第五回「F major penta tonic extention」|京都の音楽スタジオ|スタジオラグ

ギタースクール連載コラム | 岡本博文「Guitar 虎の巻」
ギタースクール連載コラム | 岡本博文「Guitar 虎の巻」 | スタジオラグ

第五回「F major penta tonic extention」

今回は、"F major penta tonic extention"というコンセプトでお話したいと思います。
伴奏は「伴奏コード」参照。大雑把に言えば、"Fmajor scale"を弾いてもらえば大体感じは出ます。キーがFという事ですね。

関連記事を教室ブログにもアップしています。
http://blog.goo.ne.jp/okamotoisland/

図1

さて、図1は、"Fmajor penta tonic"ここを観察してもらえば、Fというメジャーコードに2、6度の音が入っているのが解ると思います。

譜面 | スタジオラグ

図2

これを図2のように2度の音を♭3度の音に変化させます。♭3度から3度は必ずずり上がるのが、このメロディーの特徴。で、これをちょっと違った見方をしてみます。『果たして、Fから始まるのが"かっこいい"ことか?』僕は、6度のレをここでは、主役にしてみたい。かっこいい音だからね。そうするとFメジャーコードをレで挟み込むイメージが出来ます。僕は、下るフレーズがJazzの基本だと思いますから、下がってみます。

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譜例1

譜例1−1から2、3と弾いて比べて欲しいです。どうです?実用感が後に行くにしたがって増すでしょう?僕は、この6度のレがメジャーキーの曲では、大きな鍵になっていると思っています。『シンプルなものが、複雑なモノの始まりになっている』というのは、実は世の常。少ない音を趣味良くコントロールするのは、複雑なことを解決する突破口になりうるのです。

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譜例2

伴奏コードに合わせて、譜例2の5フレーズを弾いて欲しい。順番を変えたり、オクターブを変えたりしてみよう。すると弾き方、表情次第で、非常に雰囲気のあるものになるのがわかると思います。

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譜例3

譜例3は、それの簡単な応用。オクターブで動くのはセロニアス=モンク(p)などに始まるお洒落な音形でもあります。フレーズの3つの音を入れ替えたり、一部をオクターブ上げたり、色々工夫してみよう。この簡単なフレーズ達をいろんな場所で把握出来るのも、楽しいことです。

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是非一度これをただ眺めるだけでなく、ギター、あるいはピアノ。楽器をとって演奏して欲しい。そうすれば、スタジオに出入りする多くの若いプレーヤーには、かなりなショックがあると思いますけどね。弾いてみる事と眺める事とは、圧倒的に違う。これはマイナーペンタトニックキング脱出の、実は大きな手がかりなのだ。

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