【大掃除】楽器や機材にホコリをためない裏技3つ
部屋の機材や楽器にホコリがたまってしまう!とお悩みの皆さん。
わたくしも同じ悩みを日々抱えておりますが、ホコリをガードするために試して効果があったことを少し紹介したいと思います!
1. 塩化ビニールシートを使う
音楽で使用する機材は、いつでも音が鳴らせるように部屋に出しっぱなしなことが多いのでホコリがたまりやすいのです。
わたくしの部屋で言うと、オーディオ関連の機材、オーディオインターフェイスやエフェクターなどの機材、それらをつなぐミキサーが「掃除しにくい」なおかつ「音を扱うデリケートなところ」なので、ホコリは特に大敵なんです。
なので、塩化ビニールシートという透明のシートを以下のように被せるように設置しています。
ホコリを単純にガードします。
塩化ビニールシートはホームセンターなどで巻きで数千円から売っています。
これを機材の形に合わせて切って使います。
こんな感じ。
よく使うヘッドホンの音量ツマミは切り抜いています。
ただし一点、注意が必要です。
機材内部の「熱」の逃げ場がなくなり、機材によっては故障のリスクが高まります。
使用する際はできるだけ放熱できるように外して使用してください。
あくまで長時間使用しない時などのカバーとして活用してもらえればと思います。
長年使用していないエフェクターや、たまに使うメンテナンス道具などはケースやクローゼットにしまうなど、使用しないときはできるだけ外に出さないことを心がけております。
2. 洗濯用柔軟剤で拭き掃除
この洗濯用柔軟剤で拭き掃除する方法は、以前テレビで見たのですが、プロの掃除屋さんも活用されているホコリがたまりにくくなる裏技のようです。
部屋の家具や、ケース類などホコリがたまりやすいところに試してみたところ、拭いた表面がさらさらし前よりホコリがたまりにくくなったように思います。
特になかなか行き届かないところは、少しでも予防できればと思います。
まず、洗濯用柔軟剤とタオルとオケを用意します。
キレイであれば、タオルでも雑巾でもいいです。
オケの場合、柔軟剤は3〜5滴ぐらい入れよく混ぜます。
そしてタオルに染み込ませよく絞ります。
そして拭きます。
写真で拭いているのは、エフェクターボードです。
部屋のギターアンプも上にホコリがたまりやすいのです。
注意するべき点は、精密箇所や変色の恐れ(木材)があるところは避けましょう。
少量で目立ちにくいところで試してから実践しましょう。
あと柔軟剤はつけすぎると「ニオイ」が気になる場合があるので、使いすぎには注意してください!
ちなみにギター本体に関しては、水拭きしてしまうとボディ(木材)にダメージを与えてしまうので、以下を使います。
Freedom Custom Guitar ResearchのSP-P-12/65というポリッシュで、ラッカー塗装用のギターメンテナンス液です。
これを楽器用クロスに染み込ませて拭いたら、柔軟剤を使用して拭いたようにギターボディがサラサラな質感になります。
実際の工房や修理の現場でも使用されているようです。
ギターの塗装面を保護してくれるのが本来の役割ですが、ホコリがたまりにくくなるので、わたくしは愛用しています。
ちなみに、オレンジオイルはあくまでギター指板保湿にだけ使い、できるだけボディには使用しません。
油分が多いとベトベトして、どうしてもホコリを寄せ付けてしまうからです。
3. 換気
部屋の空気中のホコリを出すために、定期的に換気を心がけております。
わたくしの場合は、扇風機を換気扇がわりに外に向けて使います。
冬場は寒くならない程度に(笑)
もちろんお住まいの場所などよっては、窓を開けると逆にホコリが入ってきやすい場所もあるので、参考程度にしてもらえたらと思います。
あと掃除機をかける際は、ホコリを吸うのと同時に舞い上がるので、できるだけ窓を開けて掃除するように心がけましょう。
最後に
その他にも「空気清浄機を置く」「掃除機をこまめにかける」「表に出す家具(機材)の数を減らす」「衣類をクローゼットにしまう」など対策はいい出すとキリがないですが、ホコリはどうしても発生してしまいます。
まず根本からホコリ発生を予防し、定期的に掃除するしか方法はありません。
わたくしも日々試していますが、何か他にもいい方法があればぜひ教えてください。
実践してまたレポートできればと思います。
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
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