廃人インタビュー 鳥肌実 | スタジオラグ

廃人インタビュー
鳥肌実 | スタジオラグ

廃人インタビュー 鳥肌実

なぜダンスなのでしょう?
英語が喋れないもので、海外対応をするために、サイレントでフィジカルな動きで表現することができないかと。リスクの高い演説芸と言うものは各方面から圧力が日に日に高まっております。昨晩家に帰ると、自宅の前に聖教新聞がひと月分山積みになっておりました。そしてそれを見た瞬間恐ろしくなって家に逃げ込んだ訳ですが、家の留守番電話には28件の留守電が入っておりまして、再生ボタンを押すと「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」と、延々お経でございます。慌てて消去をいたしますと、今度はファックスで延々と池田大作の大顔面画像が送られてきた訳です。民族派、圧力団体からの嫌がらせが日に日に高まってきておりまして、正直できることなら天理教の方に入らせていただいて、創価学会から身を守っていただけないかと今申請中でございます。
楽曲のインターネット販売や、YouTube等、特にネットワークの発達によりアーティスト側の活動も変わって行くと思われます。今後のアーティストには何が求められるとお考えですか?
肖像権、著作権が、一切無視されて、 CD、 DVD が大変売れなくなってきております。なぜなら無料でインターネットでダウンロードできる時代だからです。私はもはやこれを逆手に取るしかないと考えております。まず、ニコニコ動画の方に私の街頭演説の映像を自主的に340本提出したいと考えております。もちろんYouTubeの方にもです。おびただしい映像の物量によって、まず私の認知度が高まってくれるであろうことを期待し、次に2ちゃんねるでございます。ここに私自らスレッドを104本立てたいと思っております。こうしたインターネットで影響力を持っておるサイトに、動画と音声と文章、多角的に私の露出を徹底的に増やしまして、一気にネットアイドルへの道を歩みたい、私のオナニー画像をYouTubeにねちっこく上げてやろうと考えております。これは削除されても削除されても何回でもアップロードしてやろうと考えておりますよ。後は全国に散らばっておりますニート60万人すべてに、国費を使って一人一台CPUが10GHz、メモリ30GB、HD10TBの超ハイスペックノートPCを支給し、中国、韓国のIT企業にウイルスをばらまき、サイバーテロを敢行したいと考えております。
「京都」とは鳥肌さんにとってどういう場所でしょうか?また、特に記憶に残る場所やエピソードなどあればお教えください。
京都といえばやはりDX東寺ではないでしょうか。私はもう京都に行った際には足しげく通わせていただいておりまして、ポラロイドショーで集めたポラロイド写真が現在自宅に400枚ほどございます。また鴨川のほとりに先日大量にマリファナの種を蒔いて参りました。これがいつ覆い茂ってくれるのか、楽しみにしております。私自身、京都大学法学部の出身ということになっておりますので、京都を地盤に次期衆議院議員選挙に立候補したい、と考えております。ですから京都メトロでのライブ、これも今後マンスリーで出来るように先ほど店長に申請したところ、断られたところでございます。
現在の日本の音楽シーンはどのように映ってらっしゃいますか?
日本の音楽シーンは非常に猿真似に陥っていると危惧しております。なぜB系とよばれる若者達がこれほどまでに増えたのでしょうか。B系のBは「Black」であると認識しております。しかし、B系というのはただのバカである、こういう風に言わせていただきます。日本の音楽シーンにおいて、常にトップをひた走っておるのは内田裕也さんでございます。彼こそが真のロックンロールスターであると信じて疑わない訳でございます。しかし残念ながら氏にはヒット曲が1曲もないという、現実がございますので、私としてはここでそれについて触れることは控えさせていただきまして、新たに日本の音楽シーンに殴り込みを掛けたいと考えております。先日Avexの本社にテープを送っておきました。佐野元春の「Someday」という曲をコピーしてロ短調にしたものを、Avexの社長宛に送った訳であります。これだけ外国かぶれした連中が増えたと言うのは、ひとつには食生活の変化、肉ばかり食っておるからいけないんではないかと思う訳でございます。一番大事なのは日本人であると言うことを一人一人が忘れてはならないということです。そうすると自ずと日本人は演歌でございます。外国勢力に一切浸食されない、北島三郎先生を中心とした男の演歌というものに着目しなければならないと考えております。
今後の活動についてお話しください。
鳥肌実 | スタジオラグ
来月N.Y.に行く予定となっております。N.Y.のオフオフブロードウェイからスタートするつもりであります。ここでMr.カミカゼと言う芸名で、全身旭日の日の丸スーツに身を包みまして、ゼロ戦で自由の女神に突撃するという、特攻パフォーマンスをやってきてやろうと考えております。背中にゼロ戦の巨大なラジコン機を背負いまして、発泡スチロールで作った自由の女神に突っ込んできてやろうと思います。「I Love N.Y.」というTシャツを着ているやつは、発見したら必ずぶん殴ってやるつもりであります。そして代わりに「大日本帝国万歳」という私のオリジナルTシャツ、これを配り歩きたいと思っております。
最後に、京都で頑張るバンドマンのみなさんにメッセージをお願いします。
京都には、京都御所もございますし、本来ここはやはり日本文化の中心であると私は考えております。ここで色々な表現活動を行っておる若者から、腐りきった東京であるとか、大阪であるとか、非常にアメリカナイズされてしまった、西洋かぶれしてしまった若者達にどんどん圧力をかけていってもらいたい。そのために私自身もこれから足繁く京都の祇園マハラジャに通わせていただいていただきたいと思っております。
ありがとうございました。
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