スペシャルインタビュー モーモールルギャバン|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
モーモールルギャバン | スタジオラグ

スペシャルインタビュー モーモールルギャバン

結成から現在まで多種多様な音楽を取り入れ、独自の消化方法でポップミュージックとして確立させた、京都発のギターレス3ピース・バンド、モーモールルギャバン!カオティックなサウンドとロマンティックな展開の楽曲は話題騒然。2010年メジャーデビューした彼等は、2012年3月21日には待望のニューアルバム『僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ』をリリース!その作品に込められた思いや聴きどころや、なかなか聞く事ができない結成秘話などをメンバー全員にインタビュー。存分にご堪能下さい!

プレゼントのお知らせ
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【バンド『モーモールルギャバン』】

本日はよろしくお願い致します!まず、自己紹介からお願いします!!
ゲイリー・ビッチェ(以下:ゲイリー): ドラム/ヴォーカルのゲイリー・ビッチェでーす!
ユコ・カティ(以下:ユコ): キーボード/ヴォーカルのユコ・カティです!
T-マルガリータ(以下:T様): ベース/コーラスのT-マルガリータです。

半ばヤケクソでやったんです(笑)

2005年にバンド結成とお聞きしていますが、そのきっかけをお聞かせ下さい。
ゲイリー: 私はドラマーとしてずっとやって来たのですけど、ギターやヴォーカルの人に色々言われる事にイイ加減嫌気がさして来まして、「もう自分でバンド始めるー!!」と。その頃、僕達は24・25になる年だったんですけど、そんな年までフラフラと就職もせずに、何とゆーか…ダメな人生を送っている人達を誘って『モーモールルギャバン』を始めました。。
結成当初、ゲイリーさんはギター/ヴォーカルだったようですが、元々はドラムをずっとやっていたのですね?
ゲイリー: そうですね。学生の頃は『キツネの嫁入り』のアキクボさんが昔やってたバンドでドラムを叩いてましたし、『solaris』- 今は『SATORI』というバンド名でやってますけど、そこでも一時期叩いてたんですね。『モーモールルギャバン』を始める直前にはサポートで4つとか5つのバンドを掛け持ちしてたんですよ。でも全部嫌になって…。…自分の才能の壁にぶち当たっちゃったという事もあったんですけど…「ああ俺、ドラムの才能ねぇな…はい!終わりー!!」って(笑)…全部のバンド、辞めちゃいました(笑)
それで『モーモールルギャバン』結成当初はギター/ヴォーカルだった訳ですね。
ゲイリー: そうなんです、「俺、ギタヴォやるぅ!」って。今ここにいるメンバープラス、大学にいたギターとドラムの後輩を誘って5人で初代『モーモールルギャバン』を始めたんです。でもそのあと、後輩二人が就職とかの都合で半年で辞めちゃったんです…。
なるほど、そこでドラム/ヴォーカルへと。非常に大胆な決断をされたのですね。
ゲイリー: …その頃、フロントマンがドラムを叩くという感覚はあまり無かったので、格好良い事を出来る気はしなかったんです。でも、半年ギター/ヴォーカルをやってたらギターにも飽きちゃって(笑)「ドラムも見つからない事だし、俺がドラム/ヴォーカルやるよ!」って(笑)
(笑)実際にやってみていかがでしたか?
ゲイリー: 初ライブはネガポジの山崎さんに「お前すごいな!」ってすっごく誉められて…。それで調子に乗ってたらドンドン崩れていきました(笑)
一同: 爆笑
ゲイリー: やっぱり最初は“ちゃんと歌いつつ”“ちゃんとドラムを叩く”という意識があって、出来ないなりにすごく頑張ったんですよ。でも、その意識がどんどんよく分からなくなっていって…。最初は多分、ビギナーズラックで上手く行っただけだったんでしょうね(笑)
ビギナーズラックだったんですか(笑)
ゲイリー: 未だに山崎さんに言われますもん。「矢島が初めてドラム/ヴォーカルでステージ立った時…。あの感じがまた見たいな…」って(笑)
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(笑) 今のメンバーとの出会いはどのようなものだったんでしょう?
ユコ: 男二人は高校の同級生だったんです。私と矢島君が大学一緒で、『SMMA(サンマ)』っていう同志社の軽音サークルで出会いました。マルは大学は違ったんですけど、サークルは同志社の『SMMA』まで来て…
ゲイリー: 僕、あんまり『SMMA』に友達がいなかったんで「マル、うちのサークルおいでよ」って言って(笑)
T様: 僕も自分の大学で入りたいサークルがなかったんで、入っちゃいました。
大学のサークルだと、大学の垣根を超えて入れますもんね、なるほど。 話は戻りますが、キーボード・トリオという今の形になられてからは長いですね。
ゲイリー: 2007年末からなんで…
ユコ: うわ、すっごい!長いねぇ~。。
ゲイリー: 2007年の12月に「もうお前来んなー!」って3代目のギタリストに言って、そしたら来なくなっちゃいました(笑)
ユコ: ケンカです。ケンカ(笑)
(笑)3代目と仰られましたが、何人かいらっしゃったんですね。
ゲイリー: 初代がイッシーと言って就職で辞めた子、その後ホワイトというギタリストが入って、その次にズーミーというギタリスト入ったんです。そのズーミーが抜けた段階で「もう、うちのバンドにギタリストは入れないんだよ」って事に気付いたんですね(笑)ただギター無しでライブに踏み切るっていう事がまだ出来なかったんですけど、ズーミーが抜けた事によって「じゃあ、ギター無しでライブやってみよっか」って事になって…
ユコ: もう二・三日後とか、とにかく決まっていたライブがすぐだったんです。そこでギターがいなくなっちゃったんで、流石に今からギター探して弾いてもらうっていうのは無理で…。もう「三人でやろっか!」って、半ばヤケクソでやったんです(笑)
ゲイリー: そうそう、半ばヤケクソでやって…。そしたらすごく評判が良かったんです。ネガポジにはずーっとお世話になってるんですけど、そこと大阪の元パラダイス - 現ダイスの二カ所で年末にやったんですけど、二カ所とも好評で「じゃあ、しばらく三人でやってみようか」と。2008年には三人で70本くらいライブやって、2009年は120本くらいやって…
120本も!?
ユコ: やりすぎやったね(笑)
ゲイリー: それで、2010年にメジャーデビューが決まっちゃいました(笑)
(笑)
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