大人気注目アンプ "ORANGE ROCKERVERB 100 MKII" の無料レンタルサービスを堪能してみた
ギタリストなら誰しもそのシンプルかつ斬新なフォルムに目を奪われてしまった事があるのではないでしょうか?そう、現在ギタリストに絶大なる人気を誇るアンプメーカー"ORANGE"。そのORANGEギターアンプシリーズの代表機でもある「ROCKERVERB 100 MKII」がスタジオラグ西院店で無料レンタルできると聞いたので、早速実際に足を運んで弾いてみました。
ここがスタジオラグ西院店。昨年8月にOPENしたてというだけあって実にスタイリッシュです。
ガラス越しに店内イメージやキャンペーン内容がスライドショーで映し出されてます。
紫色の物体は常連の高校生からのお土産らしいです。
店内は清潔感溢れる真っ白の壁。心安らぐ観葉植物。いつ発行されたかわからないhideが表紙の雑誌。
さてさて、そろそろ本題のORANGEを探しましょう。
...ありました。オレンジです。
早速スタジオに運んで試奏しましょう。このアンプ、なかなか重いぞ。
なんと、スタジオの扉もオレンジです。
搬入成功しました。
さて、まずは電源を入れてみましょう。
このPOWERスイッチを1段下げるとランプが付き、スタンバイ状態になります。
ROCKERVERB 100 MKIIは真空管アンプなので、この状態で1~2分置いて、真空管を暖めておきましょう。暖まったらさらにPOWERスイッチを1段下げます。
これで準備OK。ギターも西院店の物をお借りしました。早速弾いてみたいと思います。
まずはクリーンチャンネルから。コントロールのつまみはTREBLE、MIDDLE、BASS、VOLUMEの4つ。
弾いてみると実に太いサウンドですね。高音域だけではなく、ミッドのシャキシャキとした歯切れの良い音がします。比較的JC-120に近い音ですが、音の厚みという面ではJCと格段に差を感じますね。これはクリーンでもしっかり使えます。つまみの上のマークがカワイイ。
続いて、ダーティーチャンネルに切り替え。
ダーティチャンネルも独立したTREBLE、MIDDLE、BASS、VOLUMEに加え、GAINとREVERBが設定できます。
このGAINのつまみ、"クランチ~オーバードライブ~ディストーション"と、つまみひとつで幅広く調整可能です。マーシャルのようにドスンとしたLOWは出ませんが、このLOW-MID寄りの乾いた歪みはギターロックにバッチリ。イギリスの匂いがプンプンしてきて、もう狙っているな、という感じです。それと、見た目の可愛さには似つかわないほどよく歪んでくれる。このギャップが世のロックギタリストを魅了する要因でもある気がします。
ORANGEのロゴ。可愛らしいイメージとは逸脱したシュールなデザイン。この辺りもギャップ狙いなのか?
さてREVERBもかけてみましょう。
アンプに内蔵されているエフェクトの中には使い物にならない事も多く、ただの飾りになってしまいがちなのですが、ORANGEのREVERBはかなり実用性を考えてあります。アンプを買ったらリバーヴマシンをひとつついてきた、みたいな感覚。クリーンチャンネルにはかけられないようですが、対象ユーザーを考えればいらないのかなとも思いますね。ちなみにREVERBのON/OFFはフットペダル(別売)で切り替えできるように設計されています。
たまたまいらっしゃった伏見店の店長さんも「これはいいよ。」とORANGEを絶賛されていました。
じっくり試奏させていただきました。楽器店などではゆっくり腰を据えて試奏できないなんて思っている方は、是非この機会に"ORANGE ROCKERVERB 100 MKII"を堪能してみてはいかがでしょうか?
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