スペシャルインタビュー ロットングラフティー 2/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
ロットングラフティー | スタジオラグ

スペシャルインタビュー ロットングラフティー

3曲目は「DEAD ROCKERS」。
ロットングラフティーぽい曲だなと思ってます。ロットンってこういうことでしょ?って。冷めた感じではないですよ(笑)。最初は詞は英詞にしようかとか色々考えたんですけど、Vo2人が英詞で歌うよりもよりも日本詞の方が断然良かったし、デモの仮歌の英語の発音ニュアンスを変えずに日本詞を作ってきたので、面白いなと思って。一瞬英詩的に聞こえる言葉の面白さとか。ロットンにある、ラップじゃない2人の歌は独特ですね。凄いパワーあります。それが色濃く出せた曲だと思います。
楽しみです!4曲目が、「STILL A ROTTEN」。このROTTENはロットングラフティーのことなのでしょうか?
そうですね。俺この詞が好きで。自分らの置かれている状況、自分達のしたいこと、自分のやっていることに胸を張っていれる事は凄く大事で、そういう詩の気持ちが強く感じられる曲です。一緒にプロデュースしたJIN氏(GReeeeN、BACK ONプロデュース)(exPay Money To My Pain,High Speed Boyz、)と一緒に完成させた曲ですね 。会場のみで発売していたparm formに入れていたんですが、今のロットンを表現するには欠かせない曲なのでアルバムに入れました。
次の曲も会場限定のCDとして作成されたこともある「響く都」ですが、これは京都ということですか?
そうですね、京都のことを歌ってる。京都を紹介する、「京都通り名の歌」のような、すごく面白い曲です。これN∀OKIが作曲してんすけど、俺の家でこういう曲があるって聴いた時「これはヤバい!」と思いましたね。普通だったらNGにするような曲じゃないかと思うんですよ。まあ、リスナーよりも同じバンドマンでそう思う人いると思うんですけど。でもロットンは普通だったら無いものを、ありにできる。俺自身そう言った考えになれるバンド。かっこつけてるだけじゃなく、本当に音楽を楽しんでいる、と感じさせてくれる曲。ライブでこの曲が入ることによって、ロットンの世界観が広がるなとデモ作ってる時から思ってました。初めてライブでやった時からファンも盛り上がってくれてたし。
今までにないテイストでありながらも?
はい。ズンチャズンチャっていう祭りみたいなリズムと、沖縄民謡的な「アイヤイヤイヤ」みたいな、もともとそういう風なニュアンスにしたい、ってN∀OKIが持ってきて。自分の曲は自分の曲でイメージが持ててるじゃないですか。でも、他のメンバーが作るものに関しては、口頭で伝えてくれる事や感情が俺のイメージになって出来上がっていくんです。ロットングラフティーの曲に関しては95%俺がアレンジするんですけど、この曲は面白く制作出来た。1曲目の「THIS WORLD」もそうなんですけど、今でも中でキーとなる曲ですよ。この曲が出来た事はロットンにとって凄く意味があります。
続いてがシングルとしてもリリースされた「マンダーラ」ですね。
これは初めて作った時に、いい曲といいメロディが頭の中で出来て作曲と言う意味では10分くらいで出来た曲です。いつも俺がメンバーに曲を聴かす時は、NAOKIの曲も全部そうなんですけど、デモに落として、ある程度構成なり形になったものをメンバーに聴かせて、そこから完成形に作り上げていくことが多いんですけど、「マンダーラ」に関してはデモなしでも感じで分かるやろということで、ここスタジオラグに入らせてもらって、口頭で「こんなリズムでこういう感じで、サビがこういう感じ」でというので作っていった。
メンバーの皆さんの反応も速かった?
ちょっと昔なんであまり覚えてないんですけど、スタジオでこういう風に弾いて「分かるやろ?」って感じで。その中でサビだけメロディが決まってて、平歌のところでの語り、ラップではないんですよ。ナレーションみたいにしゃべってる。人に話しかけているみたいな感じでしゃべってる歌にしたくて。歌じゃなくて、思っていることをただ言葉として声に出してほしいということ。それを聴いた時に、ラップじゃなくてポエトリー的なものを入れようと思っていたということはあいつも言っていました。
PVを拝見すると、確かにもの凄いパワーを感じます。
ヴォーカル2人の個性がここまではっきり出たのは初めてですね。NOBUYAがメロディを歌い上げ、N∀OKIが曲の後半には一身不乱に言葉を"ばばばっ"て。2人がちゃんと成立できた曲だと思います。
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