スペシャルインタビュー サカモト教授 4/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
サカモト教授 | スタジオラグ

スペシャルインタビュー サカモト教授

平田:22:40:06
ドラムの先生は怖くなかったのですか(笑
サカモト教授:22:40:37
ドラムの先生はすごくやさしかったです。 洋楽はドラムの先生に教えてもらったのが大きいですね。はじめて叩いた曲は何故かクイーンのバイシクルレースでした。あとバンドは高2くらいにはじめて、学校の文化祭とかでやってました。大学入ってから軽音サークルにはいって先輩とかから影響うけて音楽の幅が広がった感じですかね。
平田:22:40:57
バイシクルレース!かなり激しめですね。菅野よう子さんがお好きとお聞きしましたが、他の方のインタビューでもこの方のお名前があがりました。どのような音楽家で、どういうところに惹かれますか?
サカモト教授:22:41:12
はじめて菅野さんの曲を知ったのはアニメなんですが、天空のエスカフローネとか地球少女アルジュナとか攻殻機動隊とか、アニメの世界観をすごくうまく演出していて感銘をうけました。ゲームでは信長の野望とか大航海時代とかも担当されていて、これも単純に曲がすごくよいです。オーケストラからポップスまで、どんなジャンルの曲をかいてもクオリティが高いのがすごいですね。あとCM音楽もたくさん手がけられていて、それもすごく良いものが多いです。
平田:22:42:06
オールラウンダーなのですね。サカモト教授が目指す方向の方ですか?
サカモト教授:22:42:58
そうですね、僕自身ゲーム音楽もそうなのですが、音楽単体よりも、音と映像とがあわさったときの感動みたいなのがすごく好きで、将来的にそういう仕事がしたいなと思ってるので、目指す人の一人ではあります。
平田:22:43:10
ありがとうございます。別のインタビューで菅野さんの名前を出した方は、「音から映像が目に浮かぶ」とおっしゃってました。また話は変わりますが、サカモト教授は「ニコニコ動画」でブレイクされましたが、もしかしたらそういう技術やインフラがなければここまでの躍進はなかったかも知れません。最先端の技術・文化と音楽との関係はどのようにお考えでしょう?
サカモト教授:22:45:58
今ニコニコ動画やニコニコ生放送を通じて、「ごく普通の人」がちょっとしたスターになることがすごく容易になっていて、WEBをうまく使えば、草の根クリエイタークラスでもご飯食べていける世の中になってきたなーと感じてます。音楽の場合でいえば、これまでは音楽で食っていくとなるとレコード会社と契約しないとなかなか難しかったですが、今はDTMの環境もととのってきているし、自分でCDプレスだして、AmazonやiTunesStoreで流通させれば、流通も自力でできるし、あとはニコニコ動画とかで知名度あげれば、わりとレコード会社なしでも食っていけるのではとは思ってます。かつてレコード会社が持っていたメリットがどんどん薄れてきている状態ですね。AmazonでCD売れば、販売金額の60%が自分のところに入ってきますからね。
平田:22:46:38
なるほど。個人で活躍出来るチャンスが広がった時代ということですね。サカモト教授はまさにパイオニアですよね。
サカモト教授:22:47:51
制作・流通・宣伝を全部自力でやるアーティストがどんどん増えてくると思います。
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