スペシャルインタビュー 騒音寺& 片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ 4/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー 騒音寺&片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ
騒音寺&片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ | スタジオラグ
〜刺激を受けたライブ〜
トム:もういっかい、観たいライブといえば、浅川マキさんのライブ。
片山:そうや、三年前に一緒に観に行ったなぁ
トム:PIGNOSEっていう小さな飲み屋があって、そこで、50人くらいを無理くり詰込んで。目が悪いから、手を引かれて出てこられるんだけど、ふっと歌いだした瞬間空気がかわった。…全くレコードと同じで、アカペラで全てが出てくる歌に感動したよね。
なべ:本当に好きでずっと聴いていたものが、目の前から聞こえてくるのは、感動するわなぁ。
片山:アカペラで全てが出てくる歌・・・。すごいよなぁ
なべ:こーへーは感動することないんよな
こーへー:いやいや、ありますよ!ハイロウズを初めて見に行った時です。テレビで見てた人が目の前で動いてる!って、興奮しました。
岡:あ、僕、磔磔でヒロトみて「足、ほっそーーー」って感動した。
東:僕の岡さんはじめてみた時の印象「足ほっそー」でしたよ。
岡:いやいや、ヒロトの足は今まで見たステージの人で一番足細いで。
片山:東京ガールズコレクションやないんやから。
こーへー:でも本当に、ハイロウズは小学校から知ってて。リリースペースもオチへん、ライブ本数も変わらずやってはったのは、やっぱり、カッコよかった。僕たちも、その位置でロックしていきたい。今、音楽するにもその思いは繋がってますね。
岡: そうやなぁ。僕はキングサイズっていうライブバンドが、大阪バーボンハウスワンマンしてさ、僕、興奮して、ステージに上がっちゃった。やっぱり、ライブハウスでロックンロールを受けると興奮する。そうゆうのをやりたいよね。
安藤:僕はハタチの時、心斎橋クアトロで観たDMBQ。死ぬほどかっこよくて。
片山:そうそう!心斎橋クアトロの階段にメンバー全員おったよね。皆観に来てんの。
安藤:あの一発目のジャカジャーンがバンドではなかなか出せなかったよね。どうしたら、あんなかっこよくモニターに上がれるんやろ。モニターに上がる練習する日々が始まったよね。
岡:そうやったんやぁ
東:だって僕、片山ブレイカーズに入って一番にさせられたの「ギター持ってパイプ椅子に登る」やったし!
安藤:昔は本気でやってたからなぁ。「このジャカジャーンで登ろうぜっ」て
東:このムードいややなぁ。。。練習してたんや!思いましたよ。
全員:笑
片山:東は最近感動したライブってなんかあるん?
東:この前ライジングでみたスターリンでしたわ。あれすごかった。特にスターリン好き!ってわけじゃなかったけど。神話の中のバンドがいきなり現れて、一曲目。ロマンチスト。気ぃ失うか思ったわ。意外に、パスもってたやつら、バンドマンが、モッシュしてたな。
河嶋:ライジングよかったなぁ。僕は、山下達郎。人生で一番のバラードやったわ。
片山:凄かったなぁ。タムさんは?なんかあります?
タム:磔磔でパイレーツっていうハードロックのバンドのライブ。一番、心に残ってる。イギリスのバンドで2000年に来日して、ギターもコピーして大好きやけど、やっぱおじいさんになってるかなって思ってたんやんか。でも、「ドンッ」」てまったく同じ音・声が出てきた時は参った。リハーサルも見せてもらったんやけど、音楽が、いい意味で特別なことじゃなくて、当たり前にめし食って、音楽してる。カッコよかったよなぁ。自分もそうなりたいと思ったよね。

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タム:なべさんは?
なべ:あーそうね、俺は5年前ぐらいにね、ライブって何やろって悩んでてん。CD出して、それを生で聴いてもらう場所なのに、ステージに上がったらだな、尻を振って、ジャンプしたり、なぜ、この服を着るんだ?って。ライブすることは、本当に意味があるのかってまで思っちゃって。でもな、ボロフェスタ第2回目にギターウルフが出てたのよ。自分(騒音寺)の出番が終わって、ステージサイドから見てて、リーゼント、サングラス、革ジャンで3人が出てきた時、客の若い男の子たちがうわーって拳をふり上げてめちゃくちゃになってたの。すごく感動したよね。正しいありかただと思った。若者が音に対して、狂乱するのは本当に美しいなと思ったんだわ。それで、ライブってこういうものなんやって、その時、気付いたよね。あ、そう!ギターウルフはさ、革ジャン、革パンでさ、真夏の空調無しの場所でもさ、演奏はじまると、メンバー皆、汗止まるねん。で!エンディング、ジャカジャーンで終わった瞬間、革パンの裾から、汗がボッタボタこぼれ落ちたんよね。
タム:うん。ほんまに。すごかった。
なべ:それまでは汗出ないくらい集中してんだよ
こーへー:生理機能までロックンロール・・・すごいなぁ。
なべ:片山は?影響受けたライブってなんかある?
片山:阪神淡路大震災の時、チャリティで歌ってた西岡恭蔵さんですね。それまで「ロックを聴くのが好きなやつ」でしたけど、「自分でギターを弾いて歌おう」と思ったのは恭蔵さんがきっかけです。僕が京都に来た頃には、もう恭蔵さんは亡くなられてたし、音楽的にパッと聴き、片山ブレイカーズとは違うかもしれないけど、僕の音楽、ルーツの凄く大事なところなんです。人生を変えた。うん。音楽をやるように仕向けたのが。西岡恭蔵さんです。
なべ:いい話だなぁ
片山:そうです。いい話なんでね。今日はしたくなかったんですけど
なべ:なんでやねんっ!笑

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