ホラーの効果音。効果音・恐怖の環境音
物語の中で暗闇に潜む恐怖を最大限に引き出すのが、ホラーの効果音です。
ゆっくりと響く足音、突如鳴り響く悲鳴、古びた屋敷に漂う不気味な残響。
これらの音の一つ一つが、私たちの想像力を刺激し、心拍数を上げていきます。
聴覚を通じて伝わる恐怖は、視覚以上に私たちの脳裏に深く刻まれ、忘れられない記憶となっていくのです。
ホラーの効果音。効果音・恐怖の環境音(21〜40)
紫の部屋 :Purple room

夕焼けと夜が忍び寄るその間の逢魔が時。
意味ありげな建物の中では窓から一時の紫の光が差し込み、数々の謎が一堂に会する。
この瞬間にだけ見えることができる答えを求めることができるような、そんな気持ちにさせてくれるメロディーです。
絶望的な状況 :hopeless situation

静かに流れるピアノの美しい旋律は、時に乱れ暴れ出しそして留まり、絶望的な状況とその心情を表すかのようです。
細く揺れる美しいメロディーはいつしか掻き消えそしてまた現れ、聴く者をもて遊ぶ様はどうにもできないこの場面を映すようです。
錯乱状態 :Confusional state

もうこれ以上どうしようもできない、この場所この状況から抜け出せない!
そんなホラー映画のピンチの場面にでてきそうなメロディーです。
ディープな低音のピアノの旋律に、重々しいその雰囲気が目に見えるようです。
雨:It’s raining hard

ホラー映画の冒頭、これから始まる壮大なストーリーを予感させるにふさわしい幻想的な回想シーンにぴったりの大雨の音です。
天井の高いがらんどうの建物の中から外に降りつける雨音を聴いているようなそんな効果音です。
魔女の棲む森 :witch’s woods

メロディーになりきれずどこか外れた音階は、聴く者にただ漠然とした不安を植え付けます。
深い森の中に住むという魔女に会う為、道なき道を進んでいく主人公の心理状態を表すようなそんな心理を演出する効果音です。
真夜中の訪問者 :in the dead of night

真夜中、眠れずに目が覚めると障子の向こうに何かの気配を感じる。
ゾクゾクとした寒気を感じながらここから一歩も動けない!
外に何かがいる!
そんな臨場感あふれるメロディーは聴く人を不安感でいっぱいにさせてくれます。