スペシャルインタビュー REAL REACH 4/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
REAL REACH | スタジオラグ

スペシャルインタビュー REAL REACH

『常に理想とされる存在でありたい。』

バンドスタイルに関してですが、スリーボーカルっていうのは凄くおもしろいと思うんですけど、そういうスタイルになったきっかけは?
Yo:初期のあるライブでボーカル抜きでやらなあかんことがあって。そのときはみんな演奏者やったから、最初は安易な感じで曲を3等分しようぜっていうところから、段々やたら真剣になってきて。で、それが今はもう気持ちよくて。だから僕ら的にはスリーボーカルがどうこうっていうのは、あんまりよく分かってなくて(笑)狙ってやった訳じゃないんでね。でもフィーチャーしてくれる部分があるっていうのはラッキーですね。
例えば今バンドやってる子達でも、実際はベースやってるけど、ボーカルもやってみたい、みたいな子にはオススメできますか?
Yo:ん~あんまりオススメはしないですけどね(笑)
Ma:おれもそう言おうと思った(笑)
Yo:やっぱりボーカルはボーカル、演奏は演奏っていうのが理想は理想ですね。「歌い終わったら即ギターソロや!」みたいなんは忙しいですからね(笑)でも、逆におれらはそれを続けてきたから、それが無くなったら、ちょっと手持ち無沙汰になるかな。おれらは楽しいですけど、(バンドマンの子達が)あえて難しい方に行く必要はないかなと(笑)
でもその辺がREAL REACHの独自性にはなってるんでしょうね。
Yo:そうですね、それで最近はおれらに憧れてバンド始めたって子が出てきていて。
それはかなり嬉しいですねー!
Yo:その子達が売れる前に、おれらが先に売ってしまわんんと。追い越されたらヤバいかなーみたいな(笑)ちょっとお前ら待機しとけ、みたいな。笑い話じゃなくなったらあかんからね(笑)でもそんな話を聞くと僕らも励みになりますよね。間違ってなかったんやなーっていう。それにずっと憧れられる存在でありたいなっていうのはありますね。理想としてる人が今でも頑張ってるっていう。常に理想とされる存在でありたいですね。
そういう意味では、REAL REACHにとって先輩にあたるロットングラフティーの5年ぶりの新譜リリースは?
Ma:いや~あれはね、どんだけ長くやってもあれだけのビリビリくるメロディーとかよう浮かんだりするな~って思いますね。もう本人にも存分に褒めちぎっときましたけどね。あれはせこいですね(笑)
今でも一緒にライブを?
Ma:やりますやります。
Yo:兄さん達がやってはるから、おれらも刺激をもらってるし。
逆にロットンさんもREAL REACHが頑張ってるから、焦ってはったり?
Yo:いや~ステージの上では対等やと思うんでね。俺らをかわいがってくれた恩返しは俺らが活躍することやと思ってるんで。
Ma:いつまでも下におるんのは違うと思うんで。
Yo:逆にでっかいとこ呼んであげたいね。それくらいの気持ちで。
今、憧れのという話になりましたけど、みなさんが影響を受けたアーティストは?
Yo:う~ん、四人全員が好きなアーティストが違うんですよ。ま、どっちかっていうと重たいのが好きなんですよ。ロック、ミクスチャーとか。日本で言ったら山嵐とか。この前は初対バンでかなりドキドキしましたけどね。
Ma:好きで好きで、8年バンドやってきて、やっと!でしたね。
Yo:やっぱりジャンルが全然違うからね。
僕らの世代の人間には本当に憧れの存在ですもんね。
Yo:やっぱりビジュアルが好きやった子もおれば、ブルーハーツ聴いてたりもするし。だからルーツってなったらJ-POPなんかな。
Ma:そらもう、米米クラブやったり、チャゲ&アスカやったり。それこそおれらって子供の頃、光-GENJIとかも聴いてる時代じゃないですか。で、金曜の晩にはミュージックステーション見て、とか。(笑)
Yo:今でも見てるけどな(笑)そう考えたらやっぱりJ-POPなんかな。で、日本語にこだわってるのもそこなんかなっていう。
今でもやっぱりJ-POPは気になりますか?
Yo:そうですね、有線とかで流れてて、ああいい歌やなぁとか。それが別にジャニーズであろうが、アイドルであろうが、いいもんはいいよなと。やっぱりでも憧れのサザンとか、あの人らみたいになりたいなっていうのは夢ですね、大きな夢。それに憧れてもう8年経つけどね。
サザンてことは、どんな世代の人にも耳を傾けてもらえるような、普遍的な感じですか?
Yo:そうですね、ちっちゃい子からもREAL REACHっていいね、って言ってもらえるような。そういうのが理想ですね。
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