第二回「レコーディングの備え:1」|京都の音楽スタジオ|スタジオラグ

レコーディング連載コラム「実録・レコーディングのすべて」
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第二回「レコーディングの備え:1」

当コラム第2回のテーマは「レコーディングへの備え」についてです。レコーディングの目的はそれぞれかと思いますが、「自分達の作品を良い音でより多くの人に伝えたい!」という思いは皆さま同じでは無いでしょうか。しかし、いざレコーディングとなると中々思う様に事は運ばないもの。僕も自分のバンドのレコーディングでは色々と苦い思い出があります。そんな僕の経験も踏まえ、後になって後悔するよりも先に出来る事をやり切って気持ち良くレコーディングして貰おう!という主旨の元お送りする今回の記事。これからレコーディングをお考えの皆様にも参考となれば幸いです。

備えその1〜「プリプロ」
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プリプロとはレコーディング前に楽曲のアレンジ、テンポ、コーラスワーク、歌詞等を確認、調整する作業です。実際にDAWやMTR等でプリプロ音源を作ったりもします。プリプロの利点は楽曲の完成形が想像しやすい事。あとは「レコーディングで良い演奏を残す事だけを考えれば良い」という状態まで楽曲を練り上げておけば気持ちはかなり楽ですよね。潤沢な予算で1週間スタジオ貸し切り!なんて場合は例外ですが、レコーディングで一つ一つアレンジのアイデアを試して行くのは非常に効率が悪いですよね。そうしている間にも時間は過ぎてその分の料金も掛かってしまいます。

プリプロ無しでレコーディングを始めて実際に録ってみると「あれ?音ぶつかってる?」なんて事は良くある事。それでなくてもレコーディングは予定以上に時間が押してしまうものです。プリプロで楽曲自体が抱える問題を解決して気持ち良く音源にしてあげましょう!生まれて来た楽曲もきっと幸せなはず!

またプリプロは自分の演奏や歌を見直す良いきっかけにもなります。実際に録ってみる事で自分の不得手なフレーズを発見したり、マイナスワンを作ればメンバーの練習用カラオケとして活用できます。加えてプリプロ音源はエンジニアにとって何よりの参考音源になります。楽曲をより良くする上でも、そしてレコーディングを円滑に進める上でも是非是非プリプロを行うことをお勧めします。

備えその2〜「VSクリック」

「クリックを制する者はレコーディングを制す」

某バスケマンガよろしく誰が言ったかこんな格言がある様な無い様な。

実際のレコーディングでクリックに合せて演奏するかどうかは場合によりけりなのですが、ダビングが膨大とか打ち込み有りの場合等は必然的にクリックを使用する事になるかと思います。レコーディングでは普段とは違う環境で演奏する事になります。ブースに入ってヘッドフォンをしてレコーディングの緊張感と戦いながらさらにあの平常心をかき乱すかの様なクリックとの戦い…

そこで普段からクリックで演奏する事に慣れてクリックと仲良くなってしまいましょう!練習の時はヘッドフォンでクリックを聞きながら練習する。自分のリズム感とタイム感を鍛えながらレコーディングにも強くなれるクリック練習!素晴らしいでは無いですか。一定間隔で刻む電子音に愛おしさすら感じる様になった頃あなたはクリックを制する者としてレコーディングを制している事でしょう!

おっとそろそろ紙面も足りなくなって来ました。まだまだ書きたい事は色々とあるのですが、今回の内容は参考になりましたでしょうか?次回も引き続き「レコーディングの備え」をテーマに書いて行こうと思います!ではまた来月まで!

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