元店長が教えるライブハウスの選び方。ライブハウスに出演したい!
「ライブハウスに出演してみたい!」
「分からないことだらけで不安…」
私は数年前まで関西のとあるライブハウスの店長として、アーティストブッキングに携わっていました。
日々たくさんのアーティストやイベントオーガナイザー、そしてオーディエンスの皆様と接する機会に恵まれました。
そこでの経験を生かし「教えて!ライブハウス塾」と題したバンドマン向けのワークショップを開催しております。
「ライブハウスとはどういうところ?」
今回はバンドを始めたての方なら誰もが気になる疑問を、ゆっくり紐解いていきたいと思います。
もくじ
ライブハウスって?
ライブハウスってどんなところ?
ライブハウスのイメージについて…イカツくて怖い人が多いイメージですけど…実はオープンな人がほとんどなんです。
今回「僕がイカツくしてるのは怖い出演者が来た時の対策」と少しお話しましたが…笑
勇気を出して「ライブハウスに出たい!」そんな夢をみんなに叶えて欲しいと思います。
ライブハウスに出るにはどうすれば良いの?
ライブハウスに出演するには… 電話・メール・直接顔を出す方法があります。
「出させて欲しい」→「この日なんかどうですか?」→「音源送っていただけますか?」
といった流れが一般的です。
参考:【はじめてのライブハウス】初ライブの前に知っておきたい6つのこと
ジャンルに合ったライブハウスの選び方とは?
地域ごとに必ず流行りの音楽・ジャンルがあります。
そこには必ず有名バンドのフォロワーが存在していると言う事です。
京都で言えば、歌モノ・ポップ・ハードコアなどですね。
あと京都のライブハウスの特徴として「老舗のライブハウスが多い」「小道に多く、歩いていくような場所に多い」ように思います。
まずは「行きやすいところ」「常備している機材などから選ぶ」からスタートしてみるといいかもしれません。
ライブハウスに出るメリットってあるの?
まず「人前で演奏する」ということ。
ライブハウスは、基本的に音響・照明もしっかり常備されているので身近で演奏する場所としてぴったりなスペースです。
そしてお金を払ってもらって演奏することの緊張感・プレッシャーが自らを奮い立たせることに意味があるのではないかと思います。
ライブハウスの人をはじめ、業界人との繋がりができ、今後のミュージシャンライフのステップアップになります。
ご質問があった内容
ノルマって?
一昔前はライブハウスからチケットが発行され、それを出演者が手売りしていましたが、今では「取り置きシステム」が主流です。
取り置きとは、チケットを渡す手間を省き、出演者がライブハウス側に来場者の名前・数を教えて、来場者が受付にてお金を払う方法です。
例:チケット代2,000円のイベントに、ノルマ15枚で出て欲しい
などでライブイベントでお誘いされる機会もあります。
ジャンルの違うイベントに出ても大丈夫??
音楽の多様化が進んでいる昨今「ジャンルの違うバンドと一緒に出演」という機会も珍しくありません。
それをメリットとして考え、多くのお客さんにアピールできるようにしましょう。
最後に
質問も沢山いただきまして、用意していた内容もどんどん広がりこちらも楽しく進行することができました。
ご来場して頂いた方、誠にありがとうございました!
今後も、前から気にかけていた「若手育成」をスタジオという環境を活用し、月一回ペースで定期的に行っていきたいと考えております。
これからライブハウスに出ようと思ってる方はもちろんのこと、経験者でも気になる方は是非お越しください!
教えて!ライブハウス塾 三時間目 開催決定!
- 日時:2016年3月21日(月)15:00~
- 会場:スタジオラグ西院店 / 1st
- 入場料無料
お友達お誘いのうえ、お気軽にご参加下さい。
当日皆様にお会いできるのを楽しみにしております!
ライタープロフィール
ベース
moku
アニメ・漫画・ゲームがないと生きていけない二次元の住民。
しかしその実態は元ライブハウス店長という異色の経歴をもつバリバリの音楽業界人であった!
バンドマンとしてもAlternative Metalというジャンルでベーシストとして活躍中。
そんな彼の口から発せられる言葉が音楽活動をする上で無駄になるだろうか…いや、そんなことあるはずが無い!