ダイナマイトインタビュー
- 最後に、今回のアルバムの曲、ライブで少し聴いただけでも、
すぐ口ずさめました。
それは、曲そのもの、そして詩がいいんだと思っています。
NABEさんはどういう思いで曲を作っているんですか? - 詩の事は皆良く言ってくれる。とてもうれしい事だ。
日本語の可能性に挑戦してる。
“人間に今、一番必要な部分が俺の歌には詰まってる”そう信じてやってるよ。
やっぱり世の中便利になっていく反面、
絶対大事な物を皆、ぽろぽろ落としているはずだ
そして、どんどん先へ走ろうとする。
「ちょっと待てよ。人間ってすっごい面白いぞ」って引っ張る事が
騒音寺をやってる一番の目標でありモットーであるな。
それに、日記じゃないんだから、音楽をする皆に、ちゃんと作品として、詩を作って下さいってアピールでもある。 - 詩はどのように作っているんですか?
- 詩の書き方は基本はデフォルメだな。
俺が過去に経験したことや、理想とかを大げさに表現してやるというのが
俺の詩の理念なんや。
ただひとつ詩を作るのに、だいたい1~2ヶ月ぐらいはかかる。
いらない言葉を削ったりと格闘するんだ。
あと、アナログのときだけど。現実逃避をしたいが為にテレビつけちゃうよね。
テレビをつけずにノートを出せ!だな。 - アナログの時?
- 俺、今も携帯持ってないくらい電話嫌いで
- え!?
- あわせて、地デジ化もまだだ。
- 私もです。
- 笑 いた。
- つまり・・・
- そうだ・・・!!!俺にとって地デジ化はよかったんだ。
- そうですね!テレビを買っては駄目です!
つまり今までよりも、10作目は近いかもしれませんね! - そういう事だな!笑
作るか。いっちょ明日から! - 行っときましょ!
(終)
インタビューを終えて——————————————————
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
騒音寺さんのファンである私は、憧れの想いと、
間近で見る、長身のNABEさんに、ビビりながらインタビューを開始しました。
うまくインタビューできない部分も多々。
インタビューアーとしては、情けない限りですが、
お読み頂いた通り、
私の言葉数が後半になるにつれ増え(調子にノリ過ぎの反省アリ)
NABEさんにそう仕向けられ、最後、私は笑っていました。
NABEさんの「ライブもさ、最後は笑って帰ってほしいし。」
文字をおこしながら、読み返しながら、何度もここで、胸が熱くなる次第です。
RAG梁川