スペシャルインタビュー ロットングラフティー 5/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
ロットングラフティー | スタジオラグ

スペシャルインタビュー ロットングラフティー

今年で結成11年目を迎えられ重鎮ともいえる皆さんですが、結成当初とはバンドはどのように変わりましたか?またどういうところは変わっていませんか?
よりバンドっぽくなってきたかな。バンドって色んな形ありますもんね。1人が凄く頑張って引っ張っていくようなバンドもあるでしょうし。ロットングラフティーの場合は、今楽曲に関してはほぼ全てのアレンジ、ライブ用のアレンジを俺が作りますが、それ以外のことで他のメンバーが主体になって考えることもたくさんある。
逆にバンドの周辺、京都の音楽シーンであったり日本のシーンであったりは、どう変わったと感じられますか?
京都っていうピンポイントでは良く分からないんですけど、音楽シーンっていう大きな意味でいうと、CD売れない時代とかってよく耳にするじゃないですか。でも俺CDが売れないというよりも、売れる曲がないだけじゃないかと思うとこもあるんですよ。昔と比べていい曲が少なくなっている気がする。80年代、90年代、で音楽業界を引っ張ってきたのは歌謡曲やJ-POPで。そのPOPsのなかに名曲がいっぱいあった。それが今は、どんどん新しいジャンルが出てきて、ジャンルが細分化され過ぎてるような気がしますね。それによって、いいものを作ろうという考えから、そういうジャンルを作ろうという風な捉え方に音楽が変わってきてるような気がします。こんなこと言うてますけど全然わかりませんよ。適当ですよ。でも昔もそんな感じだったんですかね?それがすごい嫌で。そのジャンルでないとあかんというのが、昔よりもっとひどくなっているような気がしますね。もう一回言うときますけど全然適当に話してますよ(笑)。
今まさにバンドとして快進撃モードに入られた皆様だと思いますが、今後の活動の抱負などお聞かせください。
やっとCDが出せるということで、俺はいいライブをするため、それをより多くの人に見せていく作業を、今はそれをしていくのみです。あと次の音源の制作にも入りつつ、という感じです。
最後に京都で頑張る若きバンドマンにメッセージ、アドバイスをお願いします。
他人に間違ってるんじゃないかと指摘されることは、いっぱい出てくると思うんですよ。バンドをやってたら。バンドのメンバーだけの話じゃないじゃないですか。音源出すのならそれに関わる人も出てくるし、そういう人の意見って凄い大事だし、自分らの身にもなる。だけども、自分の中で「そうじゃないねん」と思うことは自分の道で進んだ方がいいとは思います。それが正解なのかどうかは分からないですし、それが全て出来るというのも嘘だと思うんですけど。自分はこれだけの考えをやっていく、バンドだったらメンバーの人数分色んな考えがあるし、でもなるべく自分の納得いくように、違うなと思うようなこと言われても、自分はやっぱりこう思うというのがあれば、そっちに突き進んで欲しいなと。そういう人が好きなんですよね。たとえ時代と逆行してても、それはそれで人としてすごくかっこいいなと。アドバイスじゃないですけど、そういう人が好きなんで、そういう人が作る音楽とかを俺はもっと聞きたいので、そういう風に生きてみるのもありかもしれないですね。人生一度きりですからね。
ありがとうございました!
ソーシャルメディア
Tweet
いいね!
コメント
PV