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スペシャルインタビュー

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M.I.Z a.k.a MICASISTA | スタジオラグ
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2012年11月21日に2枚目のアルバムをリリースされましたが、今まではどういう音源を出されていますか?
2008年に1stシングルの「Slow Starter」っていうのをリリースして、これは4曲入りのマキシシングルで、その次の年2009年に12曲入りのフルアルバム「LYRICAHOLIC」をリリースして、3年半くらい空いての今作の「More Than Words」っていう流れです。
前作から3年半と結構長い時間が空きましたが、1作目のフルアルバムを出されて、その後の反応・変わったことはありましたか?
1作目を出す前は頑張ってライブもしてたんですけど、まだ誰にもというか、あまり名前も知られてなかったんで、1stは名刺代わりのようになった1枚で。しっかりライブして次の制作環境を整えてっていう3年半で、今の作品という感じですね。
それでは、その3年半かけて作ったアルバムについてお伺いしたいと思います。どのようなコンセプトの作品ですか?
さっきも言ったように、僕は色んなトピックを書きたいし書けるラッパーだと自分では思ってるんで、間口を狭めずに色んなトピックをちりばめた13曲になってて、いいように言えばすごくカラフルな1枚にしたいなっていうのがコンセプトです。
トラックメイクは、半分くらい私上田が担当させていただきましたが、他のトラックは?
アメリカのトラックメイカーでJazzyでキレイなHIPHOPを得意とするMarcus Dから2曲と、前作にも参加してくれたSARU & YASUっていう僕の近しいトラックメイカー、あと京都のHIPHOPシーンに最近頭角を表して来たfree designっていう若いトラックメイカー、この4人で全13トラックは仕上がっています。僕はどちらかというと、先にLyricを書く方じゃなく、曲を聴いた感じでテーマを決めて、その曲に乗せてLyricを書くスタイルなので、先にビートを集めます。
海外の方にトラックメイクを依頼されるのは珍しいですね。
今回が初めてで、京都では誰もやってないんじゃないかと思うんですけど。もともと、あるJazzy HIPHOPのコンピレーションアルバムがシリーズ化されているのが僕好きで、毎回新しいのが出る度に買ってます。そこにMarcus Dっていうトラックメイカーがいるのを知って、YouTubeで探したら音源が見つかって、そこに「ブッキングはここまで」というアドレスが書いてあったんですよ。どうしてもこの人に曲を作って欲しいと思ったんで、英語でメールを送って。「君のトラックに感銘を受けたんで、僕はラップしてるんだけど僕のために曲を作ってくれないか」と初めてコンタクトして。最初は僕が日本人というのも分ってなかったのか、あまり話が進まなかったんですけど、向こうで組んでいるユニットが来日するタイミングで、「来日するんだったら僕も前座で一緒にライブさせてほしい」と頼んだら、「じゃあ一緒に曲作ろうか」みたいな感じで。
今回海外のアーティストとやっている曲もありますが、やってみた感想はいかがですか?
色んな面でこっちとは違って、「本場」を感じられる箇所が何カ所かあって。僕はラップのことしか分らないんで、データがどうとかそういうのには疎いんですけど、送られて来たデータの声がすごい太くて。これは声を2本くらい重ねてるんやろなと思ったけど、データで見ると声が1本やったっていう。「これは凄いな」っていうのをエンジニアとスタジオで話をしてたのは一番印象的ですね。
フィーチャリングでFunky DLとやられていますが、そのいきさつをお聞かせください。
Marcus Dと最初に出会って、曲を一緒にやろうかということになって、作っていただいた2曲を自分の中であたためてたんです。1曲は書き終わってもう1曲さあどうしようかという時に、Marcus DがFunky DLと一緒に曲をやってたんで、Marcusが僕の曲をFunky DLに聴かせてくれて、Funky DLが「是非一緒にやろうか」ということで。
凄いですね!Funky DLといえばHIPHOP好きは皆知っているビッグネームですものね!アルバムに収録されている曲で、SNSについて歌った曲がありますが、この曲はどういう気持ちで書かれたのでしょうか?
僕自身、自分のアルバムの告知とかライブの告知にTwitterとかFBとか、音源はSound Cloudに上げたり、っていうのを使っているアーティストなんですけど、普通の方も自由に色んな形で使っているSNSというのに依存しすぎるのもどうなのかなっていうのが自分の中にあって。それをちょっと皮肉った感じの歌ですね。
1曲だけすごくパーティーチューン、いわゆる四つ打ちのBPMが速い曲があるんですけど、この曲はどういう経緯で作られたのか興味を持ちました。
色んなクラブに行くと、特に地元のDJは、地元のラッパーを色んな意味で推しあげようって思ってくれる気持ちが強いので、その土地のラッパーの曲はかけたりしてくれるんですよね。やっぱりDJにかけてもらいたいというのがあって、現場向きの今流行の四つ打ちのビートやったらか、けやすいかなと。ビートは四つ打ちを選んだんですけど、僕はHIPHOPっていう畑の人間なんで、四つ打ちばっかりかかっているクラブは僕自身はあまり楽しめない感じなんです。四つ打ちのビートを選びながらも、「四つ打ちばかりで遊んでても面白くないでしょ?君たち四つ打ちだから首を振ってるんでしょ?歌詞、内容を聴いてますか?」っていうちょっと皮肉ったLyricにして。だからこの曲でアガッてくれている人は、歌詞凄いなって思って盛り上がってくれている人もいれば、全然歌詞聴かず「この曲ノレる」みたいなんで盛り上がってくれている人の2パターンやと思いますね。
MVにもなっている「P.S -Merry-Go-Round-」という曲は、お母さんのことを歌った曲ですね?
前のアルバムに、「Your Son -2枚目の手紙-」っていう曲があって、その当時にはもう母親は亡くなってたんですけど、亡くなった母親にその時の悲しいとか辛いっていう気持ちを込めた手紙っぽい歌を収録しまして。そこから3年半たった今、悲しいとか辛いとか言う気持ちだけじゃなくて、色んな事が見えて来て色んな感情が出て来てるので、追伸という意味で「P.S」というタイトルをつけて、母親に対する現状の近況報告っていう感じの歌を、Marcus Dのビートに乗せて歌いました。
曲順は最後ですが、やはりそういう意味も込めて?
前のアルバムでも「Your Son」という曲が最後で、今回のアルバムも「P.S」が最後っていうのは、一番自分の中で素直に伝えたいっていう。自分の母親だけじゃなくて、皆母親から生まれて来てるんで、お母さんを大事にする気持ちとかを伝えたいなっていう意味もあって、一番最後に持って来ました。
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プロフィール

