スペシャルインタビュー MOTORS 5/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
MOTORS | スタジオラグ

スペシャルインタビュー MOTORS

河原町でレコーディングしてくれたんですよね。
藤原:ずっと行ってましたね。三浦さんがエンジニアで。その後もぽつぽつオムニバスに参加したりとかで、それは伏見で録りました。年1回くらいは某かリリースしてたんですよ。単体じゃなく10数バンドのオムニバスとかで。
続けていくのが困難になっても、続けること自体を目標にする、ということもありなのでしょうか。
藤原:やる人によるんでしょうね。そんなにも待てるか、それやったら解散して新しく立ち上げた方が勢いあるわ、とか。その考え方もありますし。
YUSUKE:辛かった時期にしても、常に4人でも曲は作ってたんで、ある程度のモチベーションは保ててたのはあるのかも知れないです。それがファーストアルバムに入る曲になったりしてたんで。
バンド自体の動きとしては緩やかになったとしても、曲は作り続けていった方がいい?
藤原:練習となったらやらされてる感があるけど、曲作りは楽しいし何人でもできるし。
藤原:バンドばっかりっていうのもいいですけど、色んなことやって、色んなとこから得たものをバンドで出す。結局ね、いい人間がやるといい音楽ができると思うんですよ。いいバンドやなっていうのは、絶対いい人なんですよ。そういう人って色んなこと知ってるし、人間の奥が深いなあと。いっぱい旅行したり、色んな人に会ったり。そんなんも大事かなと。
YUSUKE:昔奥田民生さんが活動休止して、また戻ってきた時に、「それまで何してたんですか?」って聞くと、「釣りばっかりしてた」と。一線まで行った人が、「やめた、釣りしよ」って、不安じゃないんかって思うんですけど、そういう人やからこそぽっと戻って来れる訳で。
藤原:ユニコーン解散して1年間釣りをしてたことを井上陽水さんが褒めたんですよ。「やるね。普通は若いとびびってすぐにまたやり始めるだろう。それをせずに1年釣りをするなんて見上げたもんだよ、奥田君」「でも、1年で仕事に復帰するあたりが、器が小さいね」「いやいや、陽水さんのようには出来ないですよ」と(笑)。
YUSUKE:ああいう緩さが長く続く秘訣なんですかね。無理してないなと。
これからツアー後半ですが。
藤原:明日の大阪と7月19日の東京は自分らの企画なんですよ。年に1回くらい企画してイベントやってて、漢字一文字で「裸」って書いて「ら」って読むんです。自主企画やから好きなバンドばっかり呼んでやらせていただきます。DJもいいDJばっかりで、オープンから撤収まで楽しいという。
YUSUKE:今まで積み重ねで知り合ってきたフィーリングの合うバンドを中心に毎回ブッキング組んでるので、自信をもっておすすめできますね。
藤原:自分らも見たいバンドなんで。
YUSUKE:他のバンド知らんお客さんが来てくれても楽しめる。
楽しみですね!最後に皆さんも10年選手、先輩バンドマンとして、若きバンドマンメッセージをお願いします。
藤原:個人的な見解ですが、間違いなく続ければ続ける程、楽しくなりますね。MOTORS自体も年々楽しくなりますし。ちょっとやって、にっちもさっちもいかなくことがあるかも知れませんが、続けていくとこれがホンマに面白い。今、だから一番面白い。
YUSUKE:僕ら喧嘩もせず、かといってプライベートでずっと一緒という訳もなく、絶妙な距離感で。
藤原:何という曖昧なアドバイス!「未来のスターを目指せ!」とかじゃなく、「絶妙な距離感を保て!」
何とも斬新ですね。。。
藤原:ネガティブなんかポジティブなんか分からん(笑)
YUSUKE:恋人でも親友でも、毎日顔合わせてたら嫌なとこも見えてくるし、ぶつかるとこも出てくるし。プライベートはプライベートで仕事しっかりして、それの逃げ場じゃないですけど、音楽やってるときくらい楽しくないと。
藤原:だまされたと思って続けたら、絶対楽しい毎日が待っています。生まれてラッキー、死ぬまでハッピー!バンドをやれば、それが見えてくる!
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