って、熱海に着いた時に「あ、これからMIX見に行くんだ」ってことを思い直したんだけど、「でも、俺、やることないよなぁ」って…
ポテト:僕たちは阪本さんが一緒に来てくださってとても心強かったですよ(笑)
いや、でもある意味『ハンサムケンヤ』と『GOH HOTODA』と『阪本大雅』のコラボレーションが実現したわけですね!
阪本:俺はなんか後ろで「スゴイですねぇ、イイですねぇ、これヤッバイですねぇ」って言ってただけだったですけどね…踊ってるHOTODAさん、めちゃめちゃカッコよかったもんなぁ。
いやいやいや、そこは色々やり取りがあったんでしょ(笑)

“魂はロック”

今回、他にもいろんなエンジニアさんにMIXして貰っているとお聞きしてますが。
ポテト:そうですね、今回は12曲の中で4人のエンジニアさんにお願いしたんですけど、やっぱりそれぞれの方の色が出ますね。『ハンサムケンヤ』の作品には変わりないんですけど、エンジニアさんによって全然曲が変わってしまいますので、もっとMIXエンジニアは評価されるべきだなって思いました。結局、作詞・作曲くらいしかみんな気にしないじゃないですか、興味ない人なら作詞・作曲すら見ないじゃないですか。ましてやMIXを誰がしてるかなんて業界関係者以外気にしないと思うんですよ。でも、制作の上では曲にとってMIXがとても重要だということに気付きました。一方では、HOTODAさんもおっしゃっていたんですけど、MIXエンジニアの責任はとても重いのに、その自覚が無いエンジニアも多い、と。CD制作の最後の工程なので、そこで『OK』になったものが、そのままCDになるんですよね。だからこそ、HOTODAさんは色々と細かいところまで拘って作っているのだな、と。
ハンサム:今回頼んだ4人の方もそれぞれ良い所があって、阪本さんやったら録り音から一緒に作り上げてきて頂いて、曲のおいしいところとか、アレンジのポイントとかを分かってくださっているので、そこをより目立たせてくれたりとか。今回、1人のMIXエンジニアに絞らず色んなエンジニアさんに頼んで、どういう違いが出るのかっていう実験的な意味もありました。
そういう狙いもあったんですね。
ハンサム:ええ、僕も自分でどういうふうに変わるのか分からなかったので、そういう意味ではすごく成功したし面白いアルバムになっているという感じです。
エンジニアの違いというのも今回のアルバムの楽しみどころであるんですね。
ハンサム:そうですね、ぜひ注目してもらいたいですね。
ちなみにその他のエンジニアさんは?
ポテト:HOTODAさんの次にお願いしたのが『Koni-Young』さんという方でしたね。
阪本:『THE OPENING CLOUD 』とか『くるり』やってる人だね。『忌野清志郎』とか『遠藤ミチロウ』とか『THE MAD CAPSULE MARKETS』とか…
ポテト:そうですね、その方のMIXは青山にあるVictorスタジオでやったんですけど、Victorスタジオの凄さに驚いてしまいました。何せ、スピーカーが800万円のものだったので。
(笑)これも直接お会いしたんですね。やはり最初はメールから?
ポテト:そうなんですよ、メールを送ってみて。そしたら、「どこで何から調べて送ってきたんですか?」って驚かれて、「メールでいきなり注文してくるお客さんってほとんど無い。何かの縁かもしれないんでやりましょう。」ってことで。
その、直接お願いする機会というか度胸があったというか、それで受けて貰えたっていうのはすごく運が良かったですよね。
ポテト:そうですね、やっぱりHOTODAさんもKoni-Youngさんも共通して、『ハンサムケンヤ』の音楽を気に入ってくれたんで、それが一番運が良かったのかなって思いますね。今時の売れ線ではないけれど、作り手のこういうことがやりたいっていうのを汲み取って頂けたのが一番大きいのかなと。Koni-Youngさんはビートルズの話でケンヤと盛り上がってましたし。
阪本:確かにそれはあるね。(MIX現場は)HOTODAさんしか見てないけど、“この人好きなんやな”って思えたね、『ハンサムケンヤ』の音楽を。ものすごい楽しんでやってたから。
ケンヤさんの曲の力が呼び込んだ強運ですね!
阪本:また、そういうふうに動けるっていうところもあるし、そういう動きに反応してくれる人もいてるってとこもあるね。
本当にポップスだけど“ロック”ですね(笑)
ポテト:“魂はロック”で行きたいですね。
それじゃ、MIXお願いした方としては、HOTODAさんとKoni-Youngさんと、今ここにいる阪本君と…
ポテト:あと1人は江添さんという方で、彼は今回のアルバムでキーボードを担当して頂いた方のお知り合いだったんですね。
ああ!ネガポジでPAやってる方ですね!
阪本:そんなアルバムに入っちゃいました。
入っちゃいましたね。
阪本:『GOH HOTODA』『Koni-Young』…『江添』『阪本』…入っちゃいましたね。もう、すごいハードル上がりましたねぇ。
ポテト:阪本さんに「なんでそこに俺を入れるん?」って怒られたんですけど、実は自分でやりたいって言ってたんですよ…(笑)
阪本:いや、だって、そこまでハードル上がるとは思ってなかったんでね(笑)それこそ割と手近なところも含めつつの、ホンマに全曲違う人にやってもらうってくらいのノリやと思ってて…HOTODAさんクラスのところまで手を伸ばすと思ってなかったんで…
いやいや、ホントに面白い縁ですね。“行動力”と“歌の力”と、そして“運”と。それが全部重なって…
ポテト:もしかしたら“奇跡のアルバム”と言うに相応しいかもしれないですね。
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その奇跡のアルバムの発売日が…
ハンサム:はい、8月24日となりました!
ポテト:久しぶりにしゃべったね(笑)ずっとハンサムケンヤ喋ってないなと思ったら、誰でも言える事を…
ハンサム:いっつも彼(ポテト)がいると喋らなくて良くなるんですよ、ほとんどいないみたいな。
一同:(爆笑)
ポテト:こないだ違う方と対談したんですけど、最初の挨拶と最後の挨拶だけしてたよね。
ハンサム:「よろしくお願いします」と「ありがとうございます」だけっていうね、ポテトとその方の対談みたいになってました(笑)
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プロフィール

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ハンサムケンヤ

ハンサムケンヤオフィシャルサイト

1987年10月30日生まれ。京都在住のシンガーソングライター。2011年に立命館大学を卒業。大学時代のバンド仲間が立ち上げたインディレーベル「古都レコード」の第1弾アーティストとして、同年5月に1stミニアルバム『これくらいで歌う』を発表。このうち収録曲「蟲の溜息」「これくらいで歌う」のビデオクリップは椙本晃佑によるアニメーションやCGを取り入れた作品で、動画サイトを中心に話題となる。同年8月、12曲入りの1stフルアルバム『エフコード』をリリース。

最新リリース情報

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ハンサムケンヤ | スタジオラグ
『エフコード』
2011年8月24日リリース
¥3,059(税込)
KTHK-860 / 古都レコード
ライブ情報

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9/22(木)京都「磔磔」
3月33日/ユダ(HONEY MAKER)/ハンサムケンヤ
[開場] 17:30 [開演] 18:30
前売・当日:1,500円
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