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M.I.Z a.k.a MICASISTA

2004年、ラッパーとして本格的に活動開始。京都、大阪、滋賀などの関西圏を中心に精力的にライブを行う。「RAPはMASSAGE」という自身のポリシーのもと、聴き取り易くスタイリッシュなラップはリスナーやアーティストから高い評価を受け、2008年 ファーストシングル「Slow Starter」、2009年 ファーストアルバム「LYRICAHOLIC」をリリース。その後も各地様々な現場で精力的にライブアクトを行う。そして2010年に京都で活躍するラッパー SNIPE(SHIKI RECORDS)と出逢い、ビッグパーティー 「HARD CREAM」を共に立ち上げる。毎月第四土曜、全国各地からビッグゲストを招き様々な仕掛けを用意するこのパーティーは、平均観客動員数約500人を記録。京都で最大且つ最もホットなパーティーの中心人物として着実にプロップスを手にする。そして満を持してドロップする今作「More Than Words」は、Hip Hop界のレジェンドと称される Funky DL(UK , LONDON)やNujabesを師と仰ぐ新鋭トラックメーカー Marcus D(US , SEATTLE)、国内からも腕利きの実力派アーティストが客演参加。聴き応え十分且つワールドワイドな作品に仕上がっている。巧みに並べられた言葉の裏側にある「More Than Words」を体感してほしい。

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古都京都から「ワールドワイドな衝撃的一枚」が完成。 2008年に1st Single、2009年に1st Albumをリリースし名実共に着々とグレードアップしてきた京都のソロイスト "M.I.Z a.k.a MICASISTA"前作で自身が言い放った、「音楽があれば遠くないだろ?ソコとココのDistance」この言葉通り実現したのが今作 「More Than Words」 である。注目すべきは、何と言っても "ワールドワイドな参加アーティスト陣" だろう。互いにリスペクトし合える仲間だけを集めた今作では、数々のクラシックを生みHip Hopシーンのレジェンドと称される "Funky DL" と共演。そして、Nujabesを師と仰ぎ近年のJazzy Hip Hopシーンで最注目の新鋭ビートメーカー "Marcus D" も参加し、本場のテイストを注ぎ込む。さらに国内のアーティストでは、ビッグイベントの開催をはじめ様々な動きを共にし、全国的に多くの支持を集めるラッパー "SNIPE" 、前作でも共演を果たした福岡のバイリンガル "RAKABEE" 、そして自らをオタクと称しスキルフル且つオリジナルを魅せる "Young Yazzy" 、forteからの新鋭実力派 "YAMAO THE 12"、同郷のSinger "Grow"といった豪華な顔ぶれとなっている。「RAPはMESSAGE」という自身のポリシー通り、聴き易く耳から離れないパンチラインを散りばめたリリック、そして「熱く、伝える」ライブアクトは幅広いリスナーから多大な支持や共感を得る。今作では様々なカラーのビートに、様々なトピックスをラップで表現。「万能型 RAPPER」の一面も押し出しリスナーにとって聴き応えのある一枚に仕上がっている。是非その耳で「散りばめられた言葉以上の何か」を感じとって欲しい。
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