滋賀高校軽音クラブ対抗コンテストの審査員に行ってきました。所感。

私、『京都RAG音楽義塾』塾長、岡本博文です。
2019年12月26日。滋賀U-Stoneで行われた『滋賀県高等学校軽音部会クラブ対抗コンテスト』の審査員をやってきました。

 

 

 

 

 

参加校は、滋賀短大付属高校、比叡山高校、大津清陵高校、東大津高校、長浜農業高校、大津高校、八幡工業高校、彦根工業高校、近江高校、彦根翔西館高校、草津東高校。です。

約束どおり、各学校別に一言コメントを添えて行きたいと思います。
**********
・ストロベリーサイダー
大変よくまとまった演奏でした。一番最初は緊張すると思います。
このバンドが基準になりました。

・Polca
これもいいバンドでした。
ボーカルがバンドを引っ張っていると感じました。

・Miel
オリジナル。素晴らしいアレンジ。バンドの技術がもう少し上がるとさらによくなると思います。

・Air Drop
初期のデヴィッド=ボウイーを感じる良い雰囲気でした!

・ネ申
ハードで独創的なサウンドでした。
「コンテストなんて、関係ないぜ!」というエネルギーを感じました。
僕は、ローのしっかりしたこのバンドのサウンドは好きです。

・Flap
ボーカルがなんと欠席。ギター、ベース、ドラムスの3人だけでガンズ&ローゼスの曲をやりました。
それでも、会場が大合唱し、最後は感動的な場面になりました。

・Sneaker Laundry
不思議な魅力のあるバンドでした。安定したバンドサウンド。
オリジナル曲がとっても素晴らしかった。
ボーカルを中心に音作りが出来れば、さらに良くなるかも。

・Laugh
元気な演奏でした。
ギターがバンドを引っ張っている感じがしました。

・田中wizen左内
バンドの個人個人の実力派大したものだと思います。
ボーカルがボイストレーニングを受けるとか、
本気で歌っているのを見てみたい、と思いました。

・ひよこまんじゅう
リズムセクションの本気度が素晴らしい。

・Thick Hole
オリジナルの歌詞が良かった。
バンドに力があると思いました。

・glutton
ドラムスの曲に対するダイナミクスが素晴らしい。
ボーカルの声質が良い。バンド全体も頑張っていると感じました。

・シナリオ
オリジナル曲。
このバンドがステージに登場した時、
他のバンドと全く違うレベルだと、すぐ思いました。
楽器の本気度がバンド全体で迫ってきました。
素晴らしかった。少し難解な歌詞もかっこいい。

・晴れ時々響(きょう)の雨
シナリオで「これで決まりか」と思っていたら、
出てきて、さらに空気を変えたのは、このバンドでした。
素晴らしいオリジナル曲、素晴らしいアレンジ。
全ての楽器が生かされている。
全員のこれにかける本気度が伝わってきて、
映画のラストのコンサートシーンでもあるかのように
ドラマチックでした。優勝おめでとう!

・豆腐Mentals
名前と裏腹に安定した堂々としたサウンド!
太いサウンド、ギターのアンサンブルの中での
コントロールが上手い。何より、とうとう八幡工業から、
こういう完成度が出たか!と嬉しかったです。

・1年生バンド
今年は、北滋賀の学校が頑張っていました。
彦根工業もその一つ。彦根工業のサウンドの特徴は、
太いサウンド。このバンドもとっても良い。
サイドギターの山中さんとドラムスがバンドを引っ張ってました。
素晴らしい味わい。

・Begin Street
爽快な良い演奏。ここも上手い。レベル高い彦根工業。

・#Sugar
ここも上手い。明るい。ギターサウンドが彦根は良い。

・kafka
近江高校の特徴は、清潔なアンサンブル。
kafkaは、ストレートでバランスも良く、
レベルが高い。このバンドもギターのサウンドが良かった。

・テルミット
オリジナル曲。これも大変曲が良かった。
3ピースのバンドのアレンジも良く、バンドの厚みも出ていて、
ボーカルの歌詞もはっきり聞こえた。
なかなかこうは行かない。全員が、もう少し上手くなれば、
優勝も狙えたかも。

・響
彦根翔西館の特徴は「まとまり」
良くまとまった女子のみのバンド。
ここもギターの音が妙に良い。
北滋賀系の学校はギターの音作りが上手いです。

・Trace
ここも良くまとまった女子のみのバンド。
ここも同じくギターの音が妙に良い。

・麦茶
こう言ってはなんですが、個人の技量以上に
良くまとまっていました。彦根翔西館らしい。
欲を言えば、少しこじんまりした感じがなくもない。
しかし、ボーカルはしっかり歌詞が聞こえて、
大変聴きやすく、良かったのも確か。
翔西館は、どこも伸びしろあり。

・カプリコ
さすが、強豪、草津東高校。
全員が大変上手い。リラックスして演奏できている。
まだボーカルの伸びしろはあると思います。
本気で一度ボイトレを受けてみれば?

・Butter Cup
素のコーラスから始まり、全てが衝撃的。
ショウロンポーが好きと歌う歌詞も斬新。
まさかの「どこまで本気なのか?」と思わせるコンセプトで、
すごい説得力だった。
惜しむらくは、バンドの詰めが少し甘かった。
ギターのチューニングとか、コーラスのピッチとか。

そして、優勝させても良いが、
「待てよ、『晴れ時々響(きょう)の雨』のような
正攻法のバンドをさておいて、優勝させて良いのか?」
という意識が働いたのも確か。
でも、続けて欲しい。で、準優勝。

・すなっぷあうと
これもオリジナルで素晴らしかった。
ショウロンポーのあとでやりにくかったと思います。
けど、高いレベルでした。草津東高校はレベルが高い。

***********
全体的に、実力を上げてきた北滋賀の各学校。
それでもなお、実力を見せつける大津&草津東。
そんなの関係無い、という感じでオリジナリティーをぶつけて来る
比叡山。そういう構図でした。

採点は、単純に4人の点数の合計ですが、
しっかり順位に反映されることから、公正な審査結果だな、と思います。

感じたのは「オリジナルをでっち上げで良いから、まず作ろう」ということ。
コピーをしている限り、主題性、独創性の点数を一定以上付与できないのです。
是非、ご一考お願いしたいです。

お疲れ様でした!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